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就活戦略2022『就活にUX!? これからの就活に必要な”UXの知識”を教えます!』【イベントレポ】

1/18開催!「就活にUX!? これからの就活に必要な”UXの知識”を教えます!」

イベントの詳細はこちらから!

GCG開催UXシリーズ第3弾、今回は甲子園を意識していた前回までとは違い、次なるイベント、就活を意識した講座となっております!今年こそ就活本番です!という方も、まだもう少しあるけど気になるよ!という方ももう就活終わっちゃったよ!という方でも今後の仕事を考える上での参考にできると思うので、是非読んでみてください。

また、今回のイベントは1部、2部構成で日程も1ヶ月ほど間が空くので、第2部のトークセッションの方はまだ申し込み受付中です!興味ある方は今回の記事を読んで、予習バッチリな状態で参加してください!(こちらのイベントの詳細・申込はこちらから)

UX関連イベントは、引き続き株式会社B.C.Members代表・西田悠貴氏を講師にお招きし開催していく見込みでいます。

ありっさ
ありっさ
ついに就活イベントが出てきましたね…!就活とUX、どう織り交ぜていくのでしょうか?お馴染みとなってきましたが、今回のUXイベントも私がレポしていきたいと思います!

UXを就活にどう活かすか

GCG x B.C. Membersで開催してきたUXイベントに参加されてきた方には既に周知の提言だと思いますが、今回が初めての方に向けて簡単におさらい!UXを考える上では「理想」が非常に重要になってきます!例えばB.C. Members社ではみんなの求める「ものづくり」が日本から生まれる時代を理想と掲げ様々なイベントや事業を展開しています。

UXとは、簡単に言い直すと、「ユーザーが体験し、認識した事。その経験そのもの」となります。今回のイベントでは、そのUXを就活に当てはめて考えてみよう、という趣旨となっております。今回は第1部、UXを如何に就活に活用できるか提案する講義形式のイベントとなります。

さて、UXですが、さっきの文を読むと、UXとはアプリ等に関連するワードなのでは?と疑問に思いますよね。アプリと就活はかなり特殊な状況下でないと、関連性はなさそうだし、どういう事?

西田さんはその疑問に対して、就活にもユーザーが存在する、と答えます。そのユーザーとはズバリ、企業!

この問いを紐解いていく事によって、就活の勝機に繋がります!

以下がB.C.Members社が実際に利用しているUX設計のフェーズになります:

これをもう少し詳しく分解すると、
サービスの方針を決める→ユーザーや競合の調査を行なう→サービスのモックアップを作る・テストする
…となります。これを就活的な言葉で言い換えると以下のように考えられます:

どうでしょう?馴染みのある言葉が並びましたね。
今回の講座では、UX設計フェーズの中でも一番上にある、理想の自分の姿を思い浮かべる事に注力していきたいと思います!

頭ではなんとなく理解できたと思いますが、これを更に自分の考えとして落とし込む為に、就活生代表兼GCGインターンの大谷くんに実際にこの思考法を試してもらいながら、なりたい自分・なりたい職業という就活・仕事に対する理想を導き出してもらおうと思います

方針フェーズは:理想設計→導線設計→規則抽出→重要評価指標策定
…と分解できます。一つ一つ順を追って、説明していきたいと思います。

ありっさ
ありっさ
うーん…なんとなく理解できたような気はするけど、難しい言葉がいっぱい並んでいますね…。大谷くんのワークを見ながら落とし込んでいきましょう!

理想設計

「なりたい自分のイメージを掴む」
その為には…クリエイティブシンキング。広がる思考法、と解釈するとイメージしやすいです。

早速大谷くんのマインドマップを見ていきましょう!「やりたい事・やるべき事」というキーワードから関連づけられる言葉を、沢山書いていきます。上記のキーワードに触発されて頭に浮かんだ事は全部書いていきましょう。抽象的なものでも大丈夫です!

大谷くんのやりたい事マップを見ていくと、「麻枝准さんと仕事してみたい」というかなり具体的なものから「わくわくしたい」等の割と抽象的なものまで色々含まれています。このように、浮かんできた事ならなんでも良いので、あまり選別せず、なるべく書く方に集中してみましょう!

