クリエイターヒストリアとは
Game Creators Guild(ゲームクリエイターズギルド)主催。
第6回は、「『戦国無双』シリーズ」「討鬼伝」や「ポケモンマスターズ EX」など、多くの名作に関わったサウンドプロデューサー、中條 謙自さんをゲストにお招きし、クリエイターとしての人生観を語っていただきました!
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タイムマシンがあったら…?
やっぱり契約社員満了のタイミングで放り出されてしまったのは今までで一番悔しい体験…けど、あそこで苦労しなかったら今の立場はないので、あそこで奮闘して良かったですね。
あ!その後光栄(現:コーエーテクモ)に正社員として戻ったじゃないですか。でも、そこで元の古巣に戻るよりは別の会社を経験していた方がもっと違うものも学べたのかな、とは思います。
確かに、それは”if”として面白いかもしれないですね。企業によってカラーは違ってきますから。
僕は、クリエイターが1社で勤め上げるのって、あまりよくないと思うんですよ。仰る通り、会社の社風、作風、やりがいがそれぞれあるので、その手法に染まってしまう。また、会社はヒットタイトルも抱えているので、自分の能力なのか、その作品の力なのか客観的に判断し辛いので、別の所で頑張ってみるのも良いと思います。
なるほど、その考え方は面白いですね。他の会社に行ってみて違いを体感する、それによって吸収できるものや学べるものもありますからね。それでは、本編はそろそろ終了ということもあり、最後に中條さんからみんなにメッセージを送ってほしいと思います!
さっきも言ったのですが、1社に染まらない方が良いと思います!僕は偶然だけど、ゲーム業界以外の業界を体験できたのは良かったと思っています。いくつかの経験を経て自分のスキルを磨いていくことができるので、自分の強い部分、弱い部分をしっかり、客観的に認知できるようになります。
後は、社内だけでなく、社外の同じ立場のクリエイターや他業界の方と交流を持つと良いです。自分の考えを広げることができるので、大切な存在となります。ドルビー社の飲み会の縁を繋いできた結果、独立した今も「中條独立したのー!」と面白がって仕事を任せてくれたり、「今まではライバルだったけどこれからは一緒に仕事ができる!」と喜んでもらえたので、繋がりは本当に大事だと思います。
今日語ってもらった中でも繋がりで受けてきた仕事や体験が沢山あった中條さんが言うからこそ、リアリティのあるメッセージですね。
1人でやれることってたかが知れていると思うんです。時間は有限なので、他の人と交流を持って、教えてもらうって大事だと思います。
お給料をもらいながらトライ&エラーできるってすごく大きい。だから、クリエイター人生最初は組織の中でも良いと思います。受け身でも情報が入ってくるので、自分で全部調べなくても良い。色々学んでいけると思います!
人との繋がりって本当大きいですね。色々な人と交流を持って積極的に自分の世界を広げていきましょう!という感じですかね。
そうですね。後は、飲み会とかの交流も多いので、お酒好きで良かったと思います(笑)。ゲーム業界の技術って他業界でも活きてくると思うので、まだまだやりたい事がいっぱいありますね。例えば日産:ノートの警戒音をバンダイナムコさんが作ったと話を聞いたのですが、いいな〜そういう仕事、ATTIC.INCもやりたい!と思いましたね。
もっともっと世界が広がっていきますね。それでは本編パートはこれで終了したいと思います!長い間ありがとうございました。
ありがとうございました!
アフタートーク
ビールに合うゲームの続き、クリエイターとして意識していることなどなど…
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