学生クリエイター座談会! GCG EXPO2019に出展した学生集合!

2020年1月29日にゲームクリエイターズギルドEXPO2019に作品を出展した学生クリエイターたちの座談会を開催しました!
その模様をお届けします!

ゲームクリエイターズギルド EXPO2019(以下、GCG EXPO)とは

ゲームクリエイターを始めとしたゲームに関わる/関わりたい人たちが、プロ・アマチュア/学生・社会人などあらゆる垣根を越えて「学び合い」「語り合い」「教え合う」無料イベント!

名称:ゲームクリエイターズギルドEXPO 2019
開催日:2019年11月30日(土)
時間:11:00~16:00(15:00最終入場)
会場:株式会社セプテーニベンチャーズ セミナールーム
   住友不動産新宿グランドタワー 27F
入場料:無料
主催:ゲームクリエイターズギルド
   株式会社セプテーニベンチャーズ(GamePartner事業)

詳しい情報はこちらからご確認ください☆

ゲームクリエイターズギルド公式サイト

【日時:2019年11月30日(土)】 開場 : 11:00終了 : 16:00 【参加費用:無料】 【参加募集期限:2…

開催前情報

名称:ゲームクリエイターズギルドEXPO 2019 開催日:2019年11月30日(土) 時間:11:00~16:00(15:00最終入場) 会場:株式会社セプテーニベンチャーズ セミナールーム 住友不動産新宿グランドタワー 27F[…]

開催風景

2019年11月30日(土)にゲームクリエイターズギルドEXPO2019が開催されました!今回のイベントは「学び合い・語り合い・教えあう」がテーマとなっており、フロア内では様々な催し物がありました!   ▼関連記事: ゲームク[…]

開催風景

2019年11月30日(土)にゲームクリエイターズギルドEXPO2019が開催されました! 今回のイベントは「学び合い・語り合い・教えあう」がテーマとなっており、フロア内では様々な催し物がありました! ゲームクリエイターズギルド EXP[…]

自己紹介♪

—まずは簡単に自己紹介をしましょう!

飯田東京電気大学に通っています、学部生1年の飯田悠暉です。プログラマーやっています。≪れーぞく! ネクロマンスちゃん≫を主にやっています。好きなゲームは『スマブラ』です。さっきも遊んできました。

待永東京電機大学1年の待永康佑と申します。みんなからはマチコーと呼ばれているのでぜひマチコーと呼んでください。
僕はプランナーとして≪れーぞく! ネクロマンスちゃん≫に関わっています。企画からキャラクターのモデリングや広報面もやっています!

木内好きなゲームは何ですか?

待永好きなゲームは『十三機兵防衛圏』とかですね。あとは『デス・ストランディング』。好きなジャンルはRPGでストーリーに入り込めるようなゲームが結構好きです。

菊地東京電機大学1年、デザイナーをやっています。菊地歩夢です。ありがたいことにスピナーはGCG EXPO2019で優勝させていただきましてすごく光栄でございます。
≪れーぞく! ネクロマンスちゃん≫のUIやエフェクトなどのデザインをやっています。≪スピナー≫ではディレクターというポジションなのかな? メインで作っています。よろしくお願いします。好きなゲームは…再熱しているのは「どうぶつタワーバトル」です。

飯田ゲーム以外の趣味は何かありますか。

菊地ゲーム以外の趣味は散歩です。

うわ健康的でいいですね。

菊地ありがとうございます。

木内日本電子専門学校のゲーム企画科に所属している木内千暉と申します。僕はEXPOではスタッフという立場でお手伝いさせていただきました。
企画からゲームを個人で作っているので完成したら見てほしいなと思います。
最近はゲームアワードにノミネートされた作品で翻訳しながらですが『Disco Elysium』を遊んでいます。

飯田どういうゲームなんですか。

木内オープンワールドのゲームで、”Best Narrative賞”を受賞した作品なんですが、始めたばかりであんまり分かっていないです(笑)

Disco Elysium は画期的なロールプレイング ゲームです。 あなたは独自のスキル システムを自由に使える探偵で…

坂口総合学園ヒューマンアカデミー 坂口拓夢です。小学校5年生くらいからゲームを作っていて、GCG EXPO2019では≪アスロポッドウォー≫を展示しました。好きなゲームは『星のカービィ』シリーズです。『ポケモン』も好きです。

飯田『ポケモン』はどのシリーズが好きですか。

全員(笑)

坂口『ポケットモンスターブラック・ホワイト』です。

全員あ~

窪田東京理科大学の理工学部に所属しています窪田と申します。僕がGCGEXPOで展示したのは≪ニジノート≫という作品で、ゲームではなく色をかざすとその色に応じて音が鳴ります。最終的には楽譜を全部カラー化して、色がついた楽譜をカラーセンサーにかざすと1曲の音楽になるような。その前段階の作品として今回は出させていただきました。
どちらかというとゲーム主体でやっているわけではないので、ゲームの付加価値とかをお話できればなと思っています。あまりゲームが好きというわけではなかったので、パズル系ゲームとか『ポケモンBW』とかは好きです。