ありっさ
ありっさ
私は何をしたいかなぁ…。クリエイターの応援をしたい!とかホテル巡りしたい!とかですかね。

「なぜそう思ったのか?」
マインドマップ作りに満足したら…ロジカルシンキング。理由をつけていく思考法、と解釈するとイメージしやすいです。

ここの段階でも、先程と同様、やりたいと思ったことに対しての理由を考えてもらいたいと思います!「これ書く意味あるの?」と思うこともあるかもしれないですが、とりあえず書いてみましょう!空想の様に聞こえる夢でも、自分でも既に認知している特徴(音楽が好きだから、ピアノを弾ける様になりたい等)も情報として書き出すことによって、視覚的に要素が紐付き、別の要素に繋がって、ちょっと違う、斬新なアイデアに繋がることもあります。

 

西田氏

大谷さんここに「ギター弾ける様になりたい」って書いてあるよね。理由は、音楽が好きだから。で、一個下見ると自分の想いを伝える手段として音楽を捉えている事が分かる。そこで、「思いを伝えたい」という目的が一致しているから、例えば「物語を作りたい」とも繋がる。全部繋がっている。

大谷氏

これをやっている時に思ったのが、僕、色々やりたいことがあるのですが、今までどうしてそんなに沢山あるのか分からなかったんです。でも、たくさん書き出していく中で「ああ、これとこれは繋がっているのだな」と本当は何がしたいのかを考える参考になりました!

「大事だと思うキーワードを抽出」
書き出した大量の情報の中から大事だと思う単語や文章を選び出す…システムシンキング。今までの思考を纏める思考法、と解釈するとイメージしやすいです。

大谷氏

僕は書き出してた中で、よく出てくる単語や「ああ、これが好きだな」とか「なるほど」と納得できる言葉を中心に選びました!

 

 

西田氏

そうですね。大谷さんは「ワクワク」という単語をよく使いますね。あとは「思いを伝える」という言葉も。そして、この様にキーワードを選び取る…というか、浮かび上がってくるワードがきっとあるので、集まった言葉を組み合わせて理想文を作る。最初は意味が通らなくても大丈夫!繋げてみようとすることが大事です。

大谷さん、どうなりました?

大谷氏

仲間と様々な人の思い(夢)を伝え、誰もが夢を目指せる環境を作りたい」となりました!

この理想文があると、企業の人は学生を雇うか検討する際に非常に有用な参考とします。実績を羅列するだけよりは、理想文とセットで伝えてもらうと、なんでその実績を積んできたのか、という理由付が理解しやすく「この人こういうことやりたいんだ!なるほどね!じゃあウチだとあれができるかな?」と入社した後にどんな仕事を任せられるのか想定がしやすいので、戦略的に就活を行うことが可能になります!

ありっさ
ありっさ
この思考方を私も実践してみると、ホテル巡りしたい!→旅行やホテルが提供できる世界観に浸りたい!→世界観を作る人(クリエイター)を応援したい!→キーワード:応援→時間短縮のため色々端折る→「クリエイターの作り出す世界観を味わい、広めたり伝えたり…編集をしたい!」という感じですね!確かにバラバラだった思考が繋がりやすい!

導線設計

「なりたい自分にはどうやってなれる?」を考える思考フェーズ。

就活生のほとんどは現在理想が直接繋がっていません。もし仮に繋がっている場合は、就活をするよりは、起業しちゃった方が目標達成への近道となります。繋がっている人は企業を視野に入れちゃいましょう!それ以外の人はこのギャップを埋める為に考えましょう。

大谷氏

僕は、理想にたどり着くために、今の自分に必要なことや理想の状態に近い会社を探そうと思いました。

西田氏

なるほど。こういった要素がないと、理想には到達できないと大谷さんは考えたのですね。あ、1つ言いたいのが、多分皆さんが考えている就活の目標は「内定」なのですね。でも、忘れないで欲しいのが、内定はまだまだ理想への中間地点です。その後が大事で、如何に内定を理想に繋げるかが、就活戦略では大事になってきます。

大谷さん、聞きたいのだけど、なぜ「色々な人に取材をする」必要があると思ったのですか?

大谷氏

色々な人の夢に触れたい、一緒に夢を目指せる仲間と出会いたいと思ったので、その為には色々な人の話を聞いていくのが大事だと思いました。あ、あと実はこれ作っている時、上から内定までは上から埋めていったのですが、その後は下から逆算して考えたので、どちらかでもいけると思いました!

 

西田氏

なるほどなるほど。それでは内定までは上から、そこから下は理想から逆走して考えたのですね。内定をしただけではまだ理想にたどり着かない、その後もこういう仕事がしたいのだよね、と考えることが大事です。実際やってみると違ってくる可能性もありますが、学生の内からここまでイメージできている人は少ないので、考えを深められると必ずチートになります。

重要評価指定

(「規則抽出」は少し変わった思考法なので、一旦飛ばします)

これまで沢山考えてきたと思いますが、書き出してきたものの中から数値化できそうなもの…積み上げられそうなものを取り出してみましょう。

以下、大谷さんのワークになります:

西田氏

ここのセクションは割とスイスイできていましたね!

