【ゲームクリエイター甲子園】月間賞受賞者インタビュー
ゲームクリエイター甲子園への応募作品の中で、月ごとに最も注目・応援された作品の制作者にインタビューする本企画。
今回は、8月話題賞を受賞した3Dアクションゲーム「マグネクション磁」を制作した、チームHOTにインタビュー!
磁力を使ったギミックが満載の3Dアクションゲームはどのようにして生まれたのでしょうか?
3Dアクションゲーム #マグネクション磁 アップデート内容を反映した新PVです!
是非ご覧下さい!!
Steamにて配信中& #GC甲子園 参加中です!
ダウンロードはリンクからhttps://t.co/RWyBnqNoOA#ゲーム制作 pic.twitter.com/7Ha212V1pJ— HotaxeGames@Unity1Week参加 (@HotaxeGames) September 12, 2021
▼「マグネクション磁」の詳細はこちら!
▼ゲームクリエイター甲子園とは?
開発について
●今日はよろしくお願いします。自己紹介をお願いします。
COCOさん:COCOといいます。大学の2年生で、去年の10月ごろからUnityを触っています。
大学の先輩にゲームを作っている人が結構いて、その先輩に「やってみたら?」と言われてやりはじめて、このゲームはその延長線上にあります。
yosshiさん:yosshiです。大学2年生で経営学部です。ゲーム制作はCOCOに誘われて参加しました。
僕はどんなゲームが流行っているのかや、セールスが好調化を分析するのが好きで、ほかにゲーム実況などを分析してCOCOが作っているゲームがどういう風にすれば多くの人に楽しんでもらえればと思って参加しました。
今後につながるならと思っています。
Tochiさん:大学2年で、大学ではメディア社会学を専攻しています。ゲームにはそこまで詳しくないのですが、去年の春休みに何か新しいことをしてみたくってCOCOに誘われて参加しました。ゲームにあまり詳しくないのですが、宣伝担当として、みんなにどんなことを伝えたいかを聞いてTwitterで情報発信しています。
●3人で開発をしているのですね。今回の『マグネション磁』の前に何かゲーム開発をしていましたか?
3人:このチームでの開発は初めてです。
●はじめての開発ですと、困ったことも多かったのでは?また、どのくらいの期間がかかったのでしょう?
COCOさん:困ったときはみんなで相談したり、実装面で困ったときは調べたりして解決していきました。
開発の期間は、今年の2月から開発をはじめて春休みいっぱいまで開発を進めて一旦Steamで公開しました。
そこから操作性に難ありとか、Steamユーザーからのフィードバックをもらいながら改善してきました。
ほかにもデバッグを手伝ってくれている高校のころからの友人からもいろんなアドバイスをもらいました。それを修正しています。
●誘われたお二人はびっくりされたのでは?
yosshiさん:単純に面白いというのがあって、どういうゲームが人気になるのかを調べていたりしたので参加しました。
社会人になっても好きなことをしたいというのがあって、収益もあげることができるような風にこの活動が続けばと思って参加しました。
Tochiさん:もともとCOCOがゲームを作っていたのは知っていて、何か協力出来たらと思っていました。ほかにも大学に入って1年過ぎたし何かできることがあればと思って参加しました。
企画について
●『マグネション磁』は3人で話し合って企画から出来上がっていったのでしょうか?
COCOさん:なんとなく磁石を使ったゲームを考えていて、そのあとみんなを誘ってどんな風にするかを話し合って決めていきました。
yosshiさん:そうですね。COCOが磁石ってアイデアを持っていて、それをどういうゲームにするのか、例えばステージクリア型にするのかそれとも一本道の長いステージにするのかとかを三人で考えていきました。
COCOさん:そうですね。最初はステージ内にチュートリアル動画を入れたりもしたんですけど、チーム内で「それは見ないのでは?」となって今の形になりました。
●磁石のギミックも3人で話をしたのでしょうか?
COCOさん:僕のほうでこういうのを実装してみたいというのを出して、二人に見てもらって意見ももらったりして実装していきました。
もう一種類磁力を帯びるオブジェクトを考えていて、細かなオブジェクトを磁力で自分に吸いつけて置くと重くなって飛ばないようにするとかも考えていました。
ほかにも称号を得られるようにしたかったのですが、ちょっとモデリングが難しくBlenderの操作が難しくて…あきらめました
●はじめてBlenderを触ると操作方法に慣れるだけでも大変ですよね。
Steamに出されたとのことですが、Steam Worksに登録するのは大変ですよね。
yosshiさん:PCゲームならSteamで出してみたいというのを提案しました。収益性も意識していたので、せっかくならSteamに出してみたいと思いました。
COCOさん:書類提出は英語もあって大変でした。YouTubeの解説動画を見てつくりました。審査も通らないときがあって大変でした。
●Steamを通じて様々なフィードバックをもらったのでしょうか?
COCOさん:そうですね。改善点を教えてくれたり、海外の人に好意的なコメントをもらったりできました。
ゲームクリエイター甲子園への参加と、これからの「マグネクション磁」
●甲子園に参加したきっかけ
COCOさん:夏休みのころにTwitterでDMが来たのがきっかけでした。参加しやすそうだったので、参加しました。
●月間賞を受賞した感想
COCOさん:本当に、めちゃくちゃうれしいです!
もともと西村さんの審査員賞には選ばれなかったんですけど、ノミネートした時にものすごく盛り上がりました。そんなことできるんだって。そこから月間賞を意識しはじめました。
Tochiさん:動画にも出ましたし。そのあたりから注目度ランキングも上がっていって、これは狙えるんじゃ?って思えてきました。
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●今回の月間賞を受賞して、さらに改善していきたいと思った点はありますか?
COCOさん:月間応援賞を取られた『赤のレクイエム』がiOSやAndroidに対応しているのをみて、スマホ版も出してみたいなって思いました。あと、ゲームパッドに対応するようにしています。
●今回の受賞をきっかけに、今後やってみたいことがあれば教えてください。
COCOさん:続編も作ってみたいと思っています。そのゲームでは磁石以外の要素も足してみたい。
yosshiさん:チームとしてゲーム制作以外もいろんなことができればいいなと思っています。
Tochiさん:宣伝をしていて、応援してもらえるように頑張って、受賞の助けになったのかなと思っていて、今後はチームのアカウントをもう少し動かしたり、フォロワーを増やしたりをしていきたい。結構拡散するのが難しいと思ったのでたくさんの人に知ってもらえる機会を作れたらと思いました。
●ありがとうございました。
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