うわ専門学校デジタルアーツ東京ゲーム 1年うわです。(今回はペンネームで)ゲーム制作を始めてまだ9か月のめちゃめちゃ新米ですが、プログラムを学んでいます。自分の強みは”音”を作ることかなと思っています。よろしくお願いします。
好きなゲームは音ゲーです。

木内音ゲーは何が好きですか。

うわ「maimai」です。スマホだと「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」です。

GCG EXPO2019

—GCG EXPO2019に参加して皆さんどうでしたか。そもそも参加する前はどんなテンションでしたか。

菊地やべぇ完成しねぇって(笑)

待永何がきっかけで出たんだっけ。

飯田あれでしょ? Slackにあったよね。

菊地そうだ、うちの部の先輩から「こういうイベントあるけど どう?」って誘っていただいて、折角だからって参加したんです。

待永GAME3(ゲームキューブ)という学生だけの展示イベントがあって、「れーぞく! ネクロマンスちゃん」の企画書だけを持って行って展示をしたんですよ。

菊地企画書が書かれた「紙だけ持って行ってください」「ゲームはどこで遊べるの?」「まだ紙の企画書だけです」みたいな(笑)

待永それからプログラマーの彼(飯田)に入ってもらって走り出して…

菊地割と勢いで作品にまとめましたね。GCG EXPO2019の1週間前くらいにスピナーを思いついて作り始めたんです。

待永「スピナー作ってもいいけど、こっちのことちゃんとしてからな」って言ったら、ちゃんとしたっていう。

菊地こっちのチームはそんな感じです。

待永このイベントがあって良かったのが、まず学生のゲームを出展する機会って全然ないじゃないですか。期限を設けてもらえることで、僕たちもこれに向かって頑張るぞっていうモチベーションにも繋がるので。

飯田実際に遊んでもらうっていう機会がないから。

菊地身内だけだよね。

飯田大学内とかサークル内とかでの遊んでもらうはあるけど、全く知らない人から初見で遊んでもらうっていうのは、少ない。

木内僕は学校の文化祭のときにGCGの方が学校に来てくださってイベントのことを聞いて「お手伝いやりますよ!」っていう感じでスタッフ側をやりました。

坂口僕が参加したきっかけは学校の先生にイベントのことを聞きました。e-sportsが出来るようなゲームを作ろう。そんな話ができる人を紹介してもらえないかという相談をしたときに、ゲームクリエイターズギルドで話を聞くといいよって紹介してもらったんです。不安もあったんですけど、行ってみたらみんな優しいし。

菊地そんな取って食いはしないでしょ(笑)

坂口プロのゲームクリエイターさんと話ができるって聞いていて、それが不安だったんですよ。うちの学校にくるクリエイターさんに話を聞いてもらえないことがほとんどだったので、大丈夫かなって思っていたら、みんなすごく優しい人たちで。
作品を軽く置いてみると、なんか面白いって言ってもらえてすごく楽しかった!

窪田自分はサークル内で声がかかって、時期が学園祭と被っていたので、学園祭で作った作品をいくつか出展しました。

窪田自分たちのサークルではゲームそのものを作っているのではなく、ゲームの付加価値として何か面白いものを作りたいんです。そこでインスピレーションを得たいなと思い、GCG EXPOに参加しました。参加してみるとみんなのゲーム作品がすごいなぁ、と。それぞれ映像やストーリー性など凝っている部分もあって、僕たちのサークルは自分たちが作りたいものを作っていましたから、そこに対する技術に集中しちゃって、ストーリー性を考えるという余裕はなかったり、作ったのはいいけど見せるまでの技術がなくて映像がないとか、ギミックだけはしっかりしているものがあるのにプロモーション力がないとか。そういうのが結構あったので、GCG EXPOではプロモーションや映像、ストーリー性など沢山のことが学べたと思っています

—今まで作ったギミックってどういうのがあるんですか。

窪田僕自身、電気工作を始めたのがまだ1年ちょいなので、最近話題のデジタルアート、ネイキッドさんとかチームラボさんがやっているようなことを技術的にどういうのができるかなとか。あとはこういう作品があったら面白いなっていうのを研究しています。

—どこからそういう発想が。

窪田楽譜の音符に色がついている画像を見て「ああ、音と色って繋げられないかな」って。あと”音色”って言葉が、音の色味なのに対して「逆に色に音があったらどうなるんだろう」ってカラー楽譜っていうのがあったら、楽譜がカラー化して楽しいんじゃないかなって。

菊地理系だ。

木内ガチで頭良い人。

窪田実際、本になるかは分からないですけど、技術書典にニジノートの作り方を現在執筆中なので。

全員おお~

飯田まぶしい。

窪田2月29日の技術書典8に、出来たら出展したいなって。執筆が間に合うかは分からないですけど一応宣伝に。もし興味があれば見てみてください。

技術書典:技術書オンリーイベント

技術書の祭典が2020年2月29日(土)、3月1日(日)の2日間@池袋サンシャインシティ 展示ホールD(文化会館ビル2F…

うわゲームクリエーターズギルドEXPOには、文化祭で声をかけてもらってそれで参加しました。
大多数の人から意見をもらうという機会が、文化祭くらいで普段はないので、アドバイスいただいて、いろんな発想が浮かんだのですごくよかった。
名前を覚えていないんですけど、イベントの中で”CRIWARE”っていうのを教えてくれた人がいて、それを取り入れたんですよ。もしできることがあればお礼を言いたいです。恩人を探しています。

みんなのゲームで遊ぼう!

