日本ダービーってどんなレース?ウマ娘の視点からGⅠを徹底解説!

日本ダービーってどんなレース?ウマ娘の視点からGⅠを徹底解説!

――全てのウマ娘の夢。その頂点に立つのが、ダービーウマ娘だ。
ウマ娘でもこのように紹介されている通り、日本ダービーは全ての競馬関係者の目標であり、夢でもある特別なレース。
他のGⅠレース、クラシックのレースとは一線を画すものがあります。
ワネ
一生に一度しか走れない、同世代の7000頭を超える馬たちの頂点を決めるレースと聞けば凄みがわかりますね…!
今回は、5/30(日)に東京競馬場で行われる「競馬の祭典」、日本ダービーを徹底解説!
当然ウマ娘でもかなり重きを置かれているレースなので、内容盛りだくさんでお届けします!
ワネ
まずはオークスと先週のウマ娘情報から!
かからずに落ち着いていきましょう?

先週のGⅠレースとウマ娘ふりかえり

先週のオークスは、3番人気・ユーバーレーベンが直線しぶとく伸びて差し切り!
ゴールドシップ産駒として初のGⅠ制覇を遂げました!

1番人気・ソダシは直線で伸びを欠き8着。
担当厩務員の今浪さんは、以前に自分が手がけたゴールドシップの娘に負かされる形となりました…

▼今浪さんとゴルシの詳細はこちら!

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目次 1 桜花賞ってどんなレース?ウマ娘の視点からGⅠを徹底 […]…

 

さらに、ウマ娘のゴールドシップ役・上田瞳さんも祝福!

 

ワネ
僕の本命はクールキャット(6番人気・14着)でした

勝ったユーバーレーベンは痛恨の軽視…
「ソダシは逃げる可能性があり危ない!」と警鐘を鳴らしておきながら、本命にしたクールキャットが逃げてしまいました?

 

さて、続いて先週のウマ娘情報です!
5/27の『ぱかライブTV Vol.7』にて、5/28から開始のイベント詳細が発表されました!

ジューンブライドのイベントということで、育成ウマ娘は限定衣装のマヤノトップガン・エアグルーヴがピックアップ!

サポートカードのSSRには、カワカミプリンセスやメジロドーベルが新たに登場しました!

ワネ
カワカミプリンセスやメジロドーベルは、すでに別の記事でも紹介しています!

▼カワカミプリンセス

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目次 1 ヴィクトリアマイルってどんなレース?ウマ娘の視点か […]…

▼メジロドーベル

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目次 1 先週のGⅠレースとウマ娘ふりかえり2 オークスとは […]…

 

ワネ
マヤちゃん絶対欲しいけどもう石がない?
これは何としてでもダービーを当てるしかない?

日本ダービーとは?

さて、日本ダービーが行われるコースは東京競馬場・芝2400m
先週のオークスと同じですが、圧倒的に異なる重要な特徴がひとつあります。
それは、とにかく内枠が有利ということ!
人気薄の馬でも、内枠ならそれだけで注意が必要です。
逆に、外枠はかなり不利になっています!
なぜこうも枠の影響が顕著かといえば、ダービーの週から内ラチの柵が外側に移動するためです。
みんなコースロスの少ない内ラチ沿いを通りたいのですが、そうなると必然的に馬場が荒れてきます。
そこで柵を外側に移動することで、ラチ沿いの馬場が比較的きれいな状態になり、走りやすくなるというわけです!
ワネ
内枠有利・外枠不利はすごく有名な話なので、力のある外枠の馬が不自然に人気しないことも。
そんな不当に人気のない馬を狙っても面白いですね!

ウマ娘に登場する馬で見る日本ダービー

ワネ
今回は、ダービー特集なので特別仕様✨
育成ウマ娘としてゲームに実装されている馬を全頭紹介します!

