こんにちは! こばみです!
2019年5月23日に開催されたGame Creators Guild主催のトークイベント『第一線で活躍し続けるゲームプロデューサーの20代の過ごし方』のイベントレポをお届けします!
Vol.3 はこちら
こんにちは! こばみです!
2019年5月23日に開催されたGame Creators Guild主催のトークイベント『第一線で活躍し続けるゲームプロデューサーの20代の過ごし方』のイベントレポをお届けします!
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#7 私のドラゴンクエスト
入社初日に会議室に呼ばれて「上司になる菊本さんのところに行って」と言われたんですよ。
そう言われてもその時点でまだ菊本さんを紹介されていないんですよ(笑)顔も知らない(笑)。
「はい、解散」って本当に言われて、すごいな社会人って思ったんですよ。
完全にブラックだ…!
入口に座っている先輩に、「今日入った新人の成沢と申しますけど菊本さんはどちらですか」って声を掛けると、今思うと忙しかったんだと思うんですけど、まるでNPCのように「ん」って言われて、もっと丁寧に教えてくれるのかと思ってたんですが、まじかと思って(笑)
今のスクウェア・エニックスは新人教育もすごくちゃんとしています。これは時代ですね。
そっから自分で何もしないと、何もイベントが発生しないんですよね。まさにゲームの主人公になった気分です。
何かNPCに話かけないと、NPCって失礼ですけど(笑)、NPCに話しかけないと何も始まらない。
新しい何かゲームのチャレンジをしているんだと思って初めて会う人にどんどん話しかけてイベントを起こしていました。
ゲームだと思って向き合うこと。
入社の初日からとても濃い思い出ですね!
#8 在庫0でミッションコンプリート
マジックではなくて、そのころアーケードゲームの基板って 今より半導体の値段が高くてすごく高額だったんです。
基板1枚単位でゲームセンターに売るんですけど、販売価格で10万円、高いやつだと20万円超えていたんです。
原価も何万円もする高額な資産なんだけど、 それでゲーム作るわけですよ。
た、、高い!!
何でかと言うと、どんなゲームでも作れるような汎用なハードを設計すると、沢山メモリとかチップとかを積まなきゃいけないから値段が高くなりすぎてしまう。
そのゲーム企画に合わせて設計すれば、値段を抑えられるので、アーケ―ドゲームの基板は最低限の機能しかないものも多かったんですよ。
時代が時代だったので、締切前とかなんかこう2、3か月くらいから月土くらいで止まり続けるみたいなことが割と日常茶飯事だったりとか。
当時はデバッグ専門の会社とかなくてデバッグが間に合わないときは駆り出されていました。
12時間交代制で24時間デバッグをやるという宣言がなされて、ちょっと夜番の方が割り増しのお金が出ると聞いて、「夜番やりまーす!」みたいな。
夜の20時に出社して朝の8時に帰るみたいなのを1か月やったことがあります。
なんかイベントっぽいというか。
次回は「入社当初の自分のポジション」
つづく…!
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登壇者ご紹介♪
■高橋宏典(たかはし ひろみち)
テクモ(現コーエーテクモゲームス)、ソニー・コンピュ ータエンタテインメント、キューエンタテインメントなど 、国内ゲーム会社4社、韓国ゲーム会社2社でプランナー 、ディレクター、プロデューサーとして活躍。アーケード 、家庭用、PCオンライン、モバイル、VRなど幅広いプラットフォームでの開発を経験。ソニー・コンピュータエンタテインメント在籍時代にディレクターを担当した「ど こでもいっしょ」はマルチメディアグランプリ1999通 商産業大臣賞(グランプリ)、第4回日本ゲーム大賞など 、多数の賞を受賞。シリーズ累計200万枚を超え、10 年を経た今も続編が発表され続けるロングヒットシリーズ となった。
現在、あまた 代表としてゲームを軸にした幅広いエンタテイメント制作に挑戦。最新作はVR脱出ADV「Last Labyrinth(ラストラビリンス)」。
■成沢理恵(なるさわ りえ)
国際基督教大学卒業後、旧エニックス(現スクウェア・エ ニックス)入社。以来、15年に渡り、コンシューマー・ PC・モバイルなどプラットフォームに縛られない幅広い分野でプロデューサーとして活躍し、スクウェア・エニックスではPlayStation 2用「エンドネシア」やスマホ版「ファイナルファンタジ ー」Ⅳ、Ⅴ、Ⅵなどを手がける。その後もゲームの最前線 でプロデューサー職に従事し、最新作は270万ダウンロ ードを超える大ヒットアプリ「おそ松さんのへそくりウォーズ~ニートの攻防~」。
現在、モノビット・モリカトロンホールディングス(東京 )、モリカトロン(東京)、モバイルファクトリー(東京 )、RingZero(東京)、ちゅらっぷす(沖縄)、 ArAtA(福岡)など、全国のゲーム会社の役員および 顧問を務める。
■小井戸洋(こいど ひろし)
2011年3月にグリーに入社。JapanGame事業 本部でゲームデベロッパーとのアライアンス事業を担当し 、オルトプラス社やGMOインターネットグループ、サイ バーエージェントグループ、グラニ社等との業務提携を推 進し、数多くのヒットタイトルを担当する。
2016年4月よりグリー100%子会社であるファンプ レックスを立ち上げ、執行役員副社長に就任、ゲーム事業 のM&Aを推進し年間取扱高100億を達成した。
現在、事業開発ギルドBizconcierを創業、複数 企業の顧問を務める。
ゲームクリエイターをはじめとしたゲームに関わる/関わりたい人たちが、プロ・アマチュア/学生・社会人/企業間など、あらゆる垣根を越え「学び合い」「語り合い」「教え合う」ゲームクリエイターのための拠点(ギルド)です。
※現役ゲームクリエイターやゲーム企業を目指す学生が約5500人参加しています。(2022年12月現在)
スキルや知識を学びゲームクリエイターとして成長・活躍し続けたい、同じ業界にいる仲間と市場の動向や技術についてなどの交流したい、日本のゲーム業界・職業自体の価値を上げ今より良い環境を作っていきたい……。そんなゲームを愛する人たちの未来に、必要な情報や機会を提供します。
ゲームクリエイターズギルド公式サイト ▶ https://game.creators-guild.com/
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