今年も潜入してきました…BitSummit ~The 8th Bit~!
私の書きたいことをひたすら消化していくゆるいタグと化しています、おれんじびよりです。今回は9月に関係者のみでひっそりと開催されたBitSummitの記事です!記事自体はすぐに書き上げたのですが、甲子園が始まってしまったので寝かせていました…。甲子園参加者の中にインディーズに興味がある学生さんも見受けられたので、何かしら参考や刺激になると良いと思います!٩꒰。•◡•。꒱۶
※記載当時から進化している作品もあると思うので、9月時点のレポだと思って読んでください〜!
独断と偏見で気になった作品・遊んだ作品を紹介していきたいと思います!
紹介順に特に意味はないです。強いて言えば写真撮った順です〜。
結構長い記事なので、ダーっとスクロールしていただき、目に留まった作品があったら読む…という感じの方がダレず読めるかもしれません!
ハテナの塔
映像から見て感じ取れる雰囲気が好き。しかもローグライクらしい(ローグライク好き)。まだ開発が初期の段階なのかな?情報は特に出ていなかったので、今後が楽しみです。
COGEN: 大鳥こはくと刻の剣
ジェムドロップさん新作出すんやーと思って眺めていました。スタッフさんの1人がかなりクオリティの高いコスプレで参加していて、すごいな…と見ていました。
SONZAI
すっっっっっごい難しいゲームだった←
2D アクションゲームで、ゲームの操作方法、且つぶつけてくる難易度的に見ても格ゲーみたいな雰囲気を醸し出していました。海外のクリエイターさんが作ったゲームなので、コツなどを聞くこともできず…。説明文を見る限り、ペルソナなどのゲームに影響を受けている、と書いてあって、学園パートや交流パートもあったので、確かにそうだな〜と言いながら探索していました。
私はアクションが下手なので、お仕事仲間に遊んでもらったんだけど…初期の段階からかなり高難易度に設定してあるからか操作が難しい。そして、指示が全部文字ベースなので想像しにくい…ということで軽く遊んで断念。
でも、全部手描きで描かれたと紹介されていたゲーム自体はとっても綺麗だったな。どこか幻想的な日本の風景が描写されていて、なんかすごく愛を感じる作品でした。
Behind the Frame
BitSummit前から見た目とコンセプトが好みで気になっていた作品(絵画好き)。
若干謎解き系要素も入っていて、絵画を実際眺めているような、物語を空想したり自分のペースで進んでいける空気感がすごく穏やかでした。
こちらも海外のクリエイターさん…台湾の方が作ったゲームだそうで完全リモートでの展示。クリエイターさんにお話を聞けなかったのは残念だったけど、ゲームの雰囲気がかなり完成されていたので、感じ取れるものは多かったです。
ビジュアルが本当に好き。あとBGMもお手製だそう。全体的にふんわりとした空気感で、プレーヤーが自分の手で希望を散りばめていくような体験ができる作品。
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Guide brush strokes and solve a variety of puzzles to help a…
Tandem: A Tale of Shadows
ダークファンタジー好きとして「可愛いい!」となったゲーム。ヨーロピアンテイストの作画なので、割とリアル寄りの顔とかをしています(写真じゃ見えないけど…)。
キャラを切り替えて遊んでいくパズル系ゲームです。女の子を操作している時はトップダウン視点で、現実世界を進んでいく感じ。
くまさんを操作する時は横スクロールで、影の世界を渡っていく感じ。影の世界なので、現実世界で作る影なども足場になり、道無き道を進んでいくことができます!
