ゲームクリエイター熱血道場とは?
500作品以上が集まる学生ゲームコンテスト「ゲームクリエイター甲子園」の公式YouTube番組です。
毎回豪華ゲストが「ゲームクリエイター甲子園 2022」に提出されたゲーム作品を実際にプレイ&講評。この番組で取り上げた作品は、2022年12月17日(土)に発表される「ゲームクリエイター甲子園 2022」の総合大賞にノミネートされます。
思わずゲストも唸ったクリエイター渾身の作品をとくとご覧あれ!「ゲームクリエイター熱血道場」は、毎週金曜日21時から配信中!
ゲームクリエイター甲子園公式サイト ▶ https://game.creators-guild.com/gck2022/
作品掲載場所「みんなのゲームパレード」 ▶ https://gameparade.creators-guild.com/
出演者紹介
ゲスト審査員:林 克彦(はやし かつひこ)
1973年青森県生まれ。1994年より週刊ファミ通編集部に勤務。
ニュースページ担当デスク、副編集長、編集長を経て、2020年4月ファミ通グループ代表に就任。
ゲームは雑食。進化を続けるゲーム業界につねに対応すべく、時代をリードするサービス・コンテンツ作りを心掛けている。Twitter ▶ @Famitsu_Hayashi
副道場主:いそぴー
ゲームクリエイター熱血道場の副道場主。
ソーシャルゲーム黎明期からディレクター、プロデューサーとして数々のIPタイトルを牽引。 現在はゲーム業界専門キャリアコンサルタントとして人材採用、育成に携わる。
GCG公式VTuber:椎名木 るか
自分でゲームを作って大金持ちになることを夢見るVTuber。
「ゲームは面白い、ゲームを作る人はもっと面白い」をモットーに、ゲームクリエイターに役立つ情報をGCG広報として発信するために活動中。ホラゲー大好きネコ派。Twitter ▶ @Gamecreators_G
週間新着更新ランキング上位に輝いた作品をご紹介!
「ゲームクリエイター甲子園 2022」に作品を提出し、ゲームジャンルで週間新着更新ランキング上位になった作品を発表します!
『ZiParate』 制作チーム:O.Depressa
このゲームは「ジッパーを開け閉めする感触」に着目しました。素早く開け閉め、ゆっくり開け閉め、半分だけ開ける、物を出し入れする…等のジッパーの特徴を活かした遊びを作りました。表と裏の世界を出入りする「ツカイムシ」を、ジッパーで工夫し上手く誘導する事が最大の醍醐味です!サウンドも拘っており、ほぼ生演奏・生録音を使っています。ジッパーの魅力を最大限に引き出した世界を、お楽しみください!
ジッパーを開け閉めする際にコントローラーが振動するので、凄くリアルですね!ゲームを進めていく中で裏と表の世界を行き来して操作する難しさと楽しさも味わえて気持ち良かったです。世界観やUIもしっかり作り込まれていて、エンタメとして成り立っていますね。ただ、ボス戦のように、もう一盛り上がりできると嬉しいかな、とも思いました。それと、制限時間を設けたりスコアの要素があったりすると、より一層楽しめそうな気がします。
『Yubi-sa-Keep!』 制作チーム:うさぎのおうち
「感触で楽しむゲーム」をテーマに指先の感触を最重視してゲームを考案・制作しました。コントローラのLRトリガーを主人公のしゃがみ具合と連動させ、シンプルなルールで繊細な指先操作を楽しめるゲームとして完成しています。主人公の兄妹は身長差があり、それぞれ調節できる高さも異なります。絶妙なアナログ操作を兄妹の個性とシンクロさせ、バランスをキープして指先が震える感触を楽しんで頂けたらと思います。
シンプルなルールなので「飽きてしまうかな」と思ったんですが、全然そんなことはなかったです。手元の説明には「ゲームのプレイ人数は一人」とあるんですが、二人でも楽しめると思いますよ!親子やきょうだい、カップルなどで協力して楽しめるゲームだと感じました。この先どのようなギミックが追加されるのか分かりませんが、ステージ次第で幅広い楽しみ方ができそうな気がしますね。
林さんが推薦した作品とは?
厳選された作品の中からゲスト審査員の林さんが推薦した作品がこちら!
