国土交通省主催|PLATEAU AWARD 2024説明会6月26日開催

PLATEAU AWARD 2024とは?

国土交通省では、2020年度からProject PLATEAU(プラトー)として、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化の取組みをスタートし、様々な領域における新たなサービスやイノベーションの創出を進めています。

PLATEAU AWARD は、オープンデータである3D都市モデルのまだ見ぬ可能性を引き出すため、国土交通省が主催する3D都市モデルの開発コンテストです。 様々な領域のエンジニアやクリエイター、プランナーが自らの技術と3D都市モデルのデータを組み合わせ、新たな価値を生み出すことを期待しています。

応募にあたっては、PLATEAUが提供する3D都市モデルを利用したものであれば、作品のジャンルは問いません。

例:

(1)商用サービスやエンターテインメント系のアプリ

(2)動画やゲームなどのコンテンツやアート作品

(3)都市開発などを目的としたシミュレーションや可視化ツールなどの政策活用ツール

(4)データ変換ソフトウェアなどの3D都市モデルの利便性を向上させるサポートツール

など、あらゆるタイプの作品が対象です。

すでに事業化されているソフトウェアから、個人のアイデアやハッカソン等から生まれたプロトタイプまで、作品の熟度も問いません。

説明会では、技術面だけでなく、審査員や過去の受賞者にもご登壇いただき、お話を聞ける機会となっておりますのでぜひご参加ください。

こんな方にお勧め

  • PLATEAUの最新情報を知りたい方
  • PLATEAU AWARDへの応募を検討されている方
  • PLATEAUの技術的な解説を知りたい方

タイムスケジュール

【6月26日(水)】

time content
18:58 Zoomウェビナー配信開始
19:00 オープニング
19:05 PLATEAU説明
19:20 PLATEAU AWARD2024応募概要の説明
19:30 パネルトーク
・昨年受賞者作品紹介
・開発にあたって努力した点や感想など
・AWARD後の今後の展望
20:10 休憩
20:20 PLATEAUが提供する3D都市モデルデータ全般の説明
20:40 Web GIS及びPLATEAUのGISでの使用方法
21:00 PLAETEAUにおけるSDK/ToolKit解説
21:20 クロージング
21:30 終了

登壇者

川田 十夢 氏
開発者 / AR三兄弟 長男

1976年熊本県生まれ。10年間のミシンメーカー勤務で特許開発に従事したあと、やまだかつてない開発ユニットAR三兄弟の長男として活動。博物館からブラックホール、芸術から芸能に至るまで。多岐にわたる拡張を手掛ける。WIREDでは2011年に再刊行されたvol.1から特集や連載で寄稿を続けており、10年続いたTVBros.での連載は2020年に『拡張現実的』として発売。毎週金曜日20時からJ-WAVE『INNOVATION WORLD』が放送中。新会社(tecture)では、建築分野の拡張を目論んでいる。


於保 俊 氏
株式会社ホロラボ ソフトウェアエンジニア

Web開発やUnityでのスマホゲーム開発など、様々な開発を幅広く経験。 独学でGISを活用したソフトウェア開発も行う。 現在はXR分野の中でもARクラウドに興味があり、株式会社ホロラボにてARクラウドの実現に向けて挑戦中。 2021年の最初のPLATEAUハッカソンの「東京23区から新しい世界を創るアイデアソン/ハッカソン」では、開発者として参加。 その後、いくつかのPLATEAUのユースケース事業や情報発信に関わる。 その経験も活かしつつ、今回は参加者の皆さんのお役に立ちたいとのこと。


西尾 悟 氏
株式会社MIERUNE Engineering Manager

4年間ほど建設コンサルタントとして河川構造物の設計に従事したのち、現職。Web/GISアプリケーションの開発およびAWSなどを利用したクラウド基盤の構築等を行うエンジニアとして株式会社MIERUNEで勤務。

Pythonを利用したGISデータ解析や、点群データや3Dデータ処理・機械学習などが好き。


鈴木 智貴 氏
株式会社シナスタジア 開発本部

PLATEAUをゲームエンジンで扱うオープンソースツール、PLATEAU SDKの開発に従事。


椿 優里 氏
国土交通省 都市局国際・デジタル政策課 国際・デジタル政策企画調整官

2016年国土交通省入省。総合政策局公共交通政策部、土地・建設産業局国際課、デジタル庁等を経て、2023年7月より現職。


伊藤 周 氏
株式会社オーナカ 代表取締役

株式会社セガでプログラマとしてアーケードゲームやモバイルゲームを開発。その後ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンの立ち上げに参画し、エバンジェリストとしてUnityを広める活動に従事。2018年1月に独立し「おなかソフト」を起業。Unityコンサルタンティング、ゲーム開発といった事業のかたわら、ボランティア団体「恵比寿Unity部」も主催している。


Sagar Patel 氏
クリエイター

Sagar Patel is a creator of real-time visuals, digital interactive installations and VR experiences. His work focuses on audio visual synesthesia, he often collaborates with musicians and dancers for live performances. He is originally from Montreal, Canada and has been based in Kyoto since 2013.

(リアルタイム映像、デジタル・インタラクティブ・インスタレーション、VR体験のクリエイター。 オーディオビジュアルの共感覚に焦点を当てた作品を制作し、ミュージシャンやダンサーとのコラボレーションによるライブパフォーマンスも多い。 カナダのモントリオール出身で、2013年より京都を拠点に活動している。)


KND-3
嵯峨美術大学 観光デザイン領域

嵯峨美術大学観光デザイン領域の学生6人グループです。 普段は、地域課題をデザインの力で解決する。をテーマに 嵯峨嵐山を中心に様々な活動をしています。

PLATEAU AWARD 2024概要

募集期間

プレエントリー

2024年6月17日(月)~

本エントリー

2024年8月30日(金)~2024年11月21日(木)23:59

プレエントリーにご登録いただきましたら、PLATEAU関連の各種イベントのご案内、応募や3D都市モデルを活用した開発に関するサポートをいたします。 本エントリーとは異なり、審査は有りません。 ご関心のある方は、お気軽にプレエントリーへご登録ください。

募集内容

PLATEAUがオープンデータとして提供する3D都市モデルを活用した新たなアプリケーションやコンテンツ、エクスペリエンス

募集対象

個人または企業、教育機関・研究機関、行政機関、その他団体等のチーム。チーム内のメンバー数や年齢等の制限は一切ありません。

※未成年の場合は、保護者の同意のうえでご応募ください。

応募方法

プレゼンシートと動作解説動画をWebフォームより応募ください。

審査基準

(1)3D都市モデルの活用

(2)アイデア

(3)UI・UX・デザイン

(4)技術力

(5)実用性

審査日程

一次審査  :2024年12月7日‐8日(土/日)オンライン開催予定

最終審査会 :2025年2月15日(土)オンサイト開催予定

賞金

グランプリ 1作品:部門賞の中から最も優れた作品に授与。賞金100万円

他総額200万円(部門賞には学生部門を含む)を予定

詳細やFAQ、応募については下記公式サイトをご参照ください。

PLATEAU AWARD 2024

URL:調整中

PLATEAU AWARD 過去受賞作品例

これまでのPLATEAU AWARDでは下記のような作品が受賞しています。


【PlateauKit + PlateauLab】PLATEAU AWARD 2023 グランプリ受賞

PLATEAUの3D都市モデルをPythonで扱うためのライブラリとコーディング環境を構築。 CityGML形式の3D都市モデルのダウンロード、表示、コーディングと実行環境をJupyter Notebook等と連携して実現。都市の空間情報をインタラクティブに扱う「都市空間プログラミング」を実現しました。LLMとの連携も行い、プロンプトによるデータ処理も可能です。


【Machi Plus】 PLATEAU AWARD 2023 PLATEAU賞受賞

テクスチャーがないPLATEAUのLOD1建築物モデルに、ユーザーが撮影した写真を自動で反映するアプリケーションを開発。撮影写真の自動補正機能等も実装されており、テクスチャデータがゲームでたまっていくサイクルを目指しています。


【snow city】PLATEAU AWARD 2022 グランプリ受賞

「実在の街をスノードームに入れる」をコンセプトとした作品です。Webブラウザ上で、選択した地図範囲の街(3D都市モデル)を切り取ってオリジナルのスノードームを生成することができ、鑑賞やダウンロードが可能です。フォトリアリスティックな3D都市モデルと画面のデザイン、BGMにまでこだわり、スノードームのモデルはレイトレーシングを用いてガラスの質感を表現することができます。


これまでのPLATEAU AWARDの様子や受賞作品はこちら!!

PLATEAU AWARD 2023:https://www.mlit.go.jp/plateau-next/award/#winners

PLATEAU AWARD 2022:https://www.mlit.go.jp/plateau-next/2022/award/#winners

3D都市モデルとは

3D都市モデルの基礎知識については、PLATEAUウェブサイト上のLearningにて学ぶことができます。

https://www.mlit.go.jp/plateau/learning/?topic=plateau-3d-citymodel

3D都市モデルはPLATEAU VIEWを利用することでブラウザからプレビューできます。

https://www.mlit.go.jp/plateau/plateau-view-app/

3D都市モデルのデータは「G空間情報センター」から入手可能です。

https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/plateau

PLATEAU SDKを利用すれば3D都市モデルをUnityやUnreal Engineといったゲームエンジンで容易に扱うことが可能です。

https://www.mlit.go.jp/plateau/learning/?topic=used-in-plateau-sdk

PLATEAU 参考資料

https://drive.google.com/file/d/1Os0mICGAduMiKMIRBnY9QADp3xbVGA40/view?usp=sharing

PLATEAUとは

Project PLATEAUは、国土交通省が様々なプレイヤーと連携して推進する、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化プロジェクトです。

3D都市モデルとは、実世界(フィジカル空間)の都市を、仮想的な世界(サイバー空間)に再現した三次元の都市空間情報プラットフォームです。建物や道路等の都市空間に存在する様々なオブジェクトの三次元形状と、それらのオブジェクトの意味情報(建築物の名称や用途、建設年などの属性情報)をパッケージでデータ化することにより、都市空間そのものを再現するデジタルツインを実現できます。

PLATEAU NEXT 2024とは

PLATEAU NEXTとは、PLATEAUの社会実装を加速させるための一連のコミュニティイベントです。2024年度は、アプリコンテスト、ライトニングトーク、ハッカソン、ハンズオン、ピッチイベントなどさまざまな切り口で開発者コミュニティにおける実装のきっかけ作りを進めていきます。様々な領域のエンジニアやクリエイター、プランナーが自らの技術と3D都市モデルのデータを組み合わせ、新たな価値を生み出すことを期待しています。

https://www.mlit.go.jp/plateau-next/

主催者

国土交通省 (運営:角川アスキー総合研究所 ASCII STARTUP)

 

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