因みに、くまさんは足場を踏み外したら下の棘に貫かれてリスタートになってしまうのですが、女の子は特にゲームオーバーはないです。制作者の謎の優しさを感じる…。
個人的にかなり面白くて、しばらく夢中で遊んでいました。
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Tandem : A Tale of Shadows redefines the puzzle platformer g…
Underground
(ゲーム画面撮りそびれたからポスターだけ…)
絵の雰囲気が好き(興味が惹かれるゲームは基本的に絵が好みと言っても過言ではない)。
画面の構成が好み。以上。と言いたいけどもうちょっと書く。
縦に伸びていく画面にこだわったそうで、制作途中の現段階でも、このポスターより深い空間が既に出来上がっているそう。「レッドカーペットみたいにできたら楽しいですよね〜」と話していました。
ショッピングモール、映画館…とアメリカの歴史を現代から、地下に下がっていくに連れ時間を遡って謎解きをしていく横スクロールならぬ縦スクロールゲーム。アメリカのポップカルチャー好きならクスッとできる要素が沢山散りばめられていました!(私はアメリカに住んでいたので、若干チート。)
Haven Park
ひよこがキャンプ場を管理するゲーム。牧場物語とかどうぶつの森と同じような雰囲気を感じます。これは私の仲間がガチ推ししていて、ひたすら「癒される…」と呟いていました。
因みにこのヒヨコ、泳げる。海辺行ったらどうなるんだろう…と思って進んでみたら淀みなく、泳ぎだしてくれました。泳ぐ時の水音がまた癒しに繋がるのと同時に、進めない箇所があまりないマップ構成をしているので、操作していてすごく開放感がありました。
仲間の一推し要素。ボタンを押した際、インタラクトするものが特に手元になかった場合に返ってくるリスポンス。ピューピュー、とずっと言い続けてくれます。これが、たまらないらしい。ボタンを押した時に何かしらリスポンスがあると嬉しいですよね〜。
「ぴゅーぴゅぴゅーぴゅー」
上記のようにキャンプ場をどんどん豪華にしていくことでキャンパーの満足度が上がって、感謝されます。仲間曰く「もうなんかヒヨコが設備したキャンプ場に犬とかがきて、めっちゃ素敵ありがとう!とか言ってくれるそのシーンを見ているだけで癒し」とのことです。
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Be Flint, who is doing his best to keep his grandma's park u…
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Boyfriend Dungeon
名前のインパクトと翻訳を担当している会社さんを信頼しているから、遊んでみようかな、と思ったゲーム。しっかり最初に注意文付き。話を聞いてみると、ceroレーティングは「D寄りのC」とのこと。Cに収めるために相当翻訳担当者が骨を折ったそう…。
ceroレーティング上げすぎると買える層が狭まるのと、買ってくれる人も少なくなりますからね…。音声は英語音源のままなので、字幕映画を楽しむ感じで遊んでみた所「ああ、翻訳の方大変だったろうな…」というのをすぐ察せる具合には際どいセリフが多めです。
男の人が武器になって、それを持ってダンジョン内で戦う、という割と????となるゲームです。「Hatoful Boyfriend」を思い出す設定…(あれはガチ鳥だったけど。)因みにダンジョン内のアクションはちゃんとガチ。設定はアホに全振りしているのにゲームは真面目なので、ギャップが面白い。
剣がこういう男性になる。(顔が濃いな…)
剣同士で喋っている…(なんやねん)。このゲーム、サブクエストとして対人関係恐怖症?の主人公が頑張ってデートを重ねて恐怖症を克服しようとする、という設定もあるのでもう盛り盛りです。要するにフィーバーです。
面白かった。
翻訳の苦悩を感じられるのも面白かった(ニッチすぎる見方)。
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Date your weapons! Romance swords, daggers, and polearms to …
任天堂の公式オンラインストア。「Boyfriend Dungeon」ダウンロード版の販売ページ。マイニンテンドーストアで…
忘れないで、おとなになっても
個人的に日本語が綺麗、綺麗すぎて、選ぶ言葉が綺麗すぎて、そのためだけにこのゲームを遊んで欲しい推しゲーム。言葉に対する並々ならぬこだわりを感じられる作品。言葉好きとしてこんな作品が世に出てくれていることがひたすら嬉しい。
日本人で良かった、この日本語を100%の意味で体感できる!と思えるような作品なのでもう遊んで← (回し者と化した)
スマホ版は既に発信されていて、現在スイッチ版に向けてブラッシュアップしているそう。スイッチ版はスマホ版の後日談エピソードやコレクタブル要素も増えて発売する予定とのこと。プロモーションの一環としてゲームの実写映像が流れてきて、なんかシュールで面白かったです。
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Recolit
ドット絵が可愛い、謎解きアドベンチャー。
ちょっと遊ぶのに集中しちゃって、ゲーム画面の写真を撮りそびれたのですが、上の写真にも写っている宇宙服の男の子を操作して、夜の街を徘徊するゲームです←
アドベンチャーに慣れている方なら割とスイスイ解いていけると思います。今回展示されていたデモ版ではどうして、男の子が宇宙服でウロウロしているのか、どうして光を追い求めなきゃいけないのかは明かされなかったのですが、終始優しい雰囲気を漂わせている作品です。多少不穏なフラグも混ぜ込まれていたので、お話自体は悲しい部分もあるのかな?という感じですが…。
灯りの王子と陰りの塔
絵が好き(n回目)。ダークテイストのファンタジーが好きなんですよ…。
今回のBitSummit、展示されている作品とフィーリングが合うことが多かったので嬉しい。
ここのブースの男の子たちがとってもフレンドリーで優しくて、お話ししていて楽しかったです。ゲーム系の学校ではないけど、3人で協力してゲームを作っているそう。
展示していたデモ版を最後までクリアしたくて奮闘している時、全員で見守ってくれたのが可愛かったです。笑 現在11月に拡張デモ版を出せるように鋭意制作中だそうです!
