2020年12月19日(土)に『ゲームクリエイターズEXPO2020』開催します!

【ドキュメント】ゲーム会社へ高校生がインターンシップに来た!

ゲームクリエイターズギルド2019年の夏!!
やぁ、ながただよ。
群馬県高崎北高校から探求型インターンシップの相談があり、高校1年生の男子2名のインターンシップを行うことになりました。
なんと2人は学校指定のインターン先に自分たちが目指したいゲーム業界がないから、校長先生に相談をして今回のインターンシップ先を決めたそうです。

高校1年生の彼らにとって、3日間でどんな体験ができればゲームクリエイターとしての将来につながるのか。ゲームクリエイターズギルドの運営メンバーでディスカッションを重ね、0からインターンプログラムを作りました。

これはゲームクリエイターを目指す高校生2人の3日間の夏の記録です。

3日間どんなことをやるの?
1日目—知る・発見ターン~ゲーム業界・ゲームを知ろう~
2日目—伝える・作るターン~作ってみよう!~
3日目—伝える・発見ターン~作ったゲームを発表!遊んでみよう!~
――ゲーム会社で働くとは?
___どういうことかを知ってもらいたい!――

1日目

今回ゲームクリエイターズギルドとともに、インターンシップに協力してくれたゲーム会社は設立9年目の株式会社オルトプラス
まずはオルトプラスがどんな会社なのか、ゲーム業界の歴史や現在のビジネス形態からみるゲーム業界についてさくっとお話がありました。


それから高校生2人が取り組むことになるインターンシッププログラムについての説明。
今回このインターンシッププログラム自体がゲームという設定にしました。
2人にはクエストクリアを目指すため、サブクエストをこなして経験値を溜めてもらいます。
それぞれの節目でポイントが配布されます。
分解ポイント、会社見学ポイント、プレゼンポイントなどなど…

そう! 彼らはグンマ王から依頼を受けたのです。
彼らのメインクエストは『都民に群馬の魅力を伝えるボードゲームを作る』こと。
ゲームを作っている人にアドバイスをもらえる”ヒントカード”というアイテムをゲット!
さて、無事にクリアして群馬県に帰ることは出来るのでしょうか。

お昼休憩

1日目のお昼は、高校生に最も年の近い新入社員のメンバーと主に進路についてのお話をしながら。
「専門学校」「大学」どちらに進学したのか、先輩の体験談から進路についてのイメージを膨らませました。
食後はまだまだ緊張している2人を楽しませようとみんなでボードゲームをしました。

午後!

最初のサブクエストは「ボードゲームの分解をしてみよう」
既存のゲームがどんな要素で構成されているのか、ルールやストーリーを分解することに挑戦!
分解したボードゲームを1つ選んで、どんな要素で構成されているかのプレゼンタイム。
ここではまだゲームの説明書をそのまま説明しているようで、”このゲームがこうだから面白い”というような面白いポイントをまだ追求できてはいませんでした。
(この日の2人はまだまだ緊張していてヒントカードはまだ使われていません…)
ゲームの分解についてのアドバイスを受け、明日に備えます!

1日目を終えて

Kくん
Kくん
他のインターン先ではできないような体験ができた。明日からゲームを作成するのがとても楽しみ。
たくさんの人でゲームをするのはとても楽しいと思った。クリエイターになるためのことがわかってよかった。
Yくん
Yくん

2日目

2日目も元気に来てくれた2人!
まずは昨日の振り返りをし、今日の目標を立ててもらいました。

Kくん
Kくん
プレイヤーに楽しんでもらい群馬の魅力を伝えられるゲームを完成させる!
楽しんでグンマの魅力が伝えられるゲームを作る!
Yくん
Yくん

2日目は、都民に群馬の魅力を伝えるボードゲームを完成させるべく、2人でアイディアを出しあい、話し合いとテストゲームを繰り返していきます。

お昼休憩

会社の中心となる30代の社員とランチをしながらいろいろなお話をしました。
高校生のうちからやったほうがいいこととして、「興味を習慣化すること」「インプットとアウトプットを繰り返せる仕組みを自分で作り、なまけないようにすること」「やりたいことはどんどん他人に話していく」などなど、人生の大事なことを教えてもらいました。

午後

試行錯誤を繰り返すうちに、話し合いや、他人の意見を聞くことの重要性について気付いたようでした。だいぶ積極的になってきているのが目に見えてわかりました。
ここでゲームがほぼ完成!

