【ウマ娘で見る宝塚記念】サイレンススズカやゴールドシップも制した春のグランプリを解説！
6月27日（日）に、阪神競馬場で宝塚記念が開催されます！
サイレンススズカの逃走劇やグラスワンダーとスペシャルウィークのマッチレース、さらにはゴールドシップのまさかの先行策など、数々の名勝負が繰り広げられた宝塚記念。
今回は、宝塚記念がどんなレースなのか、ウマ娘登場キャラクターを交えて徹底解説します！
▼過去のウマ娘記事はこちら！
宝塚記念とは？
宝塚記念は、阪神競馬場の芝2200mで開催される、春シーズンの最後を飾るGⅠレースです。
梅雨時でタフなコンディションになりやすく、中距離～長距離に適性のある馬でも出走を回避することの多い過酷なレースです。
そんな宝塚記念最大の特徴が、ファン投票によって出走馬が決まること！
春は宝塚記念、秋は有馬記念が「グランプリ」と呼ばれ、ファン投票で選ばれた上位10頭に優先的にレースに出走できる権利が与えられます。
ウマ娘登場キャラで見る宝塚記念
宝塚記念を制したウマ娘（のモデルになった競走馬）たちは、なんと総勢15人！
1989年 イナリワン
1991年 メジロライアン（☆）
1992年 メジロパーマー
1993年 メジロマックイーン
1994年 ビワハヤヒデ
1996年 マヤノトップガン
1997年 マーベラスサンデー（☆）
1998年 サイレンススズカ（☆）
1999年 グラスワンダー
2000年 テイエムオペラオー
2001年 メイショウドトウ（☆）
2005年 スイープトウショウ
2010年 ナカヤマフェスタ（☆）
2013年 ゴールドシップ
2014年 ゴールドシップ
（☆）がついているのはGⅠ初制覇のウマ娘です！けっこういますね
【1998年】サイレンススズカ
意外にも、この宝塚記念が初めてにして唯一のGⅠ制覇でした。
誰もが秋の飛躍を確信していましたが…
本日の東京メインは、毎日王冠(GII)。
このレースと言えば、1998年の優勝馬 #サイレンススズカ だよね。#エルコンドルパサー や #グラスワンダー といったGI馬を相手に逃げ切り圧勝。その強さは今も色褪せないね。#うまび pic.twitter.com/iVEZFjJA3I
— JRA FUN (@JRAFUN_Official) October 7, 2018
【1999年】グラスワンダー
この年のレースは、ファン投票の1位の同期のダービー馬・スペシャルウィークとのマッチレースでした。
4コーナーで進出を開始したスペシャルウィークに合わせてグラスワンダーもギアを入れると、後続はついてこれずに一騎打ちに。
「不死鳥」#グラスワンダー が最後の直線で #スペシャルウィーク を交わし、最後は3馬身離して制したのは99年のレースでした。
今年の #宝塚記念 は6月27日（日）。 pic.twitter.com/QjUaOeOytc
— JRA-VAN公式 (@JRAVAN_info) June 20, 2021
【2001年】メイショウドトウ
馬群を抜けるのにやや手こずったオペラオーをしのぎ切り、ついにGⅠ初制覇。
【2014年】ゴールドシップ
今週末は、宝塚記念(GI)。
2013年、2014年と宝塚記念連覇を達成したのは #ゴールドシップ。芦毛馬でのJRA GI最多勝利数、最多獲得賞金額の記録を持つ、まさに「新・芦毛の怪物」！#うまび #宝塚記念 pic.twitter.com/wO0VYW19oK
— JRA FUN (@JRAFUN_Official) June 24, 2021
2014年の宝塚記念でも、やや鈍い出足ながらも1コーナーでは4~5番手を追走と先団につけ、4コーナー手前からスパートすると、後続に3馬身差をつけこの年も圧勝。史上初の宝塚記念連覇を成し遂げます。
そして翌2015年、史上初のJRA同一GⅠ・三連覇を目指したゴルシですが…
ともかく、圧巻の強さと危うさが隣り合わせになっているのもゴルシの魅力です…！
馬券は余裕のあるお金でほどほどに（自戒）
今年の宝塚記念の有力馬は？
今年はゴルシ以来2度目の連覇を目指してあの牝馬が参戦！
クロノジェネシス
宝塚記念(GI)を優勝したのは、#クロノジェネシス！
6馬身差の圧勝劇で春のグランプリを制す！上半期を締めくくるにふさわしいレースだったね。おめでとう！#うまび #宝塚記念 #北村友一 pic.twitter.com/ED9mnSRRo2
— JRA FUN (@JRAFUN_Official) June 28, 2020
このレース連覇を目指すクロノジェネシス。
前年は4コーナーからマクリ気味に進出し、2着のキセキに6馬身差をつける圧勝！
この年の有馬記念も制するなど、牝馬ながらタフな条件のレースに抜群の適性を見せています。
今年は主戦の北村友一騎手が負傷離脱中のため、ルメール騎手に乗り替わり。
GⅠレースで類まれな勝負強さを見せるルメール騎手ですが、宝塚記念ではなんと馬券に絡んだことがありません?
調整の難しい海外遠征帰りの初戦となるこのレース。どんなレースを見せるか注目です！
バ場適性 芝：A ダート：G
距離適性 短距離：G マイル：B 中距離：S 長距離：A
脚質適性 逃げ：G 先行：A 差し：A 追い込み：B
レイパパレ
大阪杯(GI)を優勝したのは、#レイパパレ！
デビューから無傷の6連勝でGI初制覇！見事、春の古馬中距離チャンピオンの座に輝く！さらなる高みへ！おめでとう！#うまび #大阪杯 #川田将雅 pic.twitter.com/Z6YvhLzSRN
— JRA FUN (@JRAFUN_Official) April 4, 2021
前走の大阪杯では、三冠馬コントレイルやマイル女王のグランアレグリアといった強敵に完勝し、デビューから無傷の6連勝でGⅠを制したレイパパレ。
この重バ場を物ともしない逃げ切りで、タフなレースへの適性は実証済み。
2200mという距離は初めてながら、梅雨時の重い芝で行われる宝塚記念はかなり適性がありそうです。
マルゼンスキーやウイニングチケットといった、ウマ娘のモデルとなった競走馬の血をひくレイパパレ。
デビュー7連勝でのグランプリ制覇となるか注目です！
ダービー連覇の福永騎手の後押しを背に、GⅠ・3勝目となるか注目です！
バ場適性 芝：A ダート：G
距離適性 短距離：G マイル：A 中距離：B 長距離：G
脚質適性 逃げ：A 先行：A 差し：G 追い込み：G
キセキ
クラシック最後の一冠、菊花賞(GI)を制したのはキセキ！
道悪のターフを外から抜け出し、デムーロ騎手が勝利に導く。2着はクリンチャー、3着にポポカテペトル。#うまび #菊花賞 pic.twitter.com/Yj4E9HV6TK
— JRA FUN (@JRAFUN_Official) October 22, 2017
最後に挙げた勝利は約4年前の菊花賞。
長らく勝ち星から遠ざかっているキセキですが、その間のGⅠ・2着が実に4回！
ここ2年の宝塚記念は連続2着と、レース適性の高さは間違いありません。
ただ、この馬の弱点は危うすぎる気性。
4～5歳時は逃げ馬として活躍するも、気性の悪さからスタートが苦手に。
今ではゲートが開くまで、先行するか追い込みにかけるか、どんな作戦をとるか一切わかりません…
実際に一昨年の宝塚記念は逃げて2着、昨年は後方からマクリ気味に追い込み2着になっています。
うまくかみ合った時の爆発力に賭けたい方にはおすすめの1頭です！
バ場適性 芝：A ダート：G
距離適性 短距離：G マイル：C 中距離：A 長距離：A
脚質適性 逃げ：A 先行：A 差し：B 追い込み：A
まとめ
宝塚記念は、タフな条件で行われることも多く、時おり断然人気の馬が馬券外に飛ぶこともあるレースです。
今年はクロノジェネシスとレイパパレが2頭で抜けた人気になりそうですが、盤石とも言い切れない…？
みなさんもウマ娘を楽しみつつ、馬券を買って好きな馬を応援してみては？
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