ゲーム開発に関する具体的な理解を深めた上で、それに対する自身の考えを言語化しよう
別分野からでもゲームデザイナーになれるか。
ゲーム業界を目指す学生、現役クリエイターのキャリアデザインを応援するゲームクリエイターズギルド。X【 GCG@ゲームクリエイター就活情報!(@game4jobhunter)】では、就活やスキルアップ、キャリア設計に役立つ情報を発信しています。
中でも #マシュマロを投げ合おう 企画では、実際に寄せられた就活に関連する質問にお答えしています。今回は、ゲーム業界の就活スケジュールに関するお悩みや疑問をまとめました。
しっかり業界・企業・職種研究を進めよう。
建築を学んでいる大学院生です。現在、ゲーム業界を志望しています。
ゲーム制作未経験の私が、新卒でゲームプランナー/ゲームデザイナーになるために、就職活動で意識すべきことを教えていただけないでしょうか。
特に不安なのは以下の2点です:
・面接でどう自分の経験を伝えるか
・ポートフォリオの内容がどこまで通用するか
ポートフォリオには建築作品が大半を占めており、いわゆる「ゲームデザイナーらしい」ものではありません。「なぜ建築からゲームに?」と思われないか不安ですし、ゲーム制作未経験の自分のポートフォリオが、他の美大・芸大の学生と比べて就活で通用するのか心配しています。
これまでの興味と学びがゲームデザインにつながるという気づきがあったんですね!このような流れで、未経験から入る方も多くいらっしゃいます。わからないことