重厚な世界観の2Dイラスト！「AstroSky」制作者・水楼ネミさんにインタビュー【ゲームクリエイター甲子園】

【ゲームクリエイター甲子園】月間賞受賞者インタビュー

ゲームクリエイター甲子園への応募作品の中で、月ごとに最も注目・応援された作品の制作者にインタビューする本企画。
今回は、10月応援賞を受賞した2Dイラスト「AstroSky」を制作した、水楼ネミさんにインタビュー！

イラストのキャラクターや世界観はどのように生まれていったのでしょうか？

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イラスト制作について

●今日はよろしくお願いします。自己紹介をお願いします。

水楼ネミさん：水楼ネミです。
独学で２Ｄを勉強しつつ一次創作をしています。

●２Ｄは独学とのことですが、キャラと背景、どちらをされているのでしょう？
また、発表もされているのですか？

水楼ネミさん：キャラも背景もやっています。発表はTwitterに投稿しています。

Twitterだといろいろな人から感想がもらえて嬉しいです。最近は海外の人からの反応もあって楽しいです。

●感想が来るとやる気が出ますよね。２Dイラストは何年くらい描かれているのでしょう

水楼ネミさん：専門学校に入ってから本格的に描き始めました。

それまでは、『マインクラフト』を用いて創作をしていたのですが、HALに入ってからゲーム業界の就職も意識してイラストを描き始めました。
『マインクラフト』で創作をするときも、一度アイデアを簡単なラフイラストに起こしていたので、それを含めると結構長くやっています。

●イラストのキャラクターや世界観はどのように生まれていったのでしょう？

水楼ネミさん：小学校の頃に友達とノートにRPGの画面を描いたりして、ゲームを作ろうとしていたのが創作のはじまりですね。
大元に自分の世界があって、そこからイラストを起こしています。それは、小学校の時のノートやその後も作ってきた自分のイメージが溜まっていったような感じですね。

自分のイメージは美しい景色を見たり、ネットで画像を集めたり、空が好きなので空の画像を集めたりもしました。それらからインスピレーションを得たりしてアイデアを膨らませています。

描く時は中心となる世界を作って、そこから細かく分けてイラストを描いています。

●となるといつまでも描ける感じですね。

水楼ネミさん：そうですね（笑）自分の世界は結構広くて、設定も山のようにあります。その世界も一つじゃなくていくつかあるので、今描いているのは３～５年前に考えた世界ですね。

ゲームクリエイター甲子園への参加と、クリエイターとして目指す道

●甲子園に出られたきっかけを教えてください。

水楼ネミさん：専門学校の友達からの紹介でした。
ゲームに関連するコンテストに出したことがなかったので自分の作品を出してみようと思いました。

●賞を取った感想

水楼ネミさん：賞をとったことで多くの人に自分の作品を見てもらえて、わくわくしてもらえたらうれしいと思っています。

●3年生ですと、就職活動もされているのでしょうか？

水楼ネミさん：いくつかインターンや会社説明会なども行って、コンセプトアートを志望しています。
自分に足りないところや自分がまだ伸ばせるところを見つけていけてよかったと思います。特に早めに始めたのはよかったと思います。

●インターンでアドバイスを受けたのはどんな点でしたか？

水楼ネミさん：作品１つ１つに対して、どのようにすればもっと良くみせられるのかなど、すごく丁寧で貴重なアドバイスをいただきました。
世界観がいいって褒めてもらったりもして凄くうれしかったです。

●今後やりたいことを教えてください。

水楼ネミさん：自分の携わりたい作品での活躍や、行く果ては自分の世界観でもう一つの世界を１つ作っていきたいと思っています。
それでユーザーがわくわくしてくれたら自分は満足です。

自分の世界をプレイヤーに移動し体験してもらえるのはゲームが一番相性がいいと考え、ゲーム業界を選んだのでこの夢をかなえたいと思います。

●最後に、創作について感じていることを教えてください。

水楼ネミさん：自分が想像した世界は、自分が愛していかないとほかの人も愛してくれないと思うので、創作する人は自分の世界を大事にしてほしいと思います。

●ありがとうございました。
 

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