クリエイターヒストリアとは
クリエイターヒストリアとは、ゲーム業界でお仕事をしているデザイナー、プランナー、エンジニアなどのクリエイター向けに、キャリアデザインをテーマに実施するセミナーイベントです。 業界で成功を納めているクリエイターは、今までどのようにキャリアを積んできたのでしょうか… 現在に至るまでの努力や道のり、人生の転機など、その歴史に迫っていきます。
クリエイターヒストリア#9、小澤至論さんが登場!
クリエイターヒストリアは各回で豪華ゲストをお招きし、キャリアストーリーをインタビュー形式で紐解いていくイベント。今回は、バンダイナムコスタジオ第1スタジオ・スタジオゲームデザインマネジメント室所属の小澤至論さん。アニメーターとして鉄拳やソウルキャリバーシリーズの開発にかかわり、2018年には『ソウルキャリバー6』において制作プロデューサーを務めた小澤さんに、キャリアを語っていただきました。
クリエイターヒストリアとは クリエイターヒストリアとは、ゲー […]…
「一回これは捨てて、ゼロから考え直してください」
マネジメントする側に立った小澤さんは、「部下の夢に共感して、部下の強みを認めて、信じて任せてしまえばいい」という気付きを得て、制作チームをまとめるようになりました。そして2018年には、『ソウルキャリバー6』において制作プロデューサーを務めます。ここでも良い発見があり、「信じて任せる」ことで結果を出しました。
「あの学生さんともう一度会えた時、今度こそ支える言葉をかけてあげたい」
『ソウルキャリバー6』の開発秘話が掲載されたのを機に、学校での講演依頼を受けるようになった小澤さん。都内の高校で「自分の好きなモノを追求すれば、素晴らしい仕事が見つかる」というテーマで講演をした際、ある学生が「最後に一つ、いいですか」と質問をしたそうです。
「将来やりたいことがなくて焦っています。だから大学の志望校も選べていません。でも何となくこのまま進んでいたら、いつか人生で後戻りできなくなる時が来ると思うんです。いったい何歳までに自分のやりたいものを見つけなければいけないんでしょうか」という質問でした。
「挑戦して、応援してください」
小澤さんの熱いメッセージは心に響くものがあったのではないでしょうか。「自分の人生のハンドルを他人に預けてはいけない」と「夢に向かって走っている人を応援してあげる」。この大事な言葉を胸にしまって、今回のゲームクリエイターヒストリアはお開きとさせていただきます!
完!
▶︎前編はこちら
登壇者ご紹介
小澤至論(おざわ みちのり)氏
バンダイナムコスタジオ第1スタジオ・スタジオゲームデザインマネジメント室所属。
青森県出身。大学卒業後、大阪のゲーム会社へ入社。
2000年にナムコ(当時)へ移籍後、アニメーターとして鉄拳やソウルキャリバーシリーズの開発に関わる。2018年には『ソウルキャリバー6』において制作プロデューサーを務める。現状は同社の新人教育や学校での講演などもしている。
宮田大介(みやた だいすけ)
株式会社STAND代表取締役。
クリエイターコミュニティのゲームクリエイターズギルドを主催する。過去にはゲーム開発者として、モバイルタイトルのディレクター、プロデューサーから、プランニング部門長、ゲーム事業部の事業部長や、韓国支社で日中韓の3拠点でのゲーム開発事業の責任者をしたりといろいろ。いろんなクリエイターを応援して、愛のあるクソゲーからAAAタイトルまで多種多様なゲームが生まれ続ける環境を目指しています!
クリエイターヒストリアはゲームクリエイターズギルド公式YouTubeチャンネルにて配信しています。
ぜひチャンネル登録お願いします!
ゲームクリエイターをはじめとしたゲームに関わる/関わりたい人たちが、プロ・アマチュア/学生・社会人/企業間など、あらゆる垣根を越え「学び合い」「語り合い」「教え合う」ゲームクリエイターのための拠点(ギルド)です。
※現役ゲームクリエイターやゲーム企業を目指す学生が約5500人参加しています。(2022年12月現在)
スキルや知識を学びゲームクリエイターとして成長・活躍し続けたい、同じ業界にいる仲間と市場の動向や技術についてなどの交流したい、日本のゲーム業界・職業自体の価値を上げ今より良い環境を作っていきたい……。そんなゲームを愛する人たちの未来に、必要な情報や機会を提供します。
ゲームクリエイターズギルド公式サイト ▶ https://game.creators-guild.com/
▼学生向けLINEの登録はこちらから!
▼社会人向けLINE登録はこちらから!
GCG会員になると開催予定のスケジュールの確認やWEB会員証をゲットできます。