ごきげんよう、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を観賞、開始5分からエンドロールまであらゆる感情を突き動かされてずっと号泣していた毛玉です。大切な人と一緒に観て欲しい。
さて、今回はよくあるゲーム業界就活の疑問にお答えします。
22卒スケジュールはこちらをご参照ください。
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ゲーム会社の傾向を簡単にご説明します。
いわゆる大手パブリッシャー
「日本のゲーム会社」と言われてイメージする企業、任天堂、セガ、コナミ、コーエー、カプコン、スクウェア・エニックス、バンダイナムコエンターテインメントなどをパブリッシャーと言います。
パブリッシャーは、一般の就活スケジュールと同じ、3月からエントリー開始となり、6月頃には内々定が出ます。
企業によって違いはありますが、説明会を経て、エントリーシート提出、作品提出や実技テスト、筆記試験、複数回の面接が行われます。
流れは普通の就活です。
違うのは作品提出や実技テストですね。
作品は、プランナーは企画書、デザイナーはポートフォリオ、プログラマーはプログラミング作品(ゲームだったり、ゲーム以外のソフト・アプリケーション可なことも)。
企業から課題が出てそれを作ることもあります。
実技テストは、その場で絵を書いたり、コーディングしたり、問題を解いたりします。
SPIのような筆記試験と違い、直前の対策は難しい選考です。
学生時代に学んできたことが試されるので、ゲーム業界を目指すのであれば早い段階から提出作品の準備を進めましょう。
また、ゲームの人気がある分、エントリー数がめちゃくちゃ多く、競争率が高いです。
ただ、有名だからエントリーしてみたタイプの学生も多く、きちんとゲーム会社で何をやりたいか考え、作品制作に取り組んでいれば選考に進みやすいです。
作品選考の前にエントリーシート選考が多いので、作品準備と併せて、一般就活同様、企業研究・自己分析を行い、エントリーシート対策をしましょう。
新興スマホ系企業
ソーシャルゲーム以降に参入したスマートフォン向けゲーム開発企業は、就活スケジュールより早くスタートする傾向です。
Cygamesはすでに11月現在、22卒採用エントリーを開始しています。
エントリー開始はまだでも、説明会やインターンシップを積極的に行い、早い時期から募集をかけます。インターンシップは特に採用につながりやすいです。
このあたりの企業を狙う方は、企業Twitterやサイトのチェックをマメにしましょう。
22卒はオンラインでのインターンシップ、説明会となり、授業やアルバイトで忙しい学生の方も参加しやすいですよ。
※23卒も同様の傾向です。
実力派ディベロッパー
大手パブリッシャーと共同開発するゲーム会社です。
私が好きな会社だと、プラチナゲームズ、ディンプス、ランド・ホーなど。
スケジュールは一般の就活同様3月からスタートします。
ただ、どうしても学生が大手パブリッシャーに集中するため、大手の選考がひと段落したころから本格的な選考がスタートする傾向があります。
3月からはじまり、内定式前の9月頃までに内々定が出揃うイメージです。
選考方法は大手パブリッシャーとほぼ同じですが、パブリッシャー以上に作品を重視される印象があります。
また、ものづくりにこだわりがある企業が多く、「何をやりたいか」「本気でものづくりをしたいのか」を気にされるため、志望理由などエントリーシートの内容も重要です。
デザイナーは秋追加採用も
美大生・専門学校生はこれまで学祭や東京ゲームショウに合わせて作品を仕上げてくることが多く、また3D専攻は入学から学びはじめるためこの時期に技術が身についてくることから、秋にデザイナー採用を行う企業もあります。
これはゲーム業界独特かもしれません。
ただ、3月からの採用で充足することも多いため、秋採用を最初から狙わず、春採用から全力で行くことをオススメします!
こんなスケジュールで準備を!
気になる会社を調べてインターンに参加したり、エントリーシートをいつでも書けるよう自己分析・やりたいことをまとめてたりしておきましょう。
積極的に新卒採用をしている企業はマイナビ・リクナビといった就活ナビサイトで募集を行います。今から登録しておくと良いですよ。
行き詰まったらゲームをやったり映画を見たりとインプットするのもいいですね。
このフィードバックを元に3月まで作品のブラッシュアップを。
説明会も開催されるので、とにかく動きましょう。
まとめ
コロナ第三波が来る、オリンピックどうするなど22卒は見通しが立たないことが多く、大変な就職活動が予想されます。
状況が変えられないなら、自分の行動を変えていくのが楽な道。
早め早め準備をしていきましょう。
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