【ゲームクリエイター甲子園】― HTC VIVE賞の受賞クリエイターと探るVRの可能性【ゲームクリエイター甲子園HTC VIVE賞、佐久間翔磨さんインタビュー】

【ゲームクリエイター甲子園】― HTC VIVE賞の受賞クリエイターと探るVRの可能性【ゲームクリエイター甲子園HTC VIVE賞、佐久間翔磨さんインタビュー】

日本最大級の学生ゲームの祭典・ゲームクリエイター甲子園の授賞式から2ヶ月…
HTC VIVEさんがHTC VIVE VR賞に選んだ『アマズル』制作チームの佐久間翔磨さんをインタビューさせていただきました!!

 HTC VIVE VR賞とは?

【審査員コメント】
「VRで楽しみたい」PCゲームだとすぐ解決策がすぐにわかっても等身大VRの世界では解決策が難しくなりそうで面白そうなので選定しました。
ゲームクリエイターの楽屋でまったり by Game Creators Guild

『アマズル』とは…?

『アマズル』は雨をテーマに制作された、3Dアクションパズルゲーム。
雨を降らせ、ステージ上に水を溜めることで、様々なギミックが発動可能になるので、水位とギミックを駆使しながら、ゴールを目指す。ギミックのバリエーション、及びクリア方法の種類は多数用意されているので、プレイヤーによってゲーム体験が変わる可能性も…!?
詳しくはこちらから!

『アマズル』のVR化は可能?

―本日はよろしくお願いします!
早速ですが、アマズルをVR化したらどんな感じのゲームになりそうですか?

佐久間さん:なかなか難易度が高く、やりがいがありそうですね(笑)
キャラクターの視点をVRで見たとすると、ステージの形を把握するのが難しくなるため、謎解きよりも探索をテーマにした要素を増やせそうです。
現状だと俯瞰視点でギミックの位置を把握できますが、それを捜索する要素に面白みを出せると感じました。
視界の開けたフラットな、比較的構造が簡単なステージにする必要が出てくると思うので、ステージのバリエーションを増やすのは難しくなりそうです。

ワネ
3DアクションパズルをそのままVRゲームにするのはなかなか難しそうなのか…

 

ということで、まずはVRゲームの知識をつけるため
HTC VIVEで実際に遊んでみることにしました!

HTC VIVEで遊んでみた!

ひとりよりも、みんなで遊んだほうがもっと楽しいよな…
ワネ

ということで、佐久間さんと共に株式会社オルトプラスでインターン中のプログラマー・伴瀬宏多さんにもHTC VIVEを遊んでもらうことに!


(写真左)佐久間さん
(写真右)伴瀬さん

ワネ
心なしか、佐久間さんの表情もやわらいでますね!

まず初めに遊んだのは、「Matrix Block」という音楽ゲーム

【Matrix Block】
音楽に合わせてブロックをなぞり、崩していくゲーム
Beat Saber(ビートセイバー)に似ているが、より正確な操作が求められるのが特徴


佐久間さん:今までのゲームで培ってきた経験、技術と全く別の要素が問われているような気がして、新鮮な気持ちで遊べました。

伴瀬さん:VR自体にあまり慣れていないので初めは苦戦したけど、慣れてきたらすごい面白いですね!

ワネ
もっと動きが激しいゲームも遊んでみよう!

ということで、次に遊んだのは「Creed: Rise to Glory」というボクシングゲーム

【Creed: Rise to Glory】
「ロッキー」シリーズのリブート映画、「クリード チャンプを継ぐ男」を題材にしたボクシングゲーム。
実際に映画に登場したキャラクターで対戦できます(なんとオンラインでのPvPも可能!)


伴瀬さん:距離感のつかみ方がけっこう難しいですね!
自分や敵のパンチの射程距離が理解できれば、ゲーム性そのものはWiiスポーツにあったものに近く、
シンプルだから楽しめると思います!

佐久間さん:自分も距離感の部分をつかむのに苦労して、ボクシングならではの要素にたどり着くまで少し時間がかかりましたが、こちらのゲームも新鮮で楽しかったです!

ワネ
1ラウンド1分、ラウンド間の休憩もないので、これがけっこうキツい(笑)
でもいい運動になりました!


ひと通り遊んだ後、何やらメニュー画面をうろうろする佐久間さん

佐久間さん:以前学校の課題で制作したVRゲームでは、プレイヤーが移動するごとにカメラを直接テレポートさせていたので、VR酔いしやすいという問題点がありました。
HTC VIVEでは同じような移動がスムーズに行われているので、自分で開発する際は視点の切り替わりを参考にしたいですね。

ワネ
VR制作の経験者ならではの着眼点だ…!

VRでやってみたい・参加したいイベント―実際にやっちゃうよ!―

―伴瀬さんは、VRを使ってやってみたいことはありますか?

伴瀬さん:VR機器を持っている前提であれば、それこそVR空間に会場を設けてイベントを行い、
各自アバターなどで参加できるようなイベントがあれば出てみたいです!
Vtuberの方たちと配信だけでなく、ライブ会場に行って実際の目で見たような感覚を味わえるようなものがあれば、ファンの人からしたらうれしいのかなと感じました!
イメージでいうとプロジェクトセカイ-カラフルステージ-のバーチャルライブみたいなものですね。

ワネ
確かに楽しそう!
だけど、自分用のバーチャルアバターって作るの大変そうだな…

ということで、初心者から誰でもバーチャルアバターが作れちゃうイベントを開催します!!!

ゲームクリエイターの楽屋でまったり by Game Creators Guild

用意するものはPCのみ!!

第3弾まで参加すればあなたもVTuberになれちゃいます!!

▼参加申し込みはこちら!
イベント参加申込みフォーム
https://share.hsforms.com/1hDoWV8EXQUyME0xfdUomWw3jtte

ワネ
どうですか!
VTuber、なってみたくないですか?

伴瀬さん:おお!いいですね!
VTuberにがっつりはまっていて「自分もやってみたい」と思っている人はもちろん、単純にバーチャルアバターがどう作られているのか、裏側がどうなってるのかを知りたい人たちにも面白いと思います!
ただ時間帯がご飯時にかぶっているので、途中参加・途中退場できるなら自分も参加してみたいです!

ワネ
もちろん途中参加OKです!
伴瀬さんだけでなく、VTuberになってみたい・興味があるという方はぜひご参加ください!
(ご飯は先に軽く食べておくといいかも……!)


▼詳細はこちら!

ゲームクリエイターの楽屋でまったり by Game Creators Guild

 

▼参加申し込みはこちら!
イベント参加申し込みフォーム
https://share.hsforms.com/1hDoWV8EXQUyME0xfdUomWw3jtte

 


ゲームクリエイターズギルドとは
ゲームクリエイターをはじめとしたゲームに関わる/関わりたい人たちが、プロ・アマチュア/学生・社会人/企業間など、あらゆる垣根を越え「学び合い」「語り合い」「教え合う」ゲームクリエイターのための拠点(ギルド)です。
※現役ゲームクリエイターやゲーム企業を目指す学生が約5500人参加しています。(2022年12月現在)

スキルや知識を学びゲームクリエイターとして成長・活躍し続けたい、同じ業界にいる仲間と市場の動向や技術についてなどの交流したい、日本のゲーム業界・職業自体の価値を上げ今より良い環境を作っていきたい……。そんなゲームを愛する人たちの未来に、必要な情報や機会を提供します。
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