NHKマイルカップってどんなレース?ウマ娘の視点からGⅠを徹底解説!
先週の天皇賞(春)は3番人気ワールドプレミアが差し切り勝ち!
ややスタートで後手を踏みましたが、内枠を利した見事なレース運びを見せました!
しぶとく伸びた2着・ディープボンド、直線半ばまで先頭の3着・カレンブーケドールも見せ場があり、見ごたえたっぷりのナイスレースでしたね!
馬券ではスマイルできませんでしたが、今はウマ娘のガチャが激アツ!
サポートでピックアップ中のスーパークリークとたづなさんはもちろん、ぜひスマートファルコンは引いておきたい!
東京や中山といった中央競馬場ではなく、大井をはじめ全国各地の地方競馬場のレースに遠征しては連勝を重ねたダートの王者。
武豊騎手を背に序盤からハナを奪い、後続に影を踏ませず逃げ切るそのレーススタイルから、砂のサイレンススズカと呼ばれることも。
ウマ娘ではタイキシャトルやエルコンドルパサーの目標レースになっていますが、これにはとある理由があるようで…?
NHKマイルカップとは?
NHKマイルカップは、もともと日本ダービーの前哨戦として開催されていた「NHK杯」が前身です。
1996年に、当時は外国で生産された馬にはダービーをはじめとする「クラシック路線」の出走権利がなかったことを踏まえ、外国産馬や適性距離の短い馬の春の大目標となるGⅠレースとして新設されました。
ウマ娘において、タイキシャトルはウエスタン、エルコンドルパサーはメキシカンなキャラクター。
この2頭は外国生まれの馬なので、クラシックへの出走権利がなかったことから、NHKマイルカップが目標として設定されているんですね!!
さて、NHKマイルカップが行われるのは、東京競馬場の芝1600m。
東京競馬場の直線は525.9mと長く、差しもかなり届きやすいコースです。
※「中山の直線は短いぞ!」でおなじみ中山競馬場の直線は310m。
NHKマイルカップのレースとしての特徴は、短距離適性の高い馬が多数出走することから、ペースの引き締まったタフな展開になりがちなところ。
そのため、ハイペースのレースを経験している馬や、マイルよりも長い距離を経験している馬が比較的好走します!
ウマ娘に登場する馬で見るNHKマイルカップ
ウマ娘に登場している馬で、NHKマイルカップを制した馬は実は2頭のみ!
【1997年】シーキングザパール、おてんば娘伝説の幕開け
いきなりサポートカードすら未実装のシーキングザパールの紹介です…!
デビュー時から高い能力を見せつけたシーキングザパールですが、ゲートを出て突然逸走したり、重たい馬場を嫌がって突如レース中に走る気をなくしたりと、その性格に難がありました。
しかし、デビューから2年目、シンザン記念から重賞レース3連勝と抜群の安定感で勝ち星を重ねます。
1番人気に推されて迎えたNHKマイルカップでは、スローペースを中団の好位で追走すると、そのまま直線で抜け出し完勝。重賞4連勝でGⅠ初制覇を飾りました。
翌年、日本調教馬として初の欧州GⅠ制覇を目指し、タイキシャトルがヨーロッパ遠征を敢行。
パールも帯同する形でヨーロッパに旅立ち、シャトルに先んじて出走したフランスGⅠ・モーリス・ド・ギース賞でなんと優勝。
シャトルも翌週にフランスGⅠ・ジャック・ル・マロワ賞を制し、2週続けての快挙となりました。
今週末は、NHKマイルカップ(GI)。
1997年の優勝馬は、#シーキングザパール。1番人気に応えてGI初制覇!翌年の1998年には、日本調教馬で初めてヨーロッパのG1を制したよ!#うまび #NHKマイルカップ pic.twitter.com/5EEvQLZv91
— JRA FUN (@JRAFUN_Official) May 6, 2021
【1998年】エルコンドルパサー、デビューから無敗でGⅠ制覇を遂げる
デビューからダートで3連勝後、初めての芝レースとなったニュージーランドトロフィーも快勝したエルコンドルパサー。
無敗で迎えたNHKマイルカップでは、他にも2頭の無敗馬がいる中で1番人気に支持されます。
レースでは好スタートから好位を進み、4コーナーでかなり外に膨れながらも、直線早め先頭から押し切り勝ち。デビューから5連勝、無敗のままGⅠホースとなりました。
休養を経て、秋の始動戦となった毎日王冠で当時最強のサイレンススズカに敗れて初黒星。
次走のジャパンカップでは、同世代のダービー馬・スペシャルウィークらを下して優勝するなど「世代最強」とも評される実力をいかんなく発揮しました。
メイクデビュー列伝。
1997年11月第二週目には、ジャパンカップ(GI)やフランスのサンクルー大賞(G1)を制し、凱旋門賞(G1)では惜しくも2着と世界でも活躍した #エルコンドルパサー がデビュー(1着)。ちなみに、デビューから3戦はダート戦だったんだよ。#うまび pic.twitter.com/d36RnwqAiu
— JRA FUN (@JRAFUN_Official) November 4, 2020
今年のNHKマイルカップの有力馬は?
