桜花賞ってどんなレース?ウマ娘の視点からGⅠを徹底解説!

桜花賞ってどんなレース?ウマ娘の視点からGⅠを徹底解説!

先週の大阪杯では、4番人気のレイパパレが逃げ切り勝ち!3強はコントレイルの3着が最高着順とやや波乱の決着でしたね!
みなさんの馬券は見事的中したでしょうか?

ゲームクリエイターの楽屋でまったり by Game Creators Guild

目次 1 大阪杯ってどんなレース?ウマ娘の視点からGⅠを徹底 […]…

ワネ
僕の本命はワグネリアン(5番人気・12着)でした

豪快に外した人もいる一方で、中には大的中した人も…⁉

ワネ
これがマルゼンスキー役の力か……
※レイパパレにはマルゼンスキーの血が入っています

さて、来たる4月11日(日)には、牝馬クラシック競走の1冠目桜花賞が阪神競馬場で行われます。

ウマ娘では、一部キャラのクラシック級での目標レースにはなっているものの、実際はどんな立ち位置のレースかわからない方も多いのでは?

そこで今回は、リアル競馬とウマ娘での両方の視点から、桜花賞を徹底解説します!

桜花賞とは?

まず、桜花賞には牝馬しか出走できません!
ウマ娘には性別という概念がないので少しわかりづらいですが、クラシックには牡馬路線と牝馬路線があります。

ウオッカの日本ダービーのように牝馬が牡馬路線に挑戦することはできますが、牡馬が牝馬路線に挑戦することはできません。

ワネ
桜花賞は1600mのマイル戦、皐月賞は2000mの中距離戦なので、牡馬がモデルのキャラでも桜花賞→NHKマイルのローテを歩めるのはウマ娘ならではの魅力ですね!

さて、桜花賞はクラシックなので、どの馬も一生に一度しか出走するチャンスがありません。
マイルのレースながら、適性距離が若干短いバクシンオーのような馬も少し無理して出走してきます。

そのため、チューリップ賞などの前哨戦より締まった厳しいペースになりがちです。

厳しいレース展開になると、上位に食い込んでくるのは牡馬との対決で好走した経験のある馬。
牝馬限定のレースでは、緩んだペースから最後にキレる末脚が求められがちですが、
牡馬とのレースでは持続的に脚を使うことが求められるレースが多いです。

桜花賞では、そんな牡馬とも対等に渡り合える馬が頻繫に好走します!

ワネ
2020年はデアリングタクト(無敗で牝馬クラシック三冠達成)、2019年はグランアレグリア(春秋スプリントGⅠ制覇、安田記念)、2018年はアーモンドアイ(史上初の芝GⅠ9勝)と近年の勝ち馬は名馬ばかり!

ウマ娘に登場した馬で見る桜花賞

三冠牝馬候補エアグルーヴ、熱発によりまさかの回避

現状ゲームに登場している牝馬がモデルのウマ娘が少なく、いきなり桜花賞に出走していない馬の紹介です(笑)

父は凱旋門賞馬トニービン、母はオークスを制したダイナカールという超良血のエアグルーヴ。

1995年の阪神3歳牝馬ステークス(現・阪神ジュベナイルフィリーズ)では2着に敗れたものの、年明け初戦のチューリップ賞を5馬身差の圧勝。
これを見た陣営は牝馬クラシック三冠をすべて制覇する勢いで桜花賞に向かうものの、調整中の熱発によりまさかの回避。

ワネ
このときエアグルーヴに騎乗予定だったのはあの武豊ジョッキー。この時期の栗東トレセンでは風邪が流行っており、武騎手が皐月賞で騎乗予定だったダンスインザダークもレースを回避しているよ。

この後のエアグルーヴの活躍はまたの機会に!

ダイワスカーレット、ウオッカとの激戦を制し初のGⅠ制覇

2007年の牝馬クラシック路線を引っ張った2トップがダイワスカーレットとウオッカ。

チューリップ賞での初対決では、ダイワスカーレットがウオッカの末脚を計るために仕掛けを遅らせるも、ウオッカに交わされクビ差で敗北。

差し脚ではウオッカにかなわないと判断した陣営は、本番の桜花賞では早めに先頭に立ってからの粘り込みに出て、見事1馬身半差をつけて優勝。

ワネ
この後もダイワスカーレットとウオッカは何度も対戦。史実でのライバル関係が、そのままウマ娘でも描かれていますね!