『Re:thm once upon a time』 制作チーム:Boyagers Games
これは時系列が逆転した世界を旅する時間逆行RPGです。まるで逆再生した音楽の様に、ストーリーがエンディングからオープニングへと遡っていきます。人間とモンスター、二つの種族の決別を、モンスターと戦う勇者の視点で辿ります。逆に流れた時間の中では、倒したモンスターは息を吹き返し、生前の姿を見せてくれます。そして彼が、悪しき敵なのか善良な市民なのかが判明するのです。そして旅の終着点、物語の始まりでは、人間とモンスターが手を取り合っていた優しい時代へと還るのです。
時系列を遡っていくという着想が面白いですし、ストーリーが気になったのでこちらの作品を推薦させていただきました。作品のテイストやグラフィックも凝っていて良いですね。実際にプレイしてみましたが、とても不思議でした……。きっと終盤まで進めていくと絡まった糸が解けていくんだと思うんですが、序盤だけしかやっていないので、何がどうなっているのか分からなかったです。ですが、“だからこそ先に進みたくなるようなゲーム”ですね。この先がどんなストーリーになっているのか、とても気になります。
『筆猫』 制作チーム:遅刻魔集団
私たちは「筆を走らせる感触」・「筆を払う感触」をコンセプトにゲームを制作しました。筆の走らせ方や払い方によって敵の倒し方や移動の気持ちよさが変わる思考性の高いゲームデザインになっています。主人公は筆になる能力を持つ巻物師「筆猫」で巻物を浄化させるために月夜に蠢く妖怪を祓います。怪しげな雰囲気が漂う「筆猫」の世界を楽しんでください。
筆の感覚をどのように再現されているのか気になったのと、和風のテイストと世界観が良かったので、こちらの作品を選ばせていただきました。手元の説明を見たんですが、アセットを使わずに制作されているということでとても驚きました……!操作感を掴むまでに慣れは必要ですが、思っていた以上にアクションゲームとしての気持ち良さがありました。テンポよく進められるのが良いですね。ボス戦をもう少しテンポ良くしたり、大きなダメージを与えられるようにしたりと、何かもう一工夫あるとゲームとしての完成度が上がるのではないでしょうか。
ゲスト審査員賞発表!
椎名木:決め手は何でしょうか。
林:最初は“筆を走らせて移動する”という着想が面白くて推薦させていただいたんですが、実際にプレイしてみると、筆を走らせて移動するアクションが凄く気持ち良かったです。
筆猫になって敵を攻撃したりギミックを突破したり……こういったアクションがきちんと連動していて、“筆猫になる意味”が感じられたので、アクションゲームとしてとても魅力的でしたね。
PVを観ると「操作が面倒そう」と思われるかもしれませんが、実際にプレイするととても感覚的に操作ができたんです。この操作性もきちんと練られているのが良いなと思ったので、今回は『筆猫』を選ばせていただきました。
とはいえ、まだまだ良くなる余地は十分にあると思うので、次回以降の作品も楽しみにしたいと思います!
本内容はこちらからご覧いただけます。
今週のED曲「♪Brother/Re:thm once upon a time」
今回の放送で使用されたED曲は『Re:THM once upon a time』より「Brother」でした。今後の放送でも「ゲームクリエイター甲子園」に応募された作品から様々な曲をご紹介するので、そちらもどうぞお楽しみに!
林さんからのお知らせ
林:「週刊ファミ通」が2022年で36周年を迎えました。毎週木曜日に発売しておりますので、読んだことが無い方もぜひお手に取っていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします!
ゲームクリエイターをはじめとしたゲームに関わる/関わりたい人たちが、プロ・アマチュア/学生・社会人/企業間など、あらゆる垣根を越え「学び合い」「語り合い」「教え合う」ゲームクリエイターのための拠点(ギルド)です。
※現役ゲームクリエイターやゲーム企業を目指す学生が約5500人参加しています。(2022年12月現在)
スキルや知識を学びゲームクリエイターとして成長・活躍し続けたい、同じ業界にいる仲間と市場の動向や技術についてなどの交流したい、日本のゲーム業界・職業自体の価値を上げ今より良い環境を作っていきたい……。そんなゲームを愛する人たちの未来に、必要な情報や機会を提供します。
ゲームクリエイターズギルド公式サイト ▶ https://game.creators-guild.com/
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