【ゲーム業界の就活】ブラック企業を見抜く転職の仕方とは

なかなか大変なご状況ですね。次の職場探しでは条件の明確化と一次情報の確認を重視することで、リスクを減らしてみてはいかがでしょうか？

まず、条件の明文化ですが、「これだけは外せない」という条件を整理しましょう。
・入社時点で正社員か、契約から正社員化か（必ず書面確認）
・残業・代休・有休の運用方法
・裁量労働やフレックスの実態
求人票や説明会での確認だけではなく、内定後に労働助件通知書の確認をしましょう。労働基準法で労働条件の明示が義務付けられています。この書面交付をお願いしつつ、オファー面談で口頭でも確認し、口頭で条件を出されたものがあればそれも書面にしてもらいましょう。

次に、情報の確認についてです。
評判については現社員・元社員に社風を確認してみると良いです。一人だけだと偏るので、さまざまな人に聞いてみたり、インタビューとして公開されているものから雰囲気をはかると良いでしょう。
ほかに、企業の安定性ですが、制作実績や担当タイトルからその会社の成長性、取引先企業の業績等から推測することが可能です。
上場企業や業界団体加盟企業など、ガバナンス体制が整っている企業であれば、忙しいことはあっても休暇の取得、残業代支払い等でのトラブルは起きづらいと思います。

クリエイティブの業界だとなかなか定時で帰れるという仕事は少ないかもしれませんが、条件面・環境面ともに整った企業は確かに存在します。
採用段階で曖昧な点を残さず、事前に条件を照合することで、入社後のギャップや短期離職のリスクを減らすことができます。
焦ると確認を怠ったり、引っかかることがあっても気にしないようにしたりするので、しっかり確認を重ねながら動くのがおすすめです。