ごきげんよう、リモートワークに乗じて犬を飼い始めた毛玉です。
犬、むっちゃかわいい。
さて、まだ就職活動中の方もいらっしゃるかと思いますが、21年卒就職活動の内定のピークが過ぎ、NHKの就活応援ゼミで総括の記事がアップされました。
【NHK就活ゼミ】 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、例年とはまったく違う様相を呈したことしの就活。相次ぐセミナーの中…
ここではゲーム業界ではどんな動きがあったのか、振り返りたいと思います。
コロナ禍、就活直撃
ちょうど3月の企業の採用活動開始の時期にコロナ渦が起こり、ほとんどの合同説明会・会社説明会が中止になりました。
選考スケジュールがたてられず、一番ホットな時期に何もできない企業が多かったです。
ソーシャルゲームからスタートしたWeb系会社はリモート体制つくるのが早く、オンラインなど形を変えて選考継続してました。
緊急事態宣言前の3月にゲーム業界のリモートワーク事情を記事です。
ごきげんよう、毛玉です。就活情報解禁でナビサイトはエントリー […]…
この記事のあと、緊急事態宣言を受けてコンソール系の企業も上場企業を中心に、どったんばったん大騒ぎしながらもリモートワークに移行。
昔から唱えられていた開発機材や守秘義務の問題で「ゲーム開発はリモートでは無理」の定説が崩れました。
もちろん、緊急事態宣言下でもオフィス出社を貫いた開発会社さんもありました。
現在は、出社とリモートを併用する企業が多く、新規開発ではスタッフ間の情報共有・コミュニケーションが重要なことからオフィス出社が多いようです。
話を戻すと、このドタバタを受けて説明会・面接などの進んでいた選考も中止。
就活生の皆さんからの不安の声が集まりました。
緊急事態宣言が解除された6月以降、オンライン説明会・面接をメインに選考が再開。
6月後半から7月にかけて内々定が出始め、8月頃がピークでした。
例年6月がピーク、2ヶ月スケジュールが遅れて学校も企業側もハラハラしましたが、11月現在、なんとか落ち着いた状況です。
また、今後の見通しが立たないことから新卒採用自体を見送ったり、入社後オンラインでの育成を考えて採用人数を絞ったり、人材像を変えたりするケースもありました。
オンライン化で企業が困った話
私たち、ゲームクリエイターズギルドではコロナ渦での就職難を変えるために、さまざまなゲーム企業と合同説明会を開催。
2020年10月1日(木)に『ゲーム業界合同説明会@オンライ […]…
エントリーシートや作品の添削、就活相談などを通して内定獲得をサポートしました。
これらの動きの中、就活がオンライン化したことで企業側から聞いた「こんなことで困った」を紹介します。
デザイナー採用、地味にやりとり大変
これまでポートフォリオは紙で製本して提出するケースが多かったのが、企業側がリモート体制になったためデータ提出が増えました。
学生はA4製本想定にデータを作成していたため、データが大きい!と 送受信に苦心するケースが散見されました。
コミュニケーションの難しさ
学生のみなさんは、オンライン授業を受けていると思います。オンラインだけの授業、しんどいですよね。
やはり、雰囲気やニュアンスは伝わりづらいです。私もオンラインでの面接をしましたが、話すタイミングや言葉の聞き取りが難しいときがあります。
企業各社、面接もそうですし、オンライン説明会で双方向に話ができず、大変お困りでした。
また、自宅からのオンライン面接では逆にリラックスしすぎるのか、身嗜みが初対面の人と会うとは思えないほどラフだったり、もじもじしたり、集中しなかったりとあまり良くない態度の方がいらしたそうです。あんまり印象良くないですよね。
人類にはまだオンラインだけのコミュニケーションは早すぎるのです。
学生どこいった?
オンライン説明会に参加したり、エントリーはしてくれるけど、エントリーシートなどの書類や作品を提出してくれないので選考が進められないケースが例年以上に多くて困ったそうです。
学生の皆さんも実際に企業の人と触れ合ったり、オフィスの雰囲気を感じられないのでモチベーション維持が難しかったのでしょうか。
消えた学生さんたちはどこに行ってしまったのか、その謎を引き続き探っていきます。
22卒はこうだ!
早く動く
毎年言ってますが、早めの準備、エントリーが大事です。
今年の反省を元に、さらに早く動く企業が多い見込みです。
21年はコロナ禍での自粛に入る前の夏・冬のインターンシップに参加した学生を採用する傾向が高く、また学生もインターンシップで関わりのある企業に入社意向を決める傾向にありました。
すでに22卒選考、実質選考となるインターンシップの募集が始まっています。
とにかく情報をキャッチアップし、インターンシップに参加しましょう。
オンラインでのインターンも増え、地方の就活生も参加しやすいですよ。
インターン参加も選考ありことが多いので、いまからエントリーシートや作品準備を進めましょう。
※参考
ごきげんよう、毛玉です。今年もあっという間に12月。年末進行 […]…
オンラインコミュニケーションの練習
選考だけでなく、実際に入社後もオンラインでのコミュニケーションが今後も増えることが予想されます。
なかなかお互いの雰囲気が伝わりづらいので、今からオンライン面接の練習をしておくと良いです。
学校で対策講座、模擬面接などがあれば積極的に参加してニュアンスをつかんでください。
また、オンライン面接ではクリアな映像と音声、安定したネットワークが必要となります。
できる範囲で自宅の機材を揃える、学校などで機材が利用できるか確認するなどして備えておきましょうもちげー
とにかく一歩踏み出してみよう
学校のオンライン化で就活情報や友達の動きが見えなくても、自分でいろいろ調べて動いてみましょう。
とにかく動かないと就活はどうにもなりません。
エントリーシートや作品講評では自分自身と向き合わないといけないため、しんどくなることも多々あります。
それでも動いたからこと叶うこと、知ることができることがたくさんあります。
ちょっとだけがんばって一歩を踏み出してください。
最後に
コロナの影響がどこまで続くのか、正直誰にもわかりません。
企業も学校も手探りでより良い形を探しています。
大変な時期は続きますが、しっかり動いた分だけ得るものは絶対あります。
諦めずに進みましょう。
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※現役ゲームクリエイターやゲーム企業を目指す学生が約5500人参加しています。(2022年12月現在)
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