【ゲーム業界の就活】企業名を検索したとき“不穏ワード”が出てきたらどうする？

ご相談ありがとうございます。
まず、検索サジェストは必ずしも「実際のヤバさ」と直結しません。「やばい」などの一般的な単語は、就活生や求職者が不安から検索することで自然に上位表示されます。一方で、具体的な不穏ワードが出る場合は、そのテーマで過去に話題になった、または口コミやSNSで一定数言及されている可能性があります。

大事なのは、「サジェストの有無」「口コミ」だけで判断せず、情報の中身と発生時期を確認することです。
・その不穏ワードが何を指すのか（過去の事件・経営方針・労働環境など）
・いつ頃の話か（5年前か昨年かで意味が違う）
・その後、改善の動きや制度改定があったか

また、口コミはネガティブ体験を書き込みやすい性質があります。サービスや商品、すべての業種でも同じですが、人は良い体験より悪い体験について言いたくなるものです。
そもそも退職した人はその会社が嫌で辞めているので悪い感想の方が多いでしょう。
例えば、お料理も良い悪いはその人の主観です。自分の口に合えば美味しいと感じますが、他の人が褒めてても自分の苦手な味ならマイナス評価になります。

体育会系の社風なら、体育会系の人はイキイキと働けますが、一人でいたいインドア派には地獄です。逆もしかり。
むしろ、わたしは全ての人が退職せず一生働き、会社や仕事、上司・同僚に不満もなく、感謝し続ける環境の方が怖いです。

他の人の主観だと局所的な情報なので、全体像をつかむために、OB訪問や説明会で現場社員に直接質問し、「実際どうなのか」を一次情報として集めましょう。現場社員は会社を退職していないので、そこにいたい理由があるはずです。

待遇ややりたい仕事ができる環境があるなら、一次情報の確認までは候補から外さないのがおすすめです。実際、選考中や内定後に現場の空気感や条件を見て判断する方も多いです。

結論としては、「サジェストだけで切らない、情報を深掘りして判断」がおすすめです。
内定後に辞退する選択肢もありますから、現時点では視野を狭めすぎず進めて良いと思いますよ。