大谷氏

そうですね、上の方でみっちり考えたので、ここの部分は結構スパスパできました。

 

西田氏

はい。この中で一番大事だと思う指標を1つあげるということで、大谷さんは「関わった企画の数」と書いていますが、これにはどういう理由があるのですか?

大谷氏

どの項目も大切だとは思ったのですが、企画の中にプロデュースの経験や仕事をする仲間の数も含まれると思うので、企画数がベストだと思いました。

 

西田氏

なるほど。ここまでくると、自分がしたいことや、自分ってこういう人間だよね、という事が分かってくるので、重要な指標がどれなのか割とスパッと出てくるという事ですね。そこで、この企画数を増やす為にどういった会社に行こうかな、と考えたり、今からもう企画数を増やす為にできそうな事を考える、ということもできるわけですね。「友達の企画にも関わっていこう!」等、今の過ごし方の方向性を定められるようになります。

ありっさ
ありっさ
「関わった企画の数」というのは良いですね〜。それが仲間探しにも当てはまると考えるあたり、大谷くんの思考が深い所で繋がってきていますね!また、ここで重要と定めたことから今、どの方向に向かえば良いかわかるのは、将来が不安な最近の状況下では特に心強いですね!

番外編:規則抽出

「関わる会社にはどんな決まりごとがある?」

今までの思考法で既に就活に関しては、ほぼ包括できているのですが、規則抽出は仕事をしていく上で大事な思考法になっていくので、紹介したいと思います。

「八方よし」という考え方に基づいて、会社に関わる様々な人の視点から仕事について考えてみましょう。結構時間のかかるワークなのですが、これをやると会社というものは色々な人の尽力の元で成り立っていることを意識できます。

大谷くんがこちらのワークにもトライしてくれたので、以下を参考にしながら、時間のある方は取り組んでみてください!

まとめ

ここまでバシッ!と答えてきてくれた大谷くんですが、実はこのワークを始めた時、彼は「何をしたら良いのか分からない!何を書けば良いのですか!」と叫んでいたのですが、頑張って書いてみた結果、今は上記のようにきちんと自分の考えを話せていますね。

理想が決まると、その下のものは自動的に決まっていくので、是非、自分の理想を考えることから始めてみてください!

次の第2部は就活チート・トークセッションとなりますので、なりたい自分をイメージした後に「じゃあどういう風に実行していけば良いのだろう」「理想に近づく為の方法はどうすればよいのだろう」という手段をご紹介していくので、ワークを一通りご自身でもしてみた後に参加された方が、より学びが深まると思います。

 

西田氏

就活にはユーザーがいる。ユーザーは、就活をどう使おうか考えている、ということになりますね。トークセッションではユーザーの本音を引きずり出しちゃおう!という趣旨のイベントなので楽しみにしていてください〜!

 

ありっさ
ありっさ
ちょっと重いワークも所々交じっているのですが、就活のため、自己理解のため、今後のキャリアのためにきっと役立つ思考法なので、UX x 就活、是非試してみてほしいです!万全の状態でトークイベントに臨みましょう!

次のUXイベント、「就活戦略2022 ~就職活動”チート”トークセッション~」にも是非ご参加を!

冒頭でも触れましたが、2/17に第4回となるイベントを開催します!

第4回のテーマは、

「就活戦略2022 ~就職活動”チート”トークセッション~」

となっております。

参加申し込み受付中ですのでぜひ申し込んでくださいね!

▼次回参加申し込みはバナーをクリック!
就活戦略2022後編  ~就活にUX!? これからの就活に必要な”UXの知識”教えます!~

登壇者紹介

西田 悠貴 氏
株式会社B.C.Members 代表
HCD-Net認定スペシャリスト

大学卒業後、UIデザインを中心に手掛ける株式会社B.C.Membersを立ち上げ、自身もインタラクションデザインを中心に多数の案件に携わる。
同社でUIデザインを作り続けるうちに、「どんなにUIデザインが綺麗でも、UX設計なくしてプロダクトの成功はない」とUX設計の重要性を強く感じ始め、UXそのものの研究とUX設計事業を開始。
現在はそのUX設計ノウハウを用いた教育にも様々携わり、特に学生およびスタートアップ関係者に対し「UX設計の重要性」を伝える活動を行っている。

大谷 真太郎

東京工科大学 メディア学部 3年

福島県出身。地元では、高校生向けのコミュニティーカフェの活動に関わると共に、大学ではメディア学について勉強しています。特に、デバイスを通して人にどう伝えるのかを研究しています。
将来は、コンテンツ企画や最後には宇宙開発に取り組みたいと思っています。そのため、マーケティングやイベント企画など日々新しいことに挑戦し続けています。

イベントは比較的オンライン、ディスコード上で開催される事が多いので、今後のイベントに興味がある方は以下のバナーより、Discordコミュニティへのご参加をお願いします!

 

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