地元をゲームで知る機会を作りたい『忍者物語 湖南市大冒険の巻』インタビュー

『忍者物語 湖南市大冒険の巻』インタビュー

今回は、株式会社メルプの三峰さんとフリーランスの殿城さんに『忍者物語 湖南市大冒険の巻』についてお聞きしました。

御覧ください。

『忍者物語 湖南市大冒険の巻』について

戦国時代からタイムスリップしてきた主人公三雲春鈴。

春鈴が降り立った滋賀県湖南市ではなぞの「忍者ロボ」が人々を襲っていた!

一流の忍者になるために&元の世界に戻る術を探すため、
湖南市で活躍する仲間たちとともに人々を救う旅に出る!

サイト:https://melpgame.com

■開発チームについて

・チームの紹介をお願いします。
忍者物語開発チームです。株式会社メルプの三峰を発起人として、滋賀県をベースとしたゲームづくりがしたい!という思いを持ったチームが開発を進めています。

・チームは何人くらいですか。
現状は4名です。
プランナー兼ディレクターが1名、シナリオとベース開発が1名、
レベルデザイン兼システム調整担当が1名、サブコンテンツ・プロモーション担当が1名
という形で動いています。
グラフィックに関しては時々ヘルプを呼んだりもしたのですがチーム内で担当したり、外部素材を使用したりしています。

・また、どのようにして集まったのでしょうか。
三峰:現在のメンバーは紹介で集まりました
殿城:自分は紹介された側です。滋賀県でフリーランスでゲームプランナーをするにあたり、面白い人がいるぞ、と教えていただき三峰さんに偶然紹介されました。

・ゲーム業界の経験はありますか?
三峰:発起人はないです
殿城:自身はゲーム業界が8年目になりました

 

■開発について

・『忍者物語 湖南市大冒険の巻』開発のきっかけについておしえてください。
三峰:元々ゲームに登場したいって思っていた。湖南市を舞台にしたのは、妻や子どもが湖南市の八丈岩のことを知らないと言ったことがきっかけで、地元を知ることができるゲームを作りたいなと思った。

・開発で苦労されたところは?
三峰:ありすぎて、、、一番は湖南市をゲームでどう表現するか
殿城:今回の開発メンバーは基本的に在宅で作業していたため、そこのタスク管理やデータ管理が大変でした。今回はデータをGitHubで管理・共有していましたが、ツクールMZは基本的にオンライン開発のことは想定されていなかったりでデータの管理で報連相は必須でした。

・完成までどのくらいの期間を想定していましたか?
三峰:半年想定

・実際にかかった期間はどうでしょう?
三峰:3年以上かかりました。構想1年で、そこから紆余曲折あり、今のメンバーになってからはおおよそ4か月で前半作成となっています。

・ゲームエンジンは使っていますか?
RPGツクールMZです。

 

■ゲームについて

・本作のおすすめのポイントを教えてください。
三峰:クイズに正解すると湖南市に関わる装備がもらえるところ
殿城:施設関係のグラフィックは結構そのままなので、ぜひ見てほしいです!

・スタッフの皆さんが気に入っているキャラは誰ですか?
三峰:三雲春鈴 しがきち
殿城:猿飛佐助です。 湖南市にルーツがあるとかで、観光協会さんが保有されているデザインの許諾をいただき使用させていただいております。

・ローカルネタが満載なのがいいですね
三峰:ありがとうございます!
殿城:三峰さんが湖南市の出身の方だったので、かなり密に話し合い、できるだけマップやグラフィックに落とし込みました。実際に現地に行っていただいたらわかるのですが、かなり忠実に再現できてるところは多いと思います。車は必須です。

・滋賀県クイズが結構難しいのもあってやり応えがありますね
三峰:ありがとうございます!
殿城:こちらは、小学生の子がしっかり湖南市のことを覚えてもらえるよう地域根差した内容になっています。すこし舞台の小学校教諭の方に歴史や知識なんかをいただいていたり。ただ、三峰さんと殿城ふたりともで決定したこととしては決して「歴史勉強っぽくなりすぎないものにする」ということだけは方針として決めていました。歴史とかかたっ苦しすぎるといやになっちゃいますので。

・本作の今後について教えてください。(セールやアップデートなどがあれば)
殿城:今回リリースしたものは完全に前半のものとなっており、後半を現在鋭意作成中です。遊んでいただいたご意見は後半開発に生かしていく予定です!
あと、まだまだ湖南市のマップは増えていきますので楽しみにしていただきたいです!

■最後に

・この記事をご覧の開発者や学生の皆さんに一言お願いします。
殿城:年々、ソーシャルゲームやインディゲームの開発費用とクオリティの要求値は上がってきていると感じていますが、自分たちが知らないところで「ゲームを作りたい!」「ゲームで盛り上げたい!」と感じている人は必ずいるのでは、と思っています。そういったところにアンテナを延ばせば面白いゲーム作りが待っていると感じました。興味ある方はぜひチャレンジしてみてほしいです!
三峰:一緒に開発や地域を盛り上げましょう。

●ありがとうございました。

 


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