【1984年】シンボリルドルフ、無敗の二冠制覇は皇帝の序章

史上初の無敗の三冠馬として知られる皇帝・シンボリルドルフ。
クラシック二冠目のダービーでは、先団に取りつこうとする騎手の指示をまさかの無視。
それでも4コーナーで自ら進出を開始。前残りのレースをただ一頭差してきて見事勝利。
圧倒的なレースも多いルドルフの中でも、かなり特徴的なレースとなりました。

【1991年】トウカイテイオー、史上初の親子で無敗の二冠達成

シンボリルドルフ産駒として、颯爽とクラシック戦線に乗り込んだトウカイテイオー。
大外枠を引いた皐月賞を快勝すると、迎えたダービーでもまさかの大外枠。
皐月賞より格段に外枠が不利となるレースながら、好位につけたテイオーは4コーナーで抜け出し、終わってみれば3馬身差の完勝。
誰もが親子での無敗の三冠達成を期待し始める中、ここから波乱万丈のテイオー伝説が幕を開けます。

【1992年】ミホノブルボン、サイボーグは距離の壁をも越える

正確無比なラップを刻む逃げで、サイボーグとも呼ばれたミホノブルボン。
皐月賞を2馬身半差で快勝するも、ダービーでは短距離血統が嫌われ「距離が持たないのでは」との声も多く挙がりました。
しかし、レースではただ一頭を除いた後続を引き離す逃げを打つと、緩まないペースを刻み、直線では終始マークしてきたライスシャワー以外はみなバテバテ。
終わってみれば圧巻の4馬身差をつけ、距離不安を払拭する見事な二冠達成となりました。

【1993年】ウイニングチケット、夢をつかむ特急券がもたらした悲願

デビュー戦は距離が短く5着に敗れるも、2戦目から破竹の4連勝で弥生賞を制覇。
ここから、同期のナリタタイシン、ビワハヤヒデとともにクラシック路線の有力馬に挙げられます。

1冠目の皐月賞では、コースに入った後に落ち着きを欠き、ナリタタイシンの5着に敗戦。
それでも、続くダービーでは、主戦騎手の柴田政人ジョッキーの初制覇がかかっていることもあり、1番人気に支持されます。

レースでは、4コーナー5番手から早めにスパートしたチケットが、ライバル2頭の追撃を振り切り見事勝利。
柴田ジョッキーは19回目の挑戦にして見事ダービー制覇を果たしました。

ワネ
ウマ娘でのウイニングチケットのダービーへの熱い思いは、史実の柴田騎手のそれがモデルになっていると思われます。

【1994年】ナリタブライアン、牙を剝いた「シャドーロールの怪物」

トレードマークの白いシャドーロールを装着してから、まさに怪物のような強さを見せつけてきたナリタブライアン。
皐月賞では傷んだ馬場ながらレースレコードを1秒2も更新する離れ業をやってのけ、迎えたダービーでは単勝1.2倍の圧倒的人気を背負います。
隣の馬がゲートで立ち上がるも動じず、好スタートから好位につけると、他馬に邪魔されないよう大外を回して結果は5馬身差の圧勝。
あまりの怪物ぶりに、東京競馬場は割れんばかりの大歓声に包まれました。

【1998年】スペシャルウィーク、黄金世代をちぎり倒すスペシャルV

1番人気で迎えた皐月賞では大外枠に泣き、セイウンスカイの逃げを捕まえきれず3着に終わったスペシャルウィーク。
ダービーでは、直線で力強く抜け出すと、キングヘイローやセイウンスカイが下位に沈むなか、5馬身差の圧巻V。

当時、ダービー以外のクラシックには何度も勝利していた武豊騎手も、ダービーは初制覇となりました。

ワネ
いつも冷静な武豊ジョッキーが、鞭を落としながらも必死で手綱をしごいていることからも、ダービーの凄さが感じられます!

【2007年】ウオッカ、歴史を変えた64年ぶりの牝馬V

牝馬はダービーを勝てない。そんな「思い込み」を払拭した馬がこのウオッカ。
桜花賞でダイワスカーレットに敗れたウオッカは、前走の敗戦が嫌われ、ダービーでは3番人気にとどまります。
しかし、レースでは終始中団を進むと、直線で豪脚を発揮し、2着に3馬身差をつける完勝。
有力各馬が自分のレースができない中で、自分の競馬に徹したジョッキーと、そもそもダービーへの出走を決断した陣営。
まさにウマ娘でウオッカが追求する「カッコよさ」がよく表れていました。

今年の日本ダービーの有力馬は?

