『古今東西おきつね物語』インタビュー
今回は、「ちゃおちゃお亭」のばやちゃおさんに『古今東西おきつね物語』についてお聞きしました。イラストのかわいさにすぐにインタビューを申し込んだところ、ぱやちゃおさんからも快諾をいただきました。作品の隅々までかわいらしさが詰め込まれた本作の制作についてご覧ください。
『古今東西おきつね物語』について
主人公の九尾の狐コハクがイタズラに封印を解いてしまった悪霊を捕まえるべく様々な姿に変化しながら立て続けに起こる異変を解決し成長していく和風アクションRPG!
イタズラぎつねとして悪名高く都の住民からは拒絶されているコハク。
そんな彼、彼女(コハクは性別不詳です!)はなすびヶ原の都を救い無事平和が訪れるのでしょうか…
このゲームの特徴
カワイイだけじゃない!考察の捗るシナリオ
20匹を超える登場キャラクターと個性豊かなボイス音声
ファンタジーな世界観を盛り上げるああああ氏によるサウンドトラック
ゲーム制作者ばやちゃおの手掛ける手描き美麗グラフィック
初心者向けのアクションRPG
(高難易度アクションやゲーム性よりも演出やキャラクターの会話で楽しめる方向きです!)
*キーボード・ゲームパッドの両方に対応、設定可能です。
*ゲームの著作物を利用した動画、静止画投稿につきましては、個人・企業や収益化の有無を問わずエンドロールまで行っていただけます。
*本作はSteamオーバーレイはご利用いただけません。代わりにPrint Screenからスクリーンショットが撮影できます。撮影した写真はSteamのライブラリから、「古今東西おきつね物語」の「管理」→「ローカルファイルを閲覧」→「www」→「Okitsune_capture」から閲覧可能です。
■会社(開発チーム)について
●チームの紹介をお願いします。
サークル名「ちゃおちゃお亭」の主に企画・開発を担当しましたばやちゃおです。
●チームは何人くらいですか、また、どのようにして集まったのでしょうか。
「ちゃおちゃお亭」としてのチームでの制作というよりかは、助けて欲しい部分や声優さんなど私の方から協力を要請させていただき、計25名ほど携わっていただきました。また、CAMPFIREcommunity(https://community.camp-fire.jp/projects/view/429355 )にてご支援者様にも非常に助けられました。
■開発について
●『古今東西おきつね物語』開発のきっかけについておしえてください
アニメーションや漫画、イラストなど何でも挑戦してみたいという気持ちがありゲームもそのうちの一つでした。以前フリーゲームを制作した経験もあり、時間をかけて丹精込めた1本のゲームを作ってみたいという考えに至りました。
●開発で苦労されたところは?
バグの修正です!制作は楽しいので、もはやこれに振り回されてました(笑)中には手に負えないような謎の挙動まで多岐にわたり、もちろん原因を突き止めた上で全て修正してきたのですが、私はプログラマーとかではないのでなにか見つかる度に解決できるか不安でした。
●完成までどのくらいの期間を想定していましたか?
2021年から開発を始め、完成までは1年半を想定していました。
●実際にかかった期間はどうでしょう?
少し伸びておよそ2年ですね!プライベートがとても忙しくなってしまい長引いてしまいました。
●ゲームエンジンは使っていますか?
RPGツクールMVです。本作はアクションRPGということで本来アクションゲームを作るものでは無いのですが、なんとかそれっぽいシステムを組み込みました。
■ゲームについて
●本作のおすすめのポイントを教えてください。
おすすめポイントはなんと言ってもキャラクターと世界観です。個性豊かな20匹を超えるもふもふなキャラクターがボイス付きで登場します。ストーリーと世界観を楽しみながらのんびり散策すればクリア出来るゲームなので少しでもキャラクターに惹かれた方はぜひ遊んでいただきたいです!
●イラストがかわいらしいですね。
イラストが本職なので、マップチップ含めビジュアル面はがんばりました!
●サウンドにも力を入れている様子ですね。
サウンドは作曲家のああああさんにご担当いただきました。ゲームの企画段階で実際にお会いする機会がありその際お話させていただきまして、長きに渡り全14曲を収録頂きました。世界観ぴったりの可愛らしい楽曲で本作の世界観が彩られ、納品時はとてつもなくテンションが上がったのを憶えてます!
●本作の今後について教えてください。(セールやアップデートなどがあれば)
現時点では中国語版の対応を予定しております。
また、いずれコンシューマー向けに移植できたらなぁ…と薄々考えておりますが、まだ未定です。
■最後に
●この記事をご覧の開発者や学生の皆さんに一言お願いします。
本作は大学生の頃に開発をはじめました。学生生活は個人制作に打ち込みすぎてうやむやなこともあったのですが、そのおかげで今があると思うこともあります。
インディーゲーム開発となると様々な技術が必要となってくると思いますので進んで沢山ものを作って色々なことに挑戦し知見を深めることな大事かなと思います。
●ありがとうございました。
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