今年の有力馬は外国よりの血統が多いです!
グレナディアガーズ
朝日杯フューチュリティステークス(GI)を優勝したのは、#グレナディアガーズ!
見事、2歳マイルチャンピオンの座に輝く!また新たなスターホース候補の誕生だね。おめでとう!#うまび #朝日杯フューチュリティステークス #川田将雅 pic.twitter.com/hquxUWKw7y
— JRA FUN (@JRAFUN_Official) December 20, 2020
父はイギリス調教馬で、キャリア通算14戦全勝の怪物・フランケル。
母もアメリカGⅠを制するなど、まず血統がものすごいです。
そんな由緒ある血筋のグレナディアガーズですが、もともと気性に難があり、デビューから初勝利まで3戦を要します。
未勝利戦を勝利した後、果敢にもGⅠ・朝日杯フューチュリティステークスに挑みますが、7番人気と伏兵評価。
しかし、レースでは好位を追走すると、直線半ばで先頭に立ちそのまま押し切り。2、3着には差し馬が入った厳しい流れを押し切る強さを見せ、2歳マイル王に輝きました。
年明け初戦のファルコンステークス(GⅢ)では、パドックで気の悪さも見せ2着。
確かな実力と危うい気性が同居するグレナディアガーズですが、本番ではどちらの一面が顔をのぞかせるのでしょうか…?
シュネルマイスター
父キングマンはイギリスの名マイラーで、キャリア通算8戦7勝(うち2着1回)。
さらに母はドイツのオークス勝ち馬と、こちらもまた超良血馬。
前走は2000mの弥生賞(GⅡ)で、2番手追走も逃げたタイトルホルダー(皐月賞で2着)を捕まえきれず2着。敗れたとはいえ、いかにも距離が長そうな走りを見せたため、今回のマイルへの距離短縮は魅力的に映ります。
鞍上は今の日本で一番の名手と言っても過言ではないルメール騎手。
とりあえず買っておいて損はない一頭です!
ピクシーナイト
こちらも血統に注目の一頭。
父はマイル~中距離でGⅠ・6勝を挙げたモーリス。その父はジャパンカップを制したスクリーンヒーロー。さらにその父があのグラスワンダーです。
母系の血統は、母父がキングヘイロー、母の母の父がサクラバクシンオーと、こちらは短距離志向が強め。
ウマ娘から競馬を知った方にもイメージしやすい血統のピクシーナイトですが、デビューから3戦目のシンザン記念を逃げ切り、重賞初制覇。
シンザン記念(GIII)を優勝したのは、#ピクシーナイト!
三冠馬など多くのスターホースを輩出している若駒の登竜門を制す!鞍上の #福永祐一 騎手はこの勝利でJRA通算2400勝達成!さらに、#モーリス 産駒のJRA重賞初制覇だよ。おめでとう!#うまび #シンザン記念 pic.twitter.com/aohZAMTWR1
— JRA FUN (@JRAFUN_Official) January 10, 2021
グラスワンダーの血統は、先行してしぶとく粘り込む走りが信条の馬が多いので、すんなり前につけられたら怖い一頭です!
まとめ
NHKマイルカップは、牡馬と牝馬を問わず、短距離路線から中距離路線まで様々な馬たちが出走してくるので、なかなか予想が難しいです…!
人気薄の馬も毎年のように好走する荒れ模様のGⅠレースなので、あえて考えすぎずに好きな馬を買ってみることをオススメします!
その分当たれば配当はデカいです!!
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