めちゃくちゃとうふを食べ、とうふマイスターになってとうふを作ったりも『スゴイツヨイトウフ』インタビュー

『スゴイツヨイトウフ』インタビュー

今回は、ゾウノアシゲームズのトモぞヴPさんに『スゴイツヨイトウフ』についてお聞きしました。

作中のリアルな映像は実は奇跡の出来事だったことなどが明かされています。ぜひ、ご覧ください。

『スゴイツヨイトウフ』について

とうふになれ。

とうふとは、大豆を加工して作られる、もっとも素晴らしい食品のひとつ。

「畑の肉」とも呼ばれるほど栄養が豊富な豆腐は、古くから多くの人々に親しまれてきた。

とうふは、その製法や調理法によって、どのようにも姿を変える。

とうふアクション

これは、本物のとうふマイスターが制作した、唯一無二のとうふアクションゲーム。

木綿、絹、高野。3種類の個性的なとうふから一丁を選び、

ワンボタン操作でサクッと遊べる、とうふのようにシンプルなゲーム体験を楽しもう。

究極のとうふ体験

とうふとの一体感を高める、精密な振動/物理フィードバック。

とうふはもろいので、おっこちるとくずれる。(高野豆腐は固いのでくずれません)

決死のとうふファイヤ📛で、消費期限が切れる前におわんに飛び込め。

とうふについて詳しくなれる、大量のとうふ豆知識を搭載。

豆腐無限生産ミニゲーム、「とうふ工場」を収録。

ボリューム

1~2時間でクリアできます。

収集要素とか隠しルートとかの添加物は一切ない、とうふ的ボリューム感。

まるで、パックから出したとうふを、そのまま食べるように…

サウンド

数々の著名なゲーム音楽を手掛けてきた永松亮氏(RHミュージック)が全曲の制作を担当。

そのピーキーかつパワフルなサウンドが、圧倒的なとうふ没入効果を生み出します。

■開発チームについて

──チームの紹介をお願いします。
ゾウノアシゲームズという名義ですが、実態はトモぞヴP(@TomozoP)が休日にゲームをつくるだけのひとりグループです。

──チームは何人くらいですか。また、どのようにして集まったのでしょうか。
ゲーム本体の開発はほぼ1人で行っていますが、パブリッシャーの担当者に制作進行をしてもらい、
そこに楽曲制作の方に入ってもらって、最終的には3人がコアメンバーだったかと思います。
楽曲制作の永松亮さんには、自分からアツいリクエストを送って参加していただきましたが、最終的には全員でかなり熱量高く製作ができたのでとてもありがたかったです!

──ゲーム業界の経験はありますか?
面白法人カヤックという会社でスマホゲーなどをつくっています。

■開発について

──『スゴイツヨイトウフ』開発のきっかけについておしえてください。
2022年の年末に第一回GYAARコンテストというものが開催されることを知り、それに応募してみるために作り始めました。

──開発で苦労されたところは?
「絵も描けないしモデリングもできないからとうふを主役にしよう!」という思いつきだけで走り出したのですが、いざ作ろうとし始めたら「いやこのゲームどうしよう」とさんざん悩みました。
結果的にはとうふというモチーフをより知ろうとしたことがきっかけで制作が進みだしたので、
コンセプトを真摯に貫徹することの重要さを痛感しました。

──完成までどのくらいの期間を想定していましたか?実際にかかった期間はどうでしょう?
おおよそ1~2年内に作りきろう、とわりきりをつけていたので、意外と想定通りの制作期間だったかもしれません。
でも制作進行のひとが入らなかったらたぶん完成してなかったと思う……

──ゲームエンジンは使っていますか?
Unityを使用しています。

──実際に豆腐を食べたりもしましたか?
めちゃくちゃとうふを食べ、とうふマイスターになってとうふを作ったりもしました。

──豆腐マイスターになって得たものは?
実践的なとうふ知識の数々を得ることができ、ゲーム制作において非常に役に立ちました。
また、実際にとうふを作っている方々と話すきっかけになったのもよかったです。

■ゲームについて

──本作のおすすめのポイントを教えてください。
とうふになれます。

──ムービーの撮影はどのようにされたのですか?
ゲーム内に実写のとうふ製造過程を入れる、というアイデアを実現するには

  • ゲーム内ムービーという特殊な事情に快く対応してくれる豆腐屋さん
  • ゲームの文脈を捉えた上で、ガッツリ映像制作ができる人
  • 撮影における段取りや準備ができる人

というなかなか高いハードルがあったのですが会社の知り合いの豆腐屋さんがOKをくれて、楽曲制作の永松さんがじつは映像制作もでき、しかもパブリッシャーの担当の川西さんは映像ディレクターが本職だった……というかなりミラクルな巡り合わせのもとに奇跡的に撮影された映像だったのです。
撮影当日は、朝5時から工房に入って半日映像を撮り続けました。

──厚揚げが強すぎる。
厚いうえに揚がっていますからね

──本作の今後について教えてください。(セールやアップデートなどがあれば)
とうふについての知識をもう少し具体的に学べるなにかを入れられるといいかなあ、とぼんやり考えております。

■最後に

──この記事をご覧の開発者や学生の皆さんに一言お願いします。
いますぐゲームを作ろう!あと最初のゲームは1週間で作って出そう!

──ありがとうございました。

 

絵が描けないから四角の豆腐を主人公にしたものの、どう動かすか悩んだというトモぞヴP。そこから、豆腐についてコンセプトを尖らせていき豆腐マイスターになったり、実際の映像を取り入れたりといった創意工夫をされたようです。ゲーム制作にチャレンジしている方にはヒントとなるのではないでしょうか。

 

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