派遣社員の時給が3割アップ?!それはハッピーなのか?

ごきげんよう、季節の変わり目で飼っているウサギが毛の生え変わりになっており、1日中ウサギの毛をむしっている毛玉です。鼻や口に毛が入ってツライ。

さて、派遣社員の話題。

ゲーム開発の現場では派遣クリエイターも多いですよね。

厚生労働省は、来年4月より派遣社員が3年継続勤務で時給3割アップを人材派遣会社(派遣元)に義務化するそうです。

同一労働同一賃金の流れで非正規雇用の収入を上げるようということでしょうか。詳細は発表を待ってまた記事にします。

派遣社員の収入が増えるのは喜ばしいことですが、コスト削減のために派遣社員を受け入れている派遣先企業側からすると単価の高い派遣社員を敬遠する動きも想像できます。

そうなると派遣社員が働ける場所自体が減ってしまい、結果として仕事のない派遣社員が増えるのではないかと心配です。

非正規雇用の問題は、企業側が安価で、契約満了で調整しやすい労働力である派遣社員やアルバイトで正社員の代替とする習慣を変えないと難しいのではないでしょうか。

非正規雇用問題を解決しようとする厚生労働省の取り組みはどんどん頑張って欲しいと思いつつ、もっと適切な方法はないものかとモヤモヤします。

これまでの日本企業で言う「キャリア」は、その企業で正社員として新卒から定年まで勤めること。

その企業の中でそこに特化した経験・スキルを高め、人間関係を構築するジェネラリストになることが重要でした。専門職を除き、他社に転職しても経験・スキルが活かせないケースを多々見かけます。

これからは転職が当たり前になり、多様な働き方が増え、自分の経験・スキルを自分で積み上げることが重要になります。
非正規雇用であっても自分の目指したいキャリアの仕事を選び、ニーズある人材を目指すことも可能になってくるので、悲観せずに今を積み上げていきましょう!

日本経済新聞

厚生労働省は派遣社員に勤務年数や能力に応じた賃金を支払うよう人材派遣会社に義務づける。同じ業務で3年の経験を積んで業務内…

毛玉
これからは働き方が多様化。派遣だってキャリアはつくれる!
\“いいね”“フォロー”で応援お願いいたします!/