ゲームクリエイターズギルド×名越スタジオ トークセッション「国境を超えて実現したいゲーム開発の未来像 vol.3」が2022年12月1日に開催されます!
※開催日は2022年12月1日に変更されています
トークセッション3回目のゲストは、名越スタジオのデザイナー 細川 一毅さん。
今回のトークセッションも前回に引き続き、採用直結型のイベントで希望者には名越スタジオの書類選考が免除されるそうです!
『龍が如く』シリーズなどを手掛けたアベンジャーズ、もとい名越スタジオが今後どのようにして世界と戦えるゲームを作っていくのか、どういった人材を求めているのか―。
気になる方はぜひ、オンラインにてご覧ください!
【日時】2022年12月1日(木)20:00~21:30
(※開催日が変更となりました)
【場所】オンライン(お申込み後に視聴URLをご案内いたします)
【参加費】無料(申し込みは必須)
今回は特別に、事前インタビューとして細川さんのお話を一部お届け!
細川さんのこれまでの歩み
ゲームやコンピュータには一切触れない家庭で育った細川さん。広告業界を目指して多摩美術大学のグラフィックデザイン科に入学したものの、自分のビジョンと業界の実態にズレを感じていたそうです。
そんな中、コンピューターグラフィックのアプリケーションに触れ、それまで手作業だったアートワークが、PCを導入したことでガラッと変わったように感じ、”PCを使ったデザインの仕事がしたい”。そう思った細川さんの頭には、自然とゲーム業界という選択肢が入っていたそうです。
そしてセガで早々に内定をもらえた細川さんは、他に申し込んでいた会社は全てキャンセルし、1995年4月に株式会社セガ・エンタープライゼス(現 株式会社セガ)に入社されました。
2Dドッターから3Dデザイナーへ。3Dの進化とともに歩んだデザイナーの道
新卒として入社されて、一番最初に配属されたのは、完全2Dの『魔法騎士レイアース』のプロジェクト。最初はドッターとしてキャリアを積みました。
その後『AZEL -パンツァードラグーン RPG-』のプロジェクトチームに配属され、キャラクターデザインやモデリング、モーション、レンダリング、イベント全般を作っていたとのこと。
当時3Dゲーム制作では「とりあえずなんでもやってみる」というスタイルが多く、細川さんもエフェクト以外のすべての職種を経験したそうです。
デザイナーから一転、ディレクションの道へ
『ジェットセットラジオ』や『パンツァードラグーン オルタ』などに携わった後、名越さんが代表取締役社長を務めていた子会社の株式会社アミューズメントヴィジョン(当時)に転籍された細川さん。ちょうどその頃、アミューズメントヴィジョンでは『龍が如く』プロジェクトが動き始めていたと言います。
そして、スピンオフ作品の『龍が如く 見参!』を皮切りに、デザインリーダーを務められるようになったそう。
2011年発売の『龍が如く OF THE END』からディレクターを務められ、その後『龍が如く5』を経て『ジャッジメント』シリーズでプロデューサーを務めました。
名越スタジオから再び始まる“デザイナー人生”
名越スタジオでは、ディレクターやプロデューサーといった立場から再びデザイナーとして専念される形になりました。
再びデザイナーになることに対してもちろん不安はありましたが、それ以上に“自分が本当にやりたいこと”ができるのは、とても嬉しいですとおっしゃっていました。
「Unreal Engine 5を駆使して、世界に対抗できるゲームを作っていく」というのを目指している中で、「どういった部分で競争していくか・どうやってアートワークをしていくか」というのは、今まさにアートチームが取り組んでいる課題だそうです。
今は技術の土台が成熟しているが故に、“誰もやっていないこと”を見つけるのが難しい時代になっていて、特にグラフィックスは「いかに現実世界に近いグラフィックを生み出すか」という“学問”が発達していってしまって、近い将来グラフィックス技術は飽和状態にあると言っても過言ではなく、今後各社のグラフィックの差はほとんど出てこないと考えているそう。
その中で「世界に対抗できるゲーム」を作るためには?
今回のイベントでは細川さんから、名越スタジオが世界に対抗できるゲーム会社になるために必要なこと、そしてこの先もクリエイターとして活躍するための考え方を伺える機会になるかと思います。
さまざまなインタビューで知る細川氏
20110928_『ゲームのお仕事』業界研究フェア2011~センスとスキルをアピールできる、ポートフォリオの作り方とは 前編~
細川さんが新卒向けにポートフォリオの重要性をお話しされたセッションのレポートになります。
20180929_龍が如くスタジオが切り開く新境地“リーガルサスペンス”とは。「JUDGE EYES:死神の遺言」の名越総合監督&細川プロデューサーにインタビュー
新規IPを作るうえでの大事なことをお話しされています。
20210922_正義とは何なのかを考えたくなる結末に──『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』開発者インタビュー【特集第2回】
『LOST JUDGMENT』のプロデューサーとして、前作からの進化や本作ならではの見どころについてのお話をされています。
12月1日開催概要
【日時】2022年12月1日(木)20:00~21:30
(※開催日が変更となりました)
【場所】オンライン(お申込み後に視聴URLをご案内いたします)
【参加費】無料(申し込みは必須)
登壇者ご紹介
細川 一毅(ほそかわ かずき)
名越スタジオ
デザイン部門長
1995年 株式会社セガ・エンタープライゼス(現 株式会社セガ)に入社。『パンツァードラグーン』シリーズや『ジェットセットラジオ』などでデザイナーとして従事。その後は『龍が如く』シリーズにてアートディレクター、ディレクターに就任。『ジャッジアイズ』シリーズではプロデューサーを務める。2022年1月、名越スタジオへ入社。
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ゲームクリエイターをはじめとしたゲームに関わる/関わりたい人たちが、プロ・アマチュア/学生・社会人/企業間など、あらゆる垣根を越え「学び合い」「語り合い」「教え合う」ゲームクリエイターのための拠点(ギルド)です。
※現役ゲームクリエイターやゲーム企業を目指す学生が約5500人参加しています。(2022年12月現在)
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