2日目を終えて

Kくん
Kくん
質問をたくさんしたことによって道が開けたので良かった。何度も2人でテストプレイをして完成に近づけた。もっと大学や進路について調べてみようと思った。
色んな案を出して2人で話し合えた。他の人の話を聞いて考えられた。こんなに失敗したのは初めてだったのですごく難しかったです。
Yくん
Yくん

3日目

最終日は完成したゲームについてプレゼンし、実際に社員にプレイしてもらいます。

せっかくなので社長にも参加していただきたいと、急遽2人でお願いに行くことに。こういう風に言うんだよ!と教えるインターン担当が母親のように見えました。

ゲームのプレゼンは1日目のアドバイスを受けて、やり方を工夫していました。

次に実際にできあがったゲームを社長や社員のみんなでプレイしました。
おとなしく控えめだった印象の彼らからは想像しなかった突拍子もないアイディアに一同爆笑。

ゲーム自体は少しアンバランスな部分もあって社長が容赦なく指摘をするシーンもありましたが、3日間でここまで話し合って完成させることができた2人にみんなで温かい拍手を送りました。

インターンをやってみてやる前と考えが変わったところはどこですか?と聞くと「明るい人が多くて意外だった」「試行錯誤がとても大変だった」という答えでした。

3日間を通して

Kくん
Kくん
3日間とても楽しく一瞬で終わってしまった。
ゲームを分析して、要素を考え、自分でそのデータをもとにゲームを完成させていく。全ての過程が初めての事だったので常に新鮮な気持ちでインターンシップ期間を過ごすことができた。
自分で作ったゲームをプレゼンテーションして実際にプレイしてもらい、フィードバックを得た事で、より良い作品を作り上げていきたいと思った。
ゲームのデザイナーになるなら今日学んだ多くの事も生かしてより良い作品を作るという熱意を持って仕事をしていきたいと思った。

時間内にゲームを作ること、プレゼンで人に伝えることの難しさがわかりました。
この3日間ゲームを作ったり、ごはんを食べたりする中で色々な考えをもっている人の話が聞けてゲーム会社がどんな会社なのかがわかりました。
またエンジニアになるためには今から色々なプログラムの書き方などを学んで技術を身に付けることが一番だと思い、プログラミングを練習しようと考えるきっかけになりました。これからの時代についていけるような技術者になれるようにがんばりたいです。
Yくん
Yくん

3日間の短いプログラムでしたが、彼らが成長していく姿が目に見えて感動すら覚えました。まるで親のような気持ちです。

さて、2人の3日間がインターンシップというゲームになっていたわけですが、こちらは無事クリアできたのでしょうか。
それぞれの節目で配布された分解ポイント、会社見学ポイント、プレゼンポイントなどなど…
彼らが集めたポイントを総合すると規定のポイントをクリア!
見事彼らはゲームをヒットさせることに成功し、胸を張って群馬に帰ることができるのでした!


『ゲームを仕事にするということ』
それは「自分が作りたいゲームを作る」ということではなく、「ユーザーに価値のあるものを提供し続けること」

グンマ王から与えられたクエストというのはお仕事の疑似体験として、課題解決を行っていくもの。
今回はそれを知り、実際に体験することで理解が深まったのではないでしょうか。
彼らのこれからのクリエイターとしてのスタートが楽しみです!

インターンシップのご相談もゲームクリエイターズギルドで受け付けてます!

Game Creators Guildとは
ゲームクリエイターが生涯現役でいられる世界を目指して、
ノウハウ還流の場やクリエイター同士のコミュニケーション機会など、
クリエイターの生涯活躍を支援する活動をしています。
会社の垣根を越えて、業界全体が協力してクリエイター育成が出来る
仕組みづくりを日々模索しています。
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