ファンタジーと現実が融合しているイギリス
今回は実はひっそりとイギリスで生活していた私の、ファンタジーと現実が融合している世界の写真をお届けしていきたいと思います!
学生街、オックスフォード
『ハリーポッター』映画シリーズなどのロケ地としても起用された場所。本来は45個のカレッジが形成する巨大な大学生街です。
日本の大学とは違うシステムなので、少し説明が難しいのですが、ユニバーシティ(大学)はいくつものカレッジの集合体を指します。また、カレッジは学部とは異なります。カレッジの中には食堂、学生寮、教室など生活に必要な様々なものが揃っていて、各々高速や教師団体が違います。ゲームに例えると、『ファイアーエムブレム風花雪月』のガルグ・マクみたいに1つの小さな町が築かれています。「所属」と呼ぶのが一番近しい表現で、例えば私は「ニューカレッジ所属、文化人類学部でデジタル文化を専攻しています」と自己紹介で説明することが多いです。
△中央広場
△Cloistersと呼ばれる半屋外の廊下。この廊下は実際にロケ地として撮影されたので、映画の聖地巡りなどの遊びもできます。
△各カレッジにあるチャペル。ニュー・カレッジのチャペルは木材を基調にシンプルな造り。
△「どこがシンプルや」と突っ込まれそうですが、上記のような偉大な賢者や聖人を讃える石像壁は比較的一般的な建造物です。
△今は夏で日が長いのですが、18時~のナイトチャペルはキャンドルを灯してくれるので綺麗。
ダイニングホール。歴代校長の肖像画が飾られています。全体的に暗めな色彩ですね。
△雨のモードリン・カレッジ。こちらはニュー・カレッジより「町」感が強め。
△図書館。小さなお城みたいな造りで全体的に可愛い感じ。
△カレッジ内学生寮へと続く道。ここから先は主に1~2年生の居住エリアです。
△藤の花がよく咲いています。
△外観は近くの公園からも見れます。学生寮が外壁の役目も担っています。
△潜入成功して、振り返ったらこの光景!
△教室として使うことが多いそう。
△食堂へと続くグランド・ステアケース。『ハリー・ポッター』の映画でも起用されています。特徴的な天井をしているので、ファンはすぐ分かるかも…?
△食堂!ニュー・カレッジと大体の装飾は一緒ですね。違いは色彩の基調が金色なこと、そして歴代校長の肖像画が更に多い点の2つです。
△クライスト・チャーチの目玉、カテドラル。週2回、男の子だけで形成される由緒あるコーラス隊が賛美歌を歌う祈りの時間が設けられています。平常時は一般公開も。
イギリス風情たっぷり、オックスフォードシャー
オックスフォード大学がある一帯はオックスフォードシャーという名前の地区にあります。(分かりやすい…笑)この地区の郊外や、電車で1時間程の地区にはイギリス風情たっぷりの小さな町が沢山散らばっています。
因みにオックスフォードは「街」と呼ばれていますが、そんなに大きくないです。
△時計塔からの景色。すぐに街の終わり、そして山や草原が見えます。
△中心街にはパブやコーヒーハウスが多いです。どちらもイギリス発祥。
△どこにでも歩いていけます。因みにプチ情報としてイギリスの歩行者信号はあまり機能していないので、信号無視して歩く人が多いです。車の間に隙間があったら渡っちゃう。
街の端から端まで歩いて45分程度、全てが徒歩圏内にあるオックスフォードですが、それでもイギリス内では「それなりに大きい街」として分類されます。イギリスの大部分は小さい町や村、そして毎年大量に降る雨から繁殖する広大な草原、牧場、そして森で形成されています。
△テムズ川が街の間を流れているので、川沿いで読書をしたり、友達とおしゃべりしたり、家族がピクニックしたり…。
△汚いですが、イギリス人にとっては馴染みの深い川です。
△オックスフォード郊外はこんな感じの家が並んでいます。この辺りになると、車を持っていないと移動がちょっと大変に。
△ 素朴な家々。
△宿屋。宿泊の他にレストランのみの利用も可能。
△ クリームティーが美味しい。クリームティーはスコーン2つとポットのお茶がもらえます。
△ 装飾がおしゃれ。
△ 暖炉も普通に使われています!
△絵本の世界のような景色。実際この村は『ピーター・ラビット』の世界観のモデルになったという噂も。
△ 手作りのお菓子やジャムを軒先で売っている人も。
△ 町のすぐ外は森。小道を辿って散歩したり、隣の村に歩いていくことができます。
△ かすみ草が多く生息しています。
おまけ
△ オックスフォードのシンボル、ラッドクリフカメラ(Radcliff Camera)。図書館として現在も使用されています。名前の由来は「カメラ」がラテン語で「丸天井」という意味だから。
これで締め〜!
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