懐かしい感じがするアクションパズル『チャカ王の迷宮』インタビュー!会社の副業OKで開発を決断したエピソードも紹介

『チャカ王の迷宮』インタビュー

2Dアクションパズルゲームは数こそ少ないものの、多くのゲームファンを虜にする印象深い作品があります。『バベルの塔』や、インタビューにも登場する『ソロモンの鍵』など…皆さんにも思い出の作品があるのではないでしょうか。今回は、『ソロモンの鍵』にインスピレーションを受けて、せきやdnさんが開発した『チャカ王の迷宮』をご紹介します。さっそく見ていきましょう。『チャカ王の迷宮は』Steam、ニンテンドースイッチで発売中です。

『チャカ王の迷宮』について

■ストーリー
かつて地上から忽然と姿を消したチャカ王国。その謎を解明するため、
迷宮に挑むテンリャク姉妹のお話です。
■ゲームについて
プレイヤーは妹のトキコを操作して、チャカ王の迷宮に挑みます。

姉のアキラのアドバイスを聞きながら、
トキコを操作し、
ブロックをあちこち動かして、
部屋を攻略していくアクションパズルです。

迷宮の中には50を超える部屋が存在し、
かつてのチャカ王国のことを知るための、
重要なお宝が点在しています。

すべての部屋を攻略&お宝を回収し、
チャカ王の迷宮マスターを目指しましょう。

■開発について

●『チャカ王の迷宮』開発のきっかけについておしえてください

まず2Dアクションパズルを1つは作りたい、という思いがありました。
小さいころに遊んだ「ソロモンの鍵」や「アドベンチャーズオブロロ」が好きだったので……。
そんなとき、本業の会社が働き方改革で副業OKになり、自分の目標であった「作ったゲームを世に出す」をもう一度頑張ってみよう!と思ったのがきっかけです。
働き方改革はどうあれ、遅かれ早かれ作っていたとは思うのですが、副業OKが後押しをしてくれたと思います。

 

 

●開発チームは何人くらいでしたか

翻訳以外はすべて1人です。

 

 

●また、どのようにして集まったのでしょうか

1人です!

 

 

●開発で苦労されたところは?

本業の仕事の後の開発、どうしても夜の作業になるので、キリがよいところまで頑張っていると、睡眠不足になるのが大変でした。
デバッグも誰もしてくれないので(お願いできないので)そこも大変でした。

 

 

●ゲームエンジンは使っていますか?

Unity使ってます!
Unity無かったら少なくともスイッチ版を出せてないので感謝です。

 

 

■ゲームについて

●Steam版とスイッチ版の違いについて教えてください。

Steam版はSteamランチャーの言語設定に従って、言語が切り替わります。
対してスイッチ版はゲーム内で言語切り替えが可能です。それと部屋移動時の演出が少しだけ違います。
また、実はスイッチ版の方が少しだけ、一部の部屋が簡単になっています。

 

●本作の気に入っている箇所を教えてください

パズルが解けなくてもゴリ押しすれば攻略できる部屋があります。
パズル系はドツボにハマるとまったく進めなくなる場合もあるので、アクションで手助けしてくれるようなバランスにわざとしました。
人に認めてもらえるかどうかはさておき、このバランスは自分で気に入っています。

 

●テンリャク姉妹がかわいいですね。

ありがとうございます!
僕自身、一人っ子なのですが、こんな姉妹がいたらいいな視点で考えました。
姉妹をもっと推せと言われるので、なんか考えておきます……。

 

●海外展開で苦労された点を教えてください。

自分の作り方が悪かったのですが、
Unityエディター内で翻訳文章を手作業で置き換える部分がそこそこあり、
それの作業とチェックが大変でした。
翻訳者の皆さんはとても協力的で、大変助かりました。

 

●本作の今後について教えてください(セールやアップデートなどがあれば)

欧州スペイン語の翻訳が完了しているので、夏ごろにはSteam版、スイッチ版、両方にアプデをしたいと思います。
イタリア語、広東語も準備されつつあるので、タイミングが合えば一緒にアプデしたいです。セールは季節ものには乗っかって、あとはきまぐれでしていきます!

ぜひウィッシュリストやお気に入りに入れておいていただけると嬉しいです。

 

■会社(チーム)について

●チームの紹介をお願いします

Studio Dragonet(スタジオドラゴネット)という名称を使って、
1人でゲーム開発を行っています。
人が増えることは無いと思いますたぶん……。

 

●この記事をご覧の開発者や学生の皆さんに一言お願いします

一本出しただけなので、偉そうなことは言えませんが……。
皆さんも作りたいジャンルのゲーム、ぜひ開発して世に出して、楽しませてください!

 

●ありがとうございました。

 

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