『マチョリウム -Muscle Aquarium Simulator-』インタビュー
今回は、「NEOLAVI」の皆さんに『マチョリウム -Muscle Aquarium Simulator-』についてお聞きしました。
『マチョリウム -Muscle Aquarium Simulator-』について
マチョリウム -Muscle Aquarium Simulator-は、ゆっくりと癒されながら楽しむことのできる放置型&サンドボックスゲームです。
小さくてかわいい観賞用マッチョから生成されるポイントを使って様々なアイテムを解放し、理想のマッチョアクアリウム「マチョリウム」を作りましょう。
- マッチョを水槽に入れるとマッチョポイントが毎秒発生します。
- 大好物のプロテインを与えると、追加でポイントが発生します。
- お気に入りのマッチョはショップで強化して、ポイントの生成率を上げましょう。
- 貯まったポイントを使用してショップで水槽を彩るアイテムを解放することができます。
- 岩や流木、水草、オブジェなどの開放したアイテム達で自由に水槽の中をレイアウトし、マッチョたちに快適な飼育環境を作ってあげましょう。
- ピクチャインピクチャ機能で作業中もお気に入りのマチョリウムを眺めることができます。
- 自分好みにカスタマイズしたマチョリウムを眺めてゆっくりマッチョ達と過ごす時間は、きっと貴方に癒しを与えてくれるでしょう。
開発チームについて
──チームの紹介をお願いします。
私たちは「NEOLAVI」という名前で活動している、社内インディチームです。
──チームは何人くらいですか。
主に3人で活動しています。
──また、どのようにして集まったのでしょうか。
社内インディゲームチームの計画が立ち上がった際に招集されたメンバーで構成されています。
──ゲーム業界の経験はありますか?
私たちはゲーム会社内のインディチームとして活動しており、運営や開発の両方で経験を持つメンバーが選出されています。
開発について
──『マチョリウム』開発のきっかけについておしえてください。
元々「マッチョスピナー」や、「筋肉すくい」といったマッチョをモチーフとしたゲームを制作しており、次のマッチョシリーズは何を制作するか…と企画を練っていました。
今回の企画担当がアクアリウム制作とクリッカー放置要素を組み合わせたゲームを制作したいと考えており、そこにマッチョを加えました。
──開発で苦労されたところは?
快適に操作できるかのユーザービリティの微調整です。開発の最初から最後までテストプレイを重ねながら調整しています。
リリース後も、改善を重ねています。
──完成までどのくらいの期間を想定していましたか?
2か月を想定していました。
──実際にかかった期間はどうでしょう?
4か月です。Steamストア公開時にありがたいことに、SNSを中心に注目していただけたので、開発時間を延長して制作することができました。
──ゲームエンジンは使っていますか?
Unityを使用しています。
ゲームについて
──本作のおすすめのポイントを教えてください。
本作『マチョリウム』は、シンプルなシステムでカジュアルに楽しめる放置とサンドボックス要素が魅力のゲームです。
マッチョは水槽の中で泳いだり筋トレしたりと様々な動きを見せてくれます。
お気に入りの水槽を作り、マッチョ達の様子を眺めてリラックスできます。
ピクチャインピクチャ機能で作成した水槽を眺めながら、作業や他のゲームを遊べるので、気軽に起動してデスクトップに置いて楽しむことができます。
──餌を入れると寄って来るのがいいですね。
ありがとうございます。かわいいですよね。
──これまでもマッチョが登場するゲームを作っていますが、マッチョをテーマにしているのはなぜでしょう。
「マッチョ」という言葉の響きや肉体美による圧倒的な存在感、さらに活躍中の芸人さんやインフルエンサーの影響で、世間からの注目度も高く、マッチョには非常に高いコンテンツ力があると感じています。
実際、「マッチョスピナー」がSNSでバズったことをきっかけに、マッチョシリーズとしていくつかの作品を制作してみようという方向性になりました。
──本作の今後について教えてください。(セールやアップデートなどがあれば)
今後も定期的にセールを開催予定ですので、ぜひチェックしてみてください。
また、他プラットフォームへの移植の検討を行っています。
最後に
──この記事をご覧の開発者や学生の皆さんに一言お願いします。
「マチョリウム」を生み出すことができたのは、マッチョを題材にした最初のゲーム「マッチョスピナー」の公開をしたときに手ごたえのある反応を得られたからです。
もちろん、バズるようにとマッチョという受けの良さそうな題材を選んで企画を行い制作を進めました。
しかし、自分たちがそう思っていても実際に世に出したときにどうなるかは全く分からなかったです。
もし、今作っているゲームをどこにも出していないのであれば、とにかく多くの人に見てもらえる場所に公開して多くの反応を得る
というのを目標にしてみましょう。
ゲームというものはプレイしてもらうことが一番大切です。そのためにはまず知ってもらう必要があります。
反応が少なければ、どうすればもっと反応をもらえるか等考えて行動するうちに、作っているものが良いものになっているはずです。
特に学生の皆さんは見てもらうことを恐れず、多くの人に見てもらうように行動していきましょう。
学生だからこそ得られる機会も多くあります。その機会を逃さずチャンスととらえてどんどん自分と自分のゲームをアピールしていきましょう!
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