『HER TREES : PUZZLE DREAM』インタビュー
物を動かし組み合わせてパズルを解く、独創的なポイント&クリック・パズルゲーム『HER TREES : PUZZLE DREAM』についてインタビューしました。どのように生まれたのか、見て行きましょう。
『HER TREES : PUZZLE DREAM』について
HER TREES : PUZZLE DREAM(ハーツリーズ:パズルドリーム)は、物を動かし組み合わせてパズルを解く、独創的なポイント&クリック・パズルゲームです。
夢の中に潜む奇妙なパズルを解き明かそう。
今作はシリーズ3作目ですが、独立した作品として初めての方にもお楽しみいただけます。
主な特徴 :
40個以上の独創的なパズル
面倒な計算やメモは不要、ひらめきと観察で解けるパズル
一定時間でヒントと答えを開放
プレイ時間、約1~2時間
多様なプレイヤーに対応 :
非言語なゲーム
全編モノクロームで、色覚に関わらず解けるパズル設計
音を使ったパズルは無し
■開発チームについて
――チームの紹介をお願いします。
stoneと申します。
4年前くらいから本格的にゲームを作りはじめました。
――チームは何人くらいですか。
音周り以外はほぼすべて一人で作ってます。
――これまでどんなゲームを開発しましたか?
ポイント&クリック・パズルゲームのHER TREESというシリーズで2作つくって、
今は3作目を制作中です。
それ以前だと『HER BOX』『 Letter Dream』という小さいゲームを作りました。
■開発について
――『HER TREES : PUZZLE DREAM』開発のきっかけについておしえてください。
もともとシリーズもので作る予定で始めました。
今作はこのパズルシステムでできることは全部やりきろうと思って作りました。
シリーズの最初の作品開発のきっかけは、
プログラムが比較的簡単そうな脱出ゲーム的なものを作ろうとまず決めていて、
近しいジャンルのゲームをたくさんプレイして
個人的に不満や問題に感じた要素を解決できるようなゲームデザインを考えた結果、
新しいパズルシステムができたのでそこからいくつも作ってみました。
影響を強く受けたゲームは『The Witness 』です。
――開発で苦労されたところは?
プログラミングです。
全くの素人から始めて今も苦労しています。
――開発の中で気づいたことはありますか?
ゲームを楽しく遊ぶのがうまいプレイヤーとそうでないプレイヤーがいるなと思います。ゲームのおもしろさポテンシャルを引き出す力みたいなものです。
プレイヤー自らがゲームを台無しにしてしまわないように、
うまく手を回してあげるのがゲームデザインで大事なことのひとつだと思います。
今作ではその辺に気を付けました。
――完成までどのくらいの期間を想定していましたか?
1年から1年半を想定していました。
――実際にかかった期間はどうでしょう?
もう1年半以上経ってしまいました。
年内に出したいですが厳しいかもです。
――ゲームエンジンは使っていますか?
unityを使っていますが、全然よくわかっていません。
ほかのゲームエンジンも触ってみたいです。
■ゲームについて
――本作のおすすめのポイントを教えてください。
このゲームにしかないパズルシステムです。
――世界観が独特でいいですね。
ありがとうございます。
私のゲームと雰囲気は全然違いますけど、
ステッパーズ・ストップの『孤独なアルファ』などの閉ざされた空間で少女と対話する系のゲームの世界観に影響受けています。
――本作の今後について教えてください。(セールやアップデートなどがあれば)
リリースまでもうしばらくお待ちください。
■最後に
――この記事をご覧の開発者や学生の皆さんに一言お願いします。
まだゲーム開発わからないことだらけなのでいろいろ教えあえたら嬉しいです。
ゲーム業界の知り合いがほぼいないので困っています。
気軽に声かけてください。