れーぞく! ネクロマンスちゃん

待永“リスクとリターン”というのを企画の根底として、敵の弾をギリギリで避けることでその見返りに敵の弾を隷属させてより強い攻撃をすることができます。

Slide Step

うわ現在はスライドステップのクオリティアップをしていて、完成したらどこかに配信したいなって考えています。

—作品はチーム制作ですか。

うわスライドステップは個人製作です。もう1つ展示したEscape Metroはチーム制作ですが…

うわチーム制作って言ったらチームなんですけど、自分が欲張りだからあれもこれもやってしまって、他の人の作業を奪ってしまって、大体1人で作ってしまったんですよ。申し訳ない気もします。

こばみの心の声
(私このゲーム大好き)
こばみ

—スライドステップはデザインも楽曲も全部うわさんが作られたんですか?

うわ全て自分で作っています。スマホアプリの「Medly」を使うと簡単に曲が作れるんですよ。少し音楽が得意な人だったら、すぐに作れると思います。

菊地「ピンクはタイミングよくスペースキーを押す」ふむ。

うわノートはピンク色・黄色・白色があり、それぞれをマウスをスライドさせたりスペースキーを組み合わせて遊びます。

菊地 わ!むずーい! でも面白い!

飯田 こういう譜面って何で作っているんですか?

うわテキストです。

飯田テキストから読み込んでっていう感じ?

うわはい。テキストアセットにして読み込んでいます。一番ノート数が多いのが1003行、ノートを1個ずつ書いたんですよ。もう譜面を作るものを作りたいって思いますね!

アスロポッドウォー

—いつ頃から作り始めたんですか。

坂口このゲームの前身は≪121戦争≫というものを作ってUnityインターハイに出しました。ルールが難しかったようで、「ちゃんと遊べるようになるまで時間がかかるようです」って回答をもらったんです。簡単にしようと悩んで新しく作りなおしたのがこの作品です。

—全部1人で?

坂口ほぼ、ですね。どんな虫を登場させようかと友だちと話したくらいです。虫のデザインとかその辺りは全部私が。BGMからSEも全部僕です。

ニジノート

窪田実際にプログラムを書いているわけではなくて、タッチデザイナーを繋げていくと作品になる。これは一応「1」を押すと、花が咲くみたいな。花の色を、今は緑ですけど、カラーセンサーで読み取った色に反応するようになっています。

—ほえ~

窪田これ、何で出来ていると思いますか。

うわオクラ!

—ストロー?

窪田ストローじゃないです。

—え、なんやろキャップ?

窪田そうです、正解です。ペットボトルのキャップの下の部分。

—あ~なるほど!

窪田キャップの下の部分を取って、裏返すと、星型になるんですよ。

菊地飯田、こういうことなんだよ!

飯田作品もすごいけど、ライティングもすごい。

窪田ちょうど星型になるってことは、正五角形ってことは正十二面体を作れるってことじゃないですか。だからホットボンドで細かく。

菊地こういうことだ。

うわすごい! この画像そのままでもデスクトップ背景だし。

窪田アナログ的なものが元々好きで。

—なんでキャップを裏返そうと思ったんですか。

窪田キャップのここの部分って、ペットボトルの下の部分なのに外れるじゃないですか。バラバラになるじゃないですか。ここのところって何か繋げられない、なんかありそうだなって、なんかありそうって、それが趣味だったんです。

窪田これで切れ目が5こあるじゃないですか。折って、裏返すと…

—おおお。

窪田他にも傘を使って、ただ光源を見るだけでなく、わざと反射させて分散させた光を見ることとか。

—窪田先生は何からインスパイアされるんでしょうか。

窪田結構、人と着目点が違うとよく言われたりしますね。あとは光とか照明関係が元々好きだったので、光を使った作品とかを今後作ってみたい。

みんなが作ってGCG EXPO2019で展示した作品はこちらから

ゲームクリエイターの楽屋でまったり by Game Creators Guild

まとめ

お互いの作品で遊んだあとは、ざっくばらんに交流していました!
最後にみんなの「今年やりたいこと」を書いて、お開きにしました。

学校を越えた交流ができたことで、新しい何かが生まれるのがとても楽しみですね!

木内複数人でチームを組んでゲームを作る他の学校との交流やモチベーションの向上を目的としたものをGCGさんと一緒に企画しています!詳細が決まったらまた連絡します!

学生さんからの企画を実現するお手伝いをしています!
やってみたいことなど気軽に下記フォームよりご連絡ください(^^)/

LINEでもお問い合わせを受け付けています!
ゲーム業界で働きたい学生のためのお役立ち情報をお届け中!
▽ゲームクリエイターズギルドSEED LINE

\“いいね”“フォロー”で応援お願いいたします!/