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これでゲーム業界丸わかり?!就活必須の用語集【ゲーム業界就活】

非ゲーム学校の就活生、ゲーム会社の説明会で聞く専門用語に戸惑うのありがち。だいたい説明会の担当者の方が丁寧に説明してくれますが、最初からわかっていると話が早いですよね。


ご機嫌よう、毛玉です。最近のおやつは冷凍マンゴーにハマっています。

学生
学生
僕、ディベロッパーにエントリーしようと思うんです。フロム・ソフトウェアとか
フロム・ソフトウェアさんはパブリッシャーでは?
毛玉
毛玉

学生
学生
え、ディベロッパーですよね?

もしかして開発力がある=ディベロッパーだと思ってる?
毛玉
毛玉

学生
学生
違うんですか?!

実は、学生さんとお話していてリアルにあった会話です。
意外に業界用語を知らないことに気がついたので、今回は日本のゲーム業界就活の際によく聞く用語をまとめました。

用語集

パブリッシャー/ディベロッパー

冒頭のやりとりのように、ある会社の事業性質を説明するのに使います。しかし、実は会社を分類する名称ではなく、一つのゲームタイトルに関わる複数の会社の役割を指します。

パブリッシャー

英語のPublisherは発行者、出版社を意味します。そのゲームの販売元(家庭用ゲーム機)・配信元(ソーシャルゲーム、ゲームストリーミング配信ゲーム)を指します。つまり、そのゲームタイトルを出している会社のことです。そして、ユーザーのお金が入ってくるのもこのパブリッシャーです。

パブリッシャーは企画、広告宣伝、販売・配信を担います。開発を自社で行うこともあれば開発をディベロッパーにお願いし、自社で開発しないこともあります。

例えば、全世界でヒットしたコジマプロダクションの『DEATH STRANDING』。コジマプロダクションがパブリッシャーではありません。パッケージ見てください。販売元はソニー・インタラクティブエンタテインメントになっています。

『DEATH STRANDING』はパブリッシャーがソニー・インタラクティブエンタテインメント、ディベロッパーがコジマプロダクションという役割分担になります。

具体的な担当は、まず企画。ゼロから企画を立ち上げる、そのゲームをつくるぞ!と決めるところからです。なお、企画はディベロッパーからの持ち込みの場合もあります。そのときは決めるのがお仕事です。

広告宣伝は、そのゲームタイトルが多くのユーザーに知られ、売上があがるようテレビCM・雑誌掲載・看板・Webなどの広告や取材対応などを行います。広告宣伝にお金をかけても必ず売れるわけでないのが悲しいところ。

また、家庭用ゲーム機向けのゲームでは、ゲーム機メーカー(任天堂、ソニー、マイクロソフト)との契約が必要であるため、ゲームソフトは実店舗で販売するため、製造・流通・在庫管理と物理的な仕事も発生します。

リリースしたゲームタイトルの版権管理なども行い、ゲーム会社は開発実務以外に対応することも多いのです。お金のことをあれこれ考えて売れるように対策するのもパブリッシャーのお仕事です。

冒頭のやりとりで出てきたフロム・ソフトウェアは自社でゲームタイトルを販売・開発しているのでパブリッシャーと言えます。ただ、フロム・ソフトウェアも他社パブリッシャーのタイトルにディベロッパーとして参加することもあり、その役割はゲームタイトル毎に変わります。

ディベロッパー

パブリッシャーの説明で、ディベロッパーもイメージできたと思います。
ディベロッパーはパブリッシャーの企画を受けて、開発を担当します。販売や広告宣伝はパブリッシャーにお任せです。お金は直接ユーザーからでなく、パブリッシャーから支払われます。

企画からディベロッパーが行い、開発することもあります。さきほどの『DEATH STRANDING』なんかはこのケースですね。

例外はありますが、作ったゲームは、納品とともにパブリッシャーのものとなるため、シリーズの2作目まで作ったが、3作目は他のディベロッパーが開発することになるなどのケースもあります。

