第4回目のゲストはPICOPARK開発者の三宅俊輔氏!【GC甲子園 2022 熱血道場】

7月27日(水)Gather.Townに三宅俊輔氏 来場!

「ゲームクリエイター熱血道場」のゲスト審査員と、オンラインで直接交流しよう!
三宅俊輔さんがGather.Townに来場!
直接お話できる貴重な時間です。この機会にぜひご参加ください!

日時: 2022年7月27日(水)21:00~
※都合により少し遅れての開始となる場合があります。
参加費: 無料
開催場所: オンライン(Gather.Town ※参加申し込みされた方に参加URLをお知らせします。)
申し込み期限: 2022年7月27日(水)18:00まで(当日まで申し込みいけます!)

三宅さんを知りたい!

ゲームクリエイター甲子園 2022でゲスト審査員を担当してくださることになった三宅さんにインタビューを行いました。

三宅 俊輔(みやけ しゅんすけ )

多人数協力アクションパズルゲーム『PICO PARK』を個人開発。全世界100万本以上の販売を記録。
のちTECOPARK株式会社を創業。
日夜試行錯誤しながら新しい体験エンターテイメントの創出を目指す。 

新卒でセガへ入社し、35歳を機に独立

2008年に新卒でセガにプログラマーとして入社した三宅さん。昨年までセガで活躍され、現在は独立されています。
セガへ志望したきっかけとして、当時セガで『ムシキング』や『ラブアンドベリー』のプロデューサーをされていた植村さんが、ゲームやおもちゃの展示イベントである「次世代ワールドホビーフェア」に登場し、悪役として子どもと触れ合っている姿が印象的だったそう。子ども向けの仕事がしたいと思っていた三宅さんは上村さんのようなクリエイターに憧れたとおっしゃっていました。
独立された背景として、35歳後半を悔いのないように生きていきたいと思ったのが大きなポイントだったそうです。会社に頼らなくても自分で生きていける能力を身につけ、自信となったのが後押しになったとのこと。

恩師の長江勝也氏に教わった「緊張と弛緩」

業界での恩師を伺うと『実況パワフルプロ野球』の初代プロデューサー 長江勝也さんが三宅さんにとって恩師のような存在とのこと。長江さんとの出会いは、ゲーム学科のある大学生時代に教授として講義を受けたことが始まりだそうです。そのときにゲーム全体を通して「緊張と弛緩」が大事であると教わったことが今でも受け継がれていらっしゃいます。エンターテインメントのリズムとして、ハラハラするところとリラックスするところが大事だと長江さんから口酸っぱくおっしゃられたということ。大事なことを最初期に教えてくださった方だそうです。
すでに亡くなられてしまったそうですが、三宅さんの中で長江さんから教わった「緊張と弛緩」は大事な要素として軸となっているそうです。

世界で累計100万本を達成した『PICO PARK』

ゲームの誕生にはいくつかのゲームのきっかけがあったとのことでしたが、その一つとして、マルチタップを繋げて10人で遊べる『サタンボンバーマン』の思い出を教えてくださいました。10人もキャラクターがいると「自分どこやねん、自分誰やねん」といった会話の発生が面白かった思い出があり、働きながらでも自分で作ってみようと思ったのがきっかけで誕生したそうです。
世界で累計100万本達成については「予想外過ぎて、現実を受け止めきれませんでしたね」と率直な感想をいただきました。

テストプレイで気付いた”8人で遊ぶゲームを1人で作っている”ギャップ

ステージデザインをするにあたり、分かりにくい要素のものをゲームに入れてしまうのはよくないこと。それはテストプレイをしてもらって気付いたことだと話してくださいました。
そこには隠しアイテムも何もないのに、協力して頑張れば行けそうで「なんかあるんじゃないか」と誰かが言い出して始まった挑戦は中々やめられず、「やめて進もう」と言い出すことにはエネルギーが必要で、制作者もそこで遊ぶことは意図していないものだから、それはやってはいけないことだと、いろんな人に遊んでもらって気付いたと話してくださいました。

クリエイターに読んでほしい本

 

三宅俊輔
 元任天堂の人が書かれた『「ついやってしまう」体験のつくりかた -人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ-』は面白かったです。
──印象に残っている項目について教えてください。
三宅俊輔
専門用語になりますが、アフォーダンスという考え方ですね。人は視覚情報から仮説を立て、それを検証をしたくなる動物だから、それをどうやったら……というところの話が面白かったですね。その仮説を立てさせるものがアフォーダンスと呼ばれています。
すごく読みやすいので、ぜひ読んでもらいたいなって思います。

三宅俊輔氏との交流・熱血道場 スケジュール

7月27日(水)21:00 Gather.Town

Gather.Townにて三宅俊輔さんから新たな奥義伝承をいただきます。

申し込み期限は 7月27日(水)18:00まで

8月5日(金)熱血道場配信!

第4回目のゲスト審査員が選んだ作品は?

配信をお見逃しなく!

ゲームクリエイター熱血道場とは

豪華ゲストが作品を見てアドバイスを送るYouTube番組『熱血道場』。
「ゲームクリエイター甲子園 2022」に応募された作品に対してプロからの講評や月間MVPの発表などお届けする甲子園サポート番組。

熱血道場 出演者紹介

道場主:宮田 大介(みやた だいすけ)

ゲームクリエイター熱血道場 道場主。
道場運営のかたわら、株式会社STAND代表取締役やオルトプラスのアライアンス事業執行役員のおしごとやクリエイターコミュニティのゲームクリエイターズギルドを主催。

過去にはゲーム開発者として、モバイルタイトルのディレクター、プロデューサーから、プランニング部門長、ゲーム事業部の事業部長や、韓国支社で日中韓の3拠点でのゲーム開発事業の責任者をしたりといろいろ。
いろんなクリエイターを応援して、愛のあるクソゲーからAAAタイトルまで多種多様なゲームが生まれ続ける環境を目指しています!

副道場主:いそぴー

ゲームクリエイター熱血道場 副道場主。
ソーシャルゲーム黎明期からディレクター、プロデューサーとして数々のIPタイトルを牽引。 現在はゲーム業界専門キャリアコンサルタントとして人材採用、育成に携わる。

ゲームクリエイターズギルド公式YouTubeチャンネルで熱血道場をお届けします。
ゲームクリエイター甲子園 2021ではチャンネル動画内で「奥義伝承」を配信していましたが、ゲームクリエイター甲子園 2022から「奥義伝承」のコーナーはGather.Townで実際にゲスト審査員から指南いただきます。
ほかにもゲームクリエイターにとってためになる情報を配信しているので、ぜひチャンネル登録お願いします!

チャンネル登録はこちら!

 

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ゲームクリエイターズギルドとは
ゲームクリエイターをはじめとしたゲームに関わる/関わりたい人たちが、プロ・アマチュア/学生・社会人/企業間など、あらゆる垣根を越え「学び合い」「語り合い」「教え合う」ゲームクリエイターのための拠点(ギルド)です。
※現役ゲームクリエイターやゲーム企業を目指す学生が約5500人参加しています。(2022年12月現在)

スキルや知識を学びゲームクリエイターとして成長・活躍し続けたい、同じ業界にいる仲間と市場の動向や技術についてなどの交流したい、日本のゲーム業界・職業自体の価値を上げ今より良い環境を作っていきたい……。そんなゲームを愛する人たちの未来に、必要な情報や機会を提供します。
ゲームクリエイターズギルド公式サイト ▶ https://game.creators-guild.com/

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