ごきげんよう、毛玉です。
働き方改革が叫ばれて久しい昨今、副業をしている方、副業の人がチームにいる方も増えてきました。
そんな中、厚生労働省が現在の副業・兼業関連の法律を見直しており、労働時間管理について検討するとのこと。
ゲーム開発会社では、従業員の副業、また副業の人に仕事を発注すること自体を禁止することも多いですね。副業OKの会社でも同業他社、ゲーム 関連の仕事をすることを禁止しているところもあります。
これは、ゲーム業界にとってゲームそのものの資産である技術やノウハウの流出を防ぎたいというのが大きな理由ですが、コンプライアンス遵守義務のある会社としては労働時間管理も大きな問題です。
従業員の労働時間を管理する義務は会社側にあります。
会社員の方は毎日出退勤時間を記録し、月の残業が多いと会社から注意されますよね。これが労働時間管理です。
現在のルールだと、後から雇用した方、具体的には本職のある人を別の会社が雇った場合、本職+副業先の労働時間分で、週40時間の所定労働時間を上回る割増した賃金を支払う必要があります。
これは会社側からすると、なかなか管理が大変。
別の会社での労働時間を把握しないといけません。
正直、億劫…。ここを解決するために検討するそうです。
国の施策で副業・兼業を推進していくにはこの問題を解決しないと、会社側も副業・兼業の人を雇いづらくなります。法整備が待たれます。
また、この話、個人事業主は適用外ですが、会社側は個人事業主でも総労働時間を把握し、健康管理に配慮することが望ましいそうです。個人事業主の方、働きすぎには注意ですよ。
参考:厚生労働省
クリエイターは体が資本