例をあげれば、株式会社スクエア・エニックスがパブリッシュしている『ニーア』シリーズ。『ニーア レプリカント』『ニーア ゲシュタルト』は株式会社キャビアが開発(キャビアはAQインタラクティブに吸収、消滅)。
その続編『ニーア オートマタ』はプラチナゲームズ株式会社、最新のスマホ版『ニーア リィンカーネーション』は株式会社アプリボットが開発しています。

その会社がパブリッシャーかディベロッパーか判断するには、過去にどちらの実績が多いかが参考になります。今はディベロッパーだけど、将来的にはパブリッシャーとしてやっていきたい会社や、元々パブリッシャーだったけど、あまり売上が出ず、ディベロッパーとして納品したらパブリッシャーからお金が入る契約で仕事をしている会社もあります。

開発協力

ひとつのゲームにパブリッシャー、ディベロッパーと複数の会社が携わっていることがわかったと思います。

ディベロッパー1社で開発リソースが足りないこともあります。そんなときに他の会社に開発を協力してくれるようお願いします。
協力の仕方はさまざまです。

  • 自社の社員をディベロッパーに送り込んでメンバーとして開発する
  • グラフィックやプログラムの一部を開発する
  • そのディベロッパーが持っていない技術が強い会社がその部分をまるっと開発する

自分の好きなゲームに携わりたくて、そのパブリッシャーにエントリーするのはよくあることですが、実は自分がいいな!と思った部分は開発協力会社がつくっていることもよくあります。
会社を探す場合はこの開発協力にも注目すると良いでしょう。ただし、契約によっては会社名を出していないこともあるので、会社説明会に参加して空気感から察する必要があります。

コンソールゲーム、コンシューマーゲーム

両方とも同じ意味です。家庭用ゲーム機及びそのゲームタイトルを指します。具体的に最近のものでいえばNintendo Switch、PlayStation 5、Xboxなどです。

コンソールゲームは英語圏で使われ、それがそのまま日本で使われています。コンシューマーゲームは元々日本のゲーム業界がゲームセンターに置いてある筐体、アーケードゲームから始まったことから使われるようになりました。アーケードゲームは販売先がゲームセンター、つまり企業間の販売であり、それに対して家庭用ゲーム機は個人に販売されるため、消費者を意味する英語、コンシューマが使わるようになったそうです。

企業や人によってどっちを使うかわかれますが、どちらでも間違いではありません。

IP

IPはIntellectual Propertyの略称で知的財産を意味します。
アニメ・漫画の版権、ゲームシリーズ、ゲームに登場するキャラクターなどを指します。車などのモノや不動産などの権利はカタチがあるので売買したり、権利を持つイメージがつきやすいと思います。

コンテンツは情報なので無形ですが、つくった人、管理する人が著作権などの知的財産権を有します。創作はダメ、勝手にSNSで画像を使ったらダメと言う話は知的財産権から来ています。

ゲーム業界ではIPビジネスも盛んです。ざっくり2種類あります。
ひとつめは、パブリッシャーが自社の既存のゲームタイトルを使ってアニメなど別メディア展開をしたり、ゲームキャラクターを使ってグッズ展開をしたり、他の会社に自社IPの利用許可をするライセンス契約を結び、利用料で売上をあげるなど、自社でゲームを開発する以外のビジネスを行っています。

最近、たくさんのゲームタイトル、IPを持った会社が注力していますね。株式会社バンダイナムコエンターテインメントはIP戦略を強く打ち出しています。

日経クロストレンド

キャラクターなどの知的財産を活用したIP軸戦略を推し進めるバンダイナムコエンターテインメント(BNE)。2019年4月に…

ふたつめは、アニメ・漫画版権や他社が持っているゲームIPを利用して、自社で新しいゲームを開発・運営する方法です。一見、パブリッシャーとディベロッパーの関係に近いように見えますが、他社のゲームを自社の名前でリリースしている場合、ライセンス契約によるもので、リリースしている会社がパブリッシャーとなります。

例えば、株式会社コロプラ。『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』『白猫プロジェクト』といったタイトルが有名ですが、『ドラゴンクエストウォーク』『ディズニーツムツム』といった他社ゲームIPを活用し、成功しています。

日経クロストレンド

オリジナルゲームだけでなく他社IPをこれまで以上に活用しながらラインアップの拡充を図っていこうとしているコロプラ。組織改…

まとめ

 

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