ちなみにダイワスカーレットは、牝馬クラシック二冠目のオークスを感冒のため回避。
ゲームにて、ダービーへの出走を決めたウオッカを追って、自身もオークスではなくダービーへの出走を選べるのはこの出来事からと思われます。

今年の桜花賞の有力馬は?

ワネ
今回は人気薄の馬も紹介するよ!
馬券を買う人は参考にしてね!

ソダシ

昨年の阪神ジュベナイルフィリーズにて、世界初の白毛のGⅠ馬となったソダシ。
いったんはサトノレイナスに前に出られますが、ものすごい勝負根性で差し返しました。(その差はわずか7cm!)

写真でも一目でわかる真っ白な見た目と、先行抜け出しが信条の確かな実力(現時点で4戦4勝)を持つアイドルホースです。
その人気ぶりは、ぬいぐるみが発売から6分で完売するほど…

さらに管理する須貝尚介調教師、担当する今浪隆利厩務員のタッグは、なんとゴールドシップと同じ!
これらの要素から、単勝1番人気はまず間違いないと思われます。

ワネ
先行抜け出し型で不利は受けづらいですが、決め手勝負になった際に勝ちきれるかはやや疑問ですね。

ちなみに、今浪厩務員もウマ娘を楽しんでいるそうです。

サトノレイナス

管理する国枝栄調教師と騎乗するルメール騎手のコンビは、GⅠ9勝の怪物牝馬・アーモンドアイと同じとこちらも人気必至の1頭。

阪神ジュベナイルフィリーズではソダシにわずかに交わされての2着でしたが差はわずか。
それだけに、出遅れることの多いゲートが改善すれば十分逆転可能な実力を持っています。

ワネ
スカーレットのような先行力や、ウオッカのような豪脚は持ち合わせておらず、ジリジリといい脚を使うスタイルの馬です。
それだけにやや中距離向きでしょうか…?

アカイトリノムスメ

父はあのディープインパクト、母は2010年の三冠牝馬アパパネという超良血。
ウマ娘で例えると、クラシック三冠を達成したウマ娘同士から力を継承して育成中という感じです。

先行してよし、差してよしとメンバーによって位置取りを変えられる器用さを持つ馬ですが、一線級との対決が未経験なのが不安要素でしょうか…?

ワネ
ちなみに、前走のクイーンカップ、今回の桜花賞とどちらも赤帽。名前とかけての激走も期待できる…?

メイケイエール

2歳時点で重賞2勝、さらにファンタジーステークス(GⅢ)ではレコード勝ちと持っている力は世代屈指のメイケイエール。

しかし、この馬の問題点はすべてのレースで折り合えた経験がないこと。
さらにゲートの出も悪いのですが、実力があるばかりに出遅れてかかりながら重賞も制覇するなど、トンデモホースであることに間違いはありません。

ワネ
調教でもかかりまくって他の馬との併走ができないなど、ウマ娘登場キャラではエアシャカールのような気性の悪さです…
ただ、エアシャカールに匹敵する競走能力を持っている可能性もあり得るので、単勝を買ってみても面白いかも?

ホウオウイクセル

前哨戦のフラワーカップを制して桜花賞に参戦するホウオウイクセル。
注目すべきはなんといってもその血統です!

母・メジロオードリーはスペシャルウィークとメジロドーベルの産駒。さらにメジロドーベルはメジロライアン産駒というメジロ牧場ゆかりの血統。
さらに、父・ルーラーシップの母はエアグルーヴと、まさにウマ娘のキャラクターが詰まった血統です。

ここまでの4戦は1600mと1800mが2戦ずつ。1600では差しにまわり、1800では先行抜け出しと距離ごとに異なるレースを披露していますが、今回の桜花賞は1600mのマイル戦。
おそらくやや後方からの差しに回ると思われますが、ウマ娘たちの後押しはあるのか…?

ワネ
中2週というレース間隔の狭さは気になるものの、後方からでもいい脚を使うので2,3着なら十分狙えそう!

まとめ

今年の桜花賞は超激戦!

人気のソダシとサトノレイナスも、現時点ではダイワスカーレットとウオッカのような絶対的な存在ではないです。
しかし、この2頭やエアグルーヴのようなスターホースが誕生する可能性も十二分に含んだレースといえるでしょう。

上位が拮抗し、馬券的にもかなり面白いレースなので、皆さんも馬券を買って新たなスターの誕生を見届けてみては?

ワネ
キタサンピックアップも終わりそうだし原作課金して回すしかない!

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