クリエイター自身の経験がゲームになった『7 Days to End with You』インタビュー! 旅行での出会いがゲームに。

『7 Days to End with You』インタビュー

2022年2月にリリースされた『7 Days to End with You』のインタビューをお届けします。自分がまったく知らない言葉を理解しようとするとき、必要なものは何でしょう?頭の良さでしょうか?それとも観察力や洞察力でしょうか?それらも大切かもしれませんが、コミュニケーションに必要なのは人の熱意ではないでしょうか。そんな気づきがこのゲームを生み出しました。インタビューを見ていきましょう。

『7 Days to End with You』について

このゲームは、言語を推理して、物語を読み解く全く新しいジャンルのパズル&ノベルゲームです
物語はたった7日の短い物語です
物語は7日で終わりを迎えます
早ければ5分以内に観測することができる短い物語です
その短い物語を、貴方の手で解読してみてください
パズルのように、1ピースづつ推理してみてください
貴方は、この物語の観測者です
貴方は、その人の言葉を翻訳して、その物語を観測してください
貴方は言葉の意味を、自由に感じ取ることが出来ます
この二人の関係は貴方が感じた言葉によって構成されます
この二人の物語は貴方が感じた言葉によって構成されます
その二人の世界は、貴方の理解によって、平凡で短い物語や奇妙で長い物語になるかもしれません
あるいはその二つが同時に存在していても何ら不思議ではありません
この物語は、貴方の解釈で完成されます。
貴方が感じ、受け取った全ての物語は、全て正しいでしょう。
貴方が観測するまでは、あらゆる物語が同時に発生しても何もおかしくありません
ー遊び方ー
貴方は言葉に意味を登録することができます
配置されているオブジェクトを触り、言語を認識してください
また、その人とコミュニケーションを取って、その人が何を言っているか、判断してみてください
貴方の選択によって、物語の結末も変わるかもしれません
一度では理解出来なくても、貴方には物語を何度も繰り返すチャンスがあります
少しづつ、理解して見てください

■開発について

●『7 Days to End with You』開発のきっかけについておしえてください

私は学生の頃、オートバイでバックパッカーの様な事をしていました。
その時、小樽行きのフェリーで海外の方と仲良くなったのですが、その方の使用言語は英語でした。
当時私は英語が非常に苦手で、海外の方と1:1で会話をした経験も皆無に等しい状態でした。
しかし、何とかコミュニケーションを取りたいと思い頑張った結果、フェリーが目的地に着く頃には何とか会話のようなものを行う事ができていました。
その時、コミュニケーションに必要なのはツールの練度ではなく熱量なのではと思うようになりました。
また、知らない言語に対して向き合う楽しさも理解できました。
(その後、英語の成績が上向いたかというとそうではないのですが…笑)

以後、知らない言語に対して向かい合うゲームがあれば面白いのに、と夢想しておりました。
それから約10年後に、ゲームを製作している環境に立ちましたので、ずっと心の隅にある企画を頑張って作ろうと思い制作致しました。

 

●開発チームは何人くらいでしたか

開発は1人で行っています。SEやBGMなどは著作権フリーの素材を使用させて頂いています。
それ以外は1人で作業を行っております。

 

●開発で苦労されたところは?

開発は全て1人の為、ゲームのボリュームが少なくても作業量が膨大になるところです。
また、本ゲームでは類似のゲームが殆ど存在しない為、どの様に形にするか仕様を決める段階で非常に難航しました。
特に、限られた単語でストーリーを自由に考察して感じとってもらう事が、本当に可能なのだろうか?と常に不安になりながら開発に取り組んでいました。笑
米メリーランド大学の研究結果らしいのですが、男性が1日に使用する単語は平均7000語、女性の場合は平均20000語あるそうです。
本ゲームの単語数は130に満たない単語数で構成されていますので、このハードルが少し伝わればと思います。
勿論、ボリュームを増やして単語数を増やすことも出来ましたが、そうすると自由に考察する幅が狭まってしまう可能性がありました。
また、翻訳の作業量が増えると中盤から退屈に感じてしまう可能性もあったので、現在の単語数となっております。

●ゲームエンジンは使っていますか?
Unityを使用しています。

■ゲームについて

●本作のおすすめのポイントを教えてください

今までにないゲーム体験がお勧めのポイントです。
また、ゲーム冒頭にも書かせて頂いておりますが、本ゲームは正解のないゲームです。
その為、謎解き、考察にある程度幅があります。クリア後、誰かの考察を見聞きするのも楽しいと思います。

 

●最初戸惑ったユーザーも多かったのでは?

非常に多かったと思います。ゲームをリリースした時は、ここまで評価して頂けるとは思っていませんでした。
誰かにの趣味に刺さったら良いな、ぐらいの温度感でした。
しかし、私の想像以上に未知の言語、というテーマに興味を持ってくださる方々が多く、ここまで評価して頂けたのではと思います。
手に取っていただいたユーザー様には感謝しかありません。

 

●序盤攻略のヒントを教えてください。

具体的なことを言ってしまうとネタバレや本ゲームのコンセプトと反してしまうので難しいのですが…
しいて言うなら、間違っていてもいいので何か入力していくと良いかもしれません。

 

●本作の今後について教えてください(セールやアップデートなどがあれば)

不具合などの修正アップデートを随時行う予定です。
内容の追加に関しましては、現状では検討しておりませんが、今後何かのタイミングで行う可能性もあります。

また、現在リリースしているプラットフォームでのセールは現状考えておりません。
元々の値段が安いので、お気軽に手に取っていただければ嬉しいです。

■会社(チーム)について

●チームの紹介をお願いします

1人で製作しております。
元々モバイル向けのみを考えておりましたが、本作を機にPCでもリリースできるゲームを製作していく方針に転換しました。
今後も定期的にゲームをリリースして参りますので、もし気になるタイトルがあれば手に取っていただけますと嬉しいです。

 

●この記事をご覧の開発者や学生の皆さんに一言お願いします

開発者の皆様に
様々な開発者の方のゲームを遊ばせて頂いております。
常に楽しい経験で、一作プレイする度に私の人生がより豊かになったと感じます。
今までも、そしてこれからも有難うございます。

学生の皆様に
学生の方に向けて、と言うよりはゲーム制作をしたい、もしくはそれを越えて生業にしたい学生の方に向けたメッセージにはなってしまいますが…
ゲーム制作に役立つことは、プログラミングの技術やデザインの技術等、ゲームを製作する直接的な技術が当然挙げられると思います。
それらも勿論かなり重要です。
ですが、日常で培った人生経験も沢山役立ってくれると思います。
特に学生の期間は感受性も高く、経験するチャンスも多いと思いますので、是非色々な事に挑戦してみても良いと思います。

●ありがとうございました。

 

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※現役ゲームクリエイターやゲーム企業を目指す学生が約5500人参加しています。(2022年12月現在)

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