こちらは切り替え型の2Dアクションゲーム。影の自分(なのかな?)でしか解放できないギミックもあるので、パズル要素も少しある。追加点として、時間経過でゲームオーバーになってしまうステージもあるので、それなりにスピーディーに考えないとクリアできない。全体的に暗めな彩度ですが、キャラクターが可愛いのでそんなに暗くならずに頑張ろう…と思えるゲームです!
ゲームが気になった方はこちらの公式サイトから詳細をチェック!↓
Fall in the Dream
学生のゲームジャムブースに並んでいたゲーム。PC操作でゲームを遊ぶのが壊滅的に下手な私が挑むのは割と無謀な気がする難易度だったけど、ブースの人がこれまた優しかった…。ありがたい。
今回のジャムのテーマは「柔軟性」。それに因んでふにゃふにゃなゴリラを操作して、夢から覚めるためにどんどんオブジェクトでできた階層を登っていくアクションゲーム。最下層にいる時は夢の中でもかなり深い部分にいるので、重力がほぼ存在せず、ふわふわ飛んでいるような心地で操作できます。上に登っていくにつれ、現実に近付いているのでコースの難しさはもちろん、重力がきちんと働いてくるので、考える必要性が上がってきます。
高い所から落ちてしまった際にかなり高くジャンプできるようになる天使の救済や地点を選んでセーブすることもできるので、根気強く遊んで行けばクリアできるはず…。因みに天使ちゃんは、偉人の言葉で背中を押してくれます。頑張って起きよう…!
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また、このゲームはGCGが主催しているゲームクリエイター甲子園にもエントリーされています!
Hermit ~ソレがなくなる理由~
個人的に一番ツボったスライムxカエルのフュージョン…。
こちらもゲームジャム作品で、仲間が「今年ずっと引きこもっていた」と呟いたのでネタとしてプレイ。ちょっと気の抜けた雰囲気のスライムを操作して、色々飲み込んで、吸収したものを自分の能力として使って、フィールドから脱出を試みるゲーム!
無機物を飲み込んだ場合は「なるほど」という感じでその物体を頭の上に乗せるのですが、有機物を飲み込んだ際のシュールさは異常…。画像のようにカエルを飲み込んだ変身を見た瞬間に一同「え、きもっ!」と叫びました…笑
ネズミを飲み込んだ際も似たような反応が…これ、聞いた所制作者の確信犯だそう。デスヨネ。因みに、蜘蛛やカエルは特に襲ってこないのですが、ネズミはダンプカーの如く襲ってくるので普通に恐怖。人間がネズミより大きい生物で本当良かった…。
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Horizon
room6さんというデベロッパースタジオが展示していたゲーム。ドット絵が美麗!!(この記事だけで私の好みがほとんどバレていそう)
輪廻転成をテーマに…サバイバル!
はい、この綺麗な見た目で可愛いウサギなどを斧でひたすら攻撃して、解体して、そして肉を食います!生で!生にくを頬張って生き延びる色々な意味で強すぎる主人公。衝撃でした。
…衝撃は置いておいて、硬派なサバイバルゲームです。すぐお腹すくし、寝ないと死ぬし、宿をぶっ建てる必要性に常に追われます。最初に述べたように輪廻転成も重要なテーマなので、ゲームオーバーは厳密には存在しません。死んだら、時が進み、生まれ変わって、歴史を積み重ねていくゲームです。一生だけじゃ出来ることは限られるかもしれませんが、自分がプレイ中に積み上げた実績はきちんと世界に残され、活用されるので少しずつ、けど着実に文明を築き上げて、自分だけの歴史を歩んでいくことができるようになります!
最終的には列車や風車、集落が出来上がっていく可能性も…。(資料見た)
他にも、謎解きアドベンチャーなども展開しているデベロッパーさんなので気になる方がいれば検索してみてください!ドット絵が織りなす綺麗な世界観に惚れ惚れできます。
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来年こそはもっとちゃんと仕事したい。
今年はほぼ遊んだ。笑
これで締め〜!
ゲームクリエイターをはじめとしたゲームに関わる/関わりたい人たちが、プロ・アマチュア/学生・社会人/企業間など、あらゆる垣根を越え「学び合い」「語り合い」「教え合う」ゲームクリエイターのための拠点(ギルド)です。
※現役ゲームクリエイターやゲーム企業を目指す学生が約5500人参加しています。(2022年12月現在)
スキルや知識を学びゲームクリエイターとして成長・活躍し続けたい、同じ業界にいる仲間と市場の動向や技術についてなどの交流したい、日本のゲーム業界・職業自体の価値を上げ今より良い環境を作っていきたい……。そんなゲームを愛する人たちの未来に、必要な情報や機会を提供します。
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