『Heartreasure: Stellar Journey』インタビュー
しかけを動かしながら、隠れたハートを見つけるゲーム『Heartreasure: Stellar Journey』は手書きイラストを調整しながら開発を進めていったそうです。そのほか様々な制作エピソードも見てみましょう。
『Heartreasure: Stellar Journey』について
🪐 しかけを動かしながら、隠れたハートを見つけよう! ✨
ボールペンイラストの宇宙で、動く絵本のようなしかけを解きながら、まったりハートを探すゲームです!
ハンドルを回して星を動かしたり、ミニゲームを解いたりしながら、広大な宇宙を旅して背景に隠れたハートを見つけましょう!
ハートはこっそり、背景の一部に溶け込んでいます!
🪐 広大な宇宙を ゆったりと好きな順に巡ろう! ✨
スロットマシンや楽器、ミニゲーム、星全体を回転させるハンドルなど、星には様々なしかけが……!
しかけを解くと、次の星に移動できるロケットに乗れるようになります🚀
オープンワールドのようにどんどん宇宙が広がり、時間制限のないゆったりした世界で自由気ままにハート探しを進めることができます
かわいくてちょっとヘンテコな惑星をあちこち巡りながら、広い宇宙を攻略しよう!
🎨手描きのアート🖊
すべての惑星は、ボールペンで手描きしたアートを元に制作しています
ハートを見つけると、可愛らしいキャラクターが顔を出すアニメーションが!
🎶 やわらかく優しい音楽🎹
元任天堂の作曲家・椎葉大翼氏の書き下ろしピアノ独奏曲です。ピアニストによる演奏を、ホールを貸切って希少なオープンリールテープを使い収録した、こだわりの音楽です!
アナログ録音ならではの柔らかく深みのある響きが、暖かい宇宙を彩ります🎧🎶
マウスのクリック、ドラックアンドドロップ、スクロールホイールが基本の簡単操作です
時間制限がなく、ゆったりと絵本を読むようにハート探しをお楽しみいただけます!
ちいさなお子様から、大人の方、ゲームに不慣れな方まで
のんびりと宇宙を旅しながら、心温まるひとときを……☕🚀
■開発チームについて
――チームの紹介をお願いします。
今作ではプログラマと私の2名で主に開発を行い、音楽は作曲家の方にお願いしています。
私(asaha)はドット絵のアニメーションや手描きイラストを中心に作家活動をしている者です。
学生の頃から自主制作ゲームを作っていて、2023年に会社を退職して独立したのをきっかけに自分の個展で手描きイラストのフィールドを歩き回れるオンラインマルチのブラウザゲームを期間限定公開するようになり、今回はそのオンラインゲームを一緒に作っていたプログラマと有料コンテンツにチャレンジしました。
■開発について
――『Heartreasure: Stellar Journey』開発のきっかけについておしえてください。
Heartreasureは2019年にゲームジャムきっかけで制作したフリゲ版の1作目と、そのシステムを活用したフリゲ版の2作目が存在します。
これらが海賊版を販売される事件に巻き込まれてしまい、海賊版の評価が高かったことから販売タイトルとしていけるのでは?と思い、
せっかくやるなら完全新規ワールドでボリュームや遊びやすさもフリゲ版より大幅に改善して……ということで作りました。
――開発で苦労されたところは?
ハート獲得後に可愛いアニメーションが表示されるのですが、たくさんあって描くのが大変でした。
またSteamの配信は初めてだったので、審査準備や価格設定やセールなどSteamの規約やセオリーを把握する必要があり、タイトな開発スケジュールの中で並行して販売計画を立てるのはかなりキツかったです。
――完成までどのくらいの期間を想定していましたか?
元々4ヵ月の見積もりでスタートして、ボリュームを削いだり、遊び易さのために仕組みを追加したりということもありつつ、概ね想定通りのスケジュールでリリースできました。
審査に時間がかかる場合があると聞いていたので必死に巻きで進めましたが、3日ほどで結果を頂くことができ、予定より2週間早くリリースできたのは良かったです。
――ゲームエンジンは使っていますか?
Unityを使用しています。
■ゲームについて
――本作のおすすめのポイントを教えてください。
静止画の中からハートを探すだけでなく、ハンドルを回して星を動かしたりミニゲームを遊んだりといった、仕掛け絵本のようなギミックが入っているところが、探し物系ゲームのカテゴリ内では独自性が出せているのではないかと思います。
また、手描きイラストの世界観に合わせた音楽を作曲家の椎葉大翼さんに依頼し、書き下ろしの楽曲をピアニストが演奏してアナログ録音したこだわりの音楽になっていて、とても聴きやすく心地よいBGMなのでオススメです!
個人的にずっと推していた作曲家にご依頼でき、しかも自分の絵の雰囲気にかなり合わせた音楽にしていただけて感無量です。
――ハート探しの旅に出るというのがいいですね。
ありがとうございます!
1・2作目は特にストーリーや目標がなかったのですが、今作では宇宙に散りばめたストーリーのピースを拾って考察してもらう形でストーリーが入っています。
――イラストは手書きなのでしょうか
イラストはボールペンで手描きしたものを使用しています。
が、完全にボールペンだけというわけではなく、遊びやすくするためにPhotoshopで1枚1枚細やかな調整を行っています。
アニメーションもボールペンの線画を使いつつPhotoshopで1コマずつ加筆・編集したものになります。
――Steamには海外の方のレビューも見られますが、海外のユーザーも多いのでしょうか。
圧倒的に日本人が多いです。
海外のユーザーさんはレビュー率が高く、様々な視点でレビューして頂けていて嬉しいです。
■最後に
――この記事をご覧の開発者や学生の皆さんに一言お願いします。
めちゃくちゃシビアなことを書きますが、ゲームに限らず、作品は完成させてリリースして初めてスタートラインに立つ物だと思っているので、ボリュームを削いででもスケジュールを押してでも完成させられるように踏ん張るのが大事です。
が、生活リズムがめちゃくちゃにならないように気を付けましょう!