【ゲームクリエイター甲子園】月間賞受賞者インタビュー
ゲームクリエイター甲子園への応募作品の中で、月ごとに最も注目・応援された作品の制作者にインタビューする本企画。
今回は、8月応援賞を受賞したホラーゲーム「赤のレクイエム」を制作した、高校生クリエイターにインタビュー!
狂気な彼女から逃げながら、夜の学校からの脱出を目指す「ホラー系脱出ゲーム」はどのようにして生まれたのでしょうか?
▼「赤のレクイエム」の詳細はこちら!
▼ゲームクリエイター甲子園とは?
開発について
●今日はよろしくお願いします。まずは自己紹介をお願いします。
シロといいます。よろしくお願いします。ゲームを作り始めたのは中3の終わりごろで、はじめは本格的に作っていなかったんですけど段々時間をかけて開発をやっていくようになりました。今は高校2年で勉強とゲーム制作を両立しています。
●ホラーゲームを選んだのはどういった理由からでしょうか、また開発で大変だったことを教えてください
中学3年からゲーム開発を始めたんですけど、最初はエンジンに慣れるような作業なども多かったので『赤のレクイエム』がはじめての作品です。
ゲーム開発について調べていると、脱出ゲームがゲーム入門に向いていると聞いたので、チャレンジしました。
ホラーは普段読んだり聞いたりした小説や音楽から影響を受けてつくりはじめました。「夜に駆ける」は音楽を聴いて、小説も読んだんですけど世界観がすごくいいなって思っています。漫画や他のことも色々取り入れたりしているので、何かの影響を受けていると思います。
開発については、影響を受けたものは多かったのですが自分のゲームを客観的に見るように心がけて何回も修正をしました。完成までに長く時間がかかってしまい、バグチェックやテストも一人でやったので時間がかかりました。勉強やテストもあったりちょっと開発から離れたりもして途切れたので、『赤のレクイエム』は1年くらいかかりました。
●制作に協力いただいた方はどうやって探したのでしょう?
サウンドやイラストは他の人に頼んで作りました。
ゲーム開発はお金がかかるので絵はフリー素材も入れたりして工夫し、どうしても必要で世界観にあったものはお小遣いや貯めたお年玉を使ってココナラなどでイラストレーターを募集しました。音楽はTwitterで投稿していたら協力してくれる人からメッセージをいただいてお願いしました。スタート画面のアニメーションも制作をお願いしました。
甲子園について
●甲子園に参加したきっかけや月間賞の受賞について教えてください
去年も甲子園を見ていて、参加したいと思っていたのですがまだ参加できるようなゲームを作っていなかったので、来年参加しようと
思っていました。
はじめてのゲームで授賞できたのはうれしかったし、評価してもらえてすごく誇りに思えました。ゲーム制作は一人でやっていると大変で時間もかかるのですが、評価してもらえて報われたなと思いました。
●自分のゲームを知ってもらうために取り組んだことは?
Twitterをやっていましたが、自分のゲームを見てもらうのも大変で、自分でできるPRって限られているんだなと思いました。それでも工夫もして、最終的には多くの人に見てもらえたり応援いただいたりしてモチベーションアップにつながりました。一人で作っているとダラダラ作っちゃうので「いつまでに作ります」ってTwitterで言うと締め切り効果があるので良かったと思いました。
●今後取り組んでみたいことなどを教えてください
小学校中学校高校とサッカー部だったんですけど、勉強と部活とゲーム制作でとぎれとぎれだったので部活をやめてゲーム制作に注力しました。大学生になったら時間も取れると思うのでこれからもゲームを作っていきたいと思っています。今のゲームを土台にしてさらにいいゲームが作れるようになれたらと思っています。
●ありがとうございました
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