牝馬路線やマイル路線、皐月賞未出走組など、まさに群雄割拠となった今年のダービー。
実力の頭一つ抜けているエフフォーリアを逆転する馬は現れるのか…?

エフフォーリア

父は菊花賞やジャパンカップを制したエピファネイア。
エピファネイアの母・シーザリオはスペシャルウィーク産駒なので、マルゼンスキーの血も入っています。
さらに、母の母・ケイティーズファーストはヒシアマゾンの姉と、血統的には中距離がベスト。
皐月賞では好位追走から直線で抜け出し、3馬身差の完勝。
走法や今までのレースぶりから、中山より東京向きなのは確実で、ダービーではさらにパフォーマンスを上げてくると考えられます。
さらに、騎乗する横山武史騎手は22歳。
勝てば戦後最年少のダービージョッキーとなります。
ワネ
父の典弘騎手は、同じ22歳のダービーでメジロライアン(1番人気・3着)に騎乗しています!

引き当てた枠順も1枠1番。無敗の二冠へ視界良好です!

サトノレイナス

昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ、今年の桜花賞ではソダシの2着に敗れたサトノレイナス。

マイル戦でのレースぶりから距離が伸びた方がよいとの声が多く、オークスでの期待も高かった中で、陣営はダービー出走を選択。

中距離適性は高そうで、ルメール騎手が引き続き騎乗するなど好材料も多く、ある意味牝馬と考えずに予想した方がよさそうです。

ただ、引き当てた枠は8枠16番。
試練の枠順をどう克服し、エフフォーリアに立ち向かうのか。ルメールマジックに期待です!

タイトルホルダー

皐月賞ではエフフォーリアの2着だったタイトルホルダー。
その1走前の弥生賞では、ダノンザキッドとシュネルマイスターの2頭のGⅠ馬を相手に逃げ切り勝ち。
このように力はあるものの、前で粘り込むレーススタイルからか、毎回あまり人気しないのが大きな特徴です。
ダービーでも、2~3番手を楽に追走した場合はかなり怖い一頭。軽視は禁物でしょう。

バスラットレオン

ニュージーランドトロフィーでは、マイル戦で5馬身差圧勝とタイキシャトルばりの着差をつけたバスラットレオン。
満を持してNHKマイルカップに参戦しますが、スタート直後にまさかの落馬競走中止
これを受けた陣営は怒りのダービー出走を選択します。
8枠17番と大外を引いてしまったバスラットレオンですが、陣営は強気の逃げ宣言。
昨年に走った2000m戦でも距離が長そうだったものの、ハナを切って楽なペースを刻み、かつ後続のプレッシャーが甘い場合は番狂わせもあるか。

まとめ

ワネ
今回も、全然当たらないと大好評のワネ予想つきです!
◎エフフォーリア
○タイトルホルダー
▲ヨーホーレイク

△グラティアス、ヴィクティファルス、ラーゴム
穴党なので普段は人気薄の馬に本命を打ちますが、今回ばかりはエフフォーリアで仕方ないと見ます。
皐月賞の圧倒的なレースぶりから、皐月賞組よりもサトノレイナスやワンダフルタウン、シャフリヤールといった別路線組が人気になっているので、人気の落ちている皐月賞上位組を重視します。
皐月賞2着のタイトルホルダーは弥生賞で2頭のGⅠ馬を破り、同5着のヨーホーレイクは左回りの方がパフォーマンス上昇を見込めます。
グラティアスは皐月賞でやや出遅れ・外枠で距離ロスを強いられており、ヴィクティファルスは共同通信杯でエフフォーリアの2着です。ラーゴムは皐月賞ではかかってしまい、まったく力を発揮できませんでした。
ワネ
ウマ娘視点から見れば、ウオッカがちらつくサトノレイナスを挙げるべきですが、馬券妙味が第一なのであしからず…
ホースマンにとって特別なダービーは、ファンにとっても特別。
馬券を当てたらひときわ思い出に残るレースなので、ぜひお好きな馬を応援して、馬券的中を目指してみてください!
▼過去のウマ娘記事はこちら!

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