【ゲーム業界の就活】自分の強みと弱み、どこを伸ばすべきか悩んでいます

人を巻き込む力は強みだが、企画を1枚で伝える表現力が弱みであり、どこを優先的に伸ばすべきか悩んでいます…

まずは、自分の考えを整理して経験と成果を一緒にだせるようにしましょう!

ゲーム業界を目指す学生、現役クリエイターのキャリアデザインを応援するゲームクリエイターズギルド。X【 GCG@ゲームクリエイター就活情報!(@game4jobhunter)】では、就活やスキルアップ、キャリア設計に役立つ情報を発信しています。

中でも #マシュマロを投げ合おう 企画では、実際に寄せられた就活に関連する質問にお答えしています。今回は、ゲーム業界の就活スケジュールに関するお悩みや疑問をまとめました。

目次

まとめ

コンシューマープランナー志望でゲーム専門学校に通っています。
インターン開催時期のこの夏に何を優先すべきか悩んでおり、それについてアドバイスを頂きたく質問させていただきました。
私は幼少期から「人を喜ばせることが好き」「人のサポートをすることが好き」です。
チームで動く文化祭の実行委員や演劇サークルに所属し、進行管理・予算管理等で全体を把握し、演者をサポートする仕事をしていました。
それを仕事にしたいと思い、エンタメの「ゲーム」で自身を活かせる職種を探したところゲームプランナー(プロジェクトマネージャー)を見つけ、大学在学中にはゲーム業界のプランナーに絞って就活していましたが、内定は頂けませんでした。
それでもこの役職に向いていると感じ、奨学金を使って現在はゲーム開発を学べる専門学校にてDirectXやMaya、Unity(2D)を学んで、プランナーへのリベンジを考えています。
そして、今夏インターンの時点でも数社ESを通してもらえる会社はありつつもほとんどが落とされ、その後の企画書や「魅力紹介」の課題で落とされてしまうことも多いです。
このような状況で、私が今やるべきは「デジタルゲームのチーム制作」「企画書を書きためる」「制作アプリを触り広く技術を身につける」など、どのような方向性で力をつけていけば良いでしょうか?
ちなみに、チーム制作において人を巻き込むことは得意ですが、「1枚で魅力を伝える」といった表現の能力は低いと自覚しています
ここまでの取り組み、とても真摯で誠実ですね。
ひとつひとつ自分の手で進路を切り開こうとしている姿勢が伝わってきました。
まずお伝えしたいのは、あなたの「人を支える」「全体を動かす」力には、ちゃんと価値があります。
文化祭や演劇での役回りも、実際のゲーム開発やみんなで仕事をする上でとても大事な視点です。気になる点としては、いまの文章からは「努力してきた」「人を喜ばせたい」という気持ちは強く感じますが、「どんなゲームで、どう喜ばせたいか」という具体的なビジョンがまだ見えてきません。
企画書や魅力紹介課題が通らないのも、“あなたがつくりたいもの”がまだはっきりしていないように見えるからではないかと感じます。
プランナー職、とくに新卒採用では、「あなたがゲームを生み出せる人かどうか」をとても重視されます。
それは企画の独創性というよりも「その人自身の中に、ゲームをつくりたい熱と具体像があるか」です。
専門学校などでゲーム開発について学んでいる人であれば、ゲームをつくるスキルがあるか、授業以外でどれだけゲームをつくっているかも重視します。
とくに今回の場合は専門学校でプログラミングを学ばれているので、そのスキルも採用側は期待すると思います。

どうしてプランナー志望なのにプログラミングを学んでいるのかも面接では聞くと思います。
「人を喜ばせたい」「現場で支えた経験がある」人は、ゲーム開発に向いていると思います。
とはいえ、ESでほとんど落とされてしまうということは「なにをしたいのか」が伝えられない、考えが固まっていない状態だと思います。
「人を喜ばせることが好き」「人のサポートをすることが好き」がどうしてゲーム開発の仕事なのか、プランナーなのか、それがどうつくりたいものにつながるのかを言語化するところをこの夏にしっかりやってみてください。
もちろん、ゲーム開発や基本的なプログラミングスキル・情報工学の知識を伸ばすことは継続します。

自分のやりたいことが明確になると、それがどの会社でできるのかも理解できるので、そこから企業研究を行い、自分にフィットする会社にエントリーができます。
遠回りに感じるかもしれませんが、その土台を固めることが今後のクリエイター人生に有用なので取り組んでみてくださいね。

関連記事

関連記事

何がダメだったのかわからなくて焦ってしまう時 企業研究を頑張ったゆえに、その企業に合わせすぎてしまっていることはないでしょうか。自分軸もしっかりと確認していきましょう。 ゲーム業界を目指す学生、現役クリエイターのキャリアデザインを応[…]

関連記事

今回は就活でかかせない自己分析について スケジュールを逆算して、早め早めに準備を! ゲーム業界を目指す学生、現役クリエイターのキャリアデザインを応援するゲームクリエイターズギルド。X【 GCG@ゲームクリエイター就活情報!(@game4[…]

ゲームクリエイターズギルドとは
ゲームクリエイターをはじめとしたゲームに関わる/関わりたい人たちが、プロ・アマチュア/学生・社会人/企業間など、あらゆる垣根を越え「学び合い」「語り合い」「教え合う」ゲームクリエイターのための拠点(ギルド)です。
※現役ゲームクリエイターやゲーム企業を目指す学生が約7600人参加(2023年12月現在)

スキルや知識を学びゲームクリエイターとして成長・活躍し続けたい、同じ業界にいる仲間と市場の動向や技術についてなどの交流したい、日本のゲーム業界・職業自体の価値を上げ今より良い環境を作っていきたい……。そんなゲームを愛する人たちの未来に、必要な情報や機会を提供します。
ゲームクリエイターズギルド公式サイト ▶ https://game.creators-guild.com/

▼ゲームクリエイターズギルド LINEはこちら

\“いいね”“フォロー”で応援お願いいたします!/