黒川塾 八十八(88) 開催10周年記念企画第2弾
今回の黒川塾はゲームボーイ開発者の中心人物、岡田智さんをお招きしての開催。岡田さんは京都から来て頂いたとお聞きしました。

岡田智さんプロフィール
1969年に任天堂入社。開発第一部にエンジニアとして配属され、「N&Bブロック」などの玩具商品の開発に関わった後、「光線銃SP」を設計から製造まで全ての開発に係る。
その後、横井軍平らとともに任天堂初の携帯型ゲーム機『ゲーム&ウオッチ』や次世代『ゲームボーイ』のハードウェア開発、ファミコンやゲームボーイ専用ソフトの開発に携わった。
1992年、開発技術部の部長就任。ゲームボーイの後継機群であるゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス、ゲームボーイアドバンスSPなどのゲームボーイシリーズ、さらに次世代『ニンテンドーDS』において開発の中心人物として携わる。開発技術本部が設立されてからは、ゲームソフト製作からは離れ、ハードウェア、主に携帯型ゲーム機の開発を中心に行った。『ニンテンドーDS Lite』の開発に携わった後、2007年に任天堂を退社。その後、非常勤アドバイザーとして契約し、2010年まで同社に出向した。2014年現在は合同会社「ボクセル」を京都に設立し、活動を続けている。
ゲームボーイ世代として興味深いエピソード多数
初代ゲームボーイど真ん中世代のながたが印象深かったエピソードを少しだけご紹介します。

修理対応が面倒だったから、他社との差別化のために頑丈に作ったんですよ。

もちろん私は丁寧に遊んでいましたよ!自分が何も考えずに遊んでいたゲームに色々な考えや事情があったことを知って感慨深いものを感じました。
異論反論オブジェクション!GBAは横向きで作りたいんです!

岡田さんの人生がかっこいい
開発のお話の他にも、お仕事に対する考え方がとても現代的で魅力に感じました。

でも、代わりに得意なものを差し出すんですよ。これはどうですか?というふうに。
家族にはサラリーマンとしては考えられないくらいに自由だと言われましたが
自分はこう思っていると声を上げること、自己主張は大事ですよ。それで賛同してくれる人を見つけることが大事です。
黒川塾のオフライン現場
ちなみに現場の雰囲気は…
・始まる前は皆さん静かに待っていて前の方の席から埋まっている。
・登壇者の方と名刺交換や少しお話ができます。アイドルの出待ちみたいで皆さんがワクワクしているのが伝わりました。
・会場の時間厳守・現場復帰必須の中、常連さんが「いやあ、昔どっかの学校の教室でやったときも椅子とか机みんなで直したもんですよーハハハ」みなさんお優しいです。ご協力ありがとうございました!

オフライン会場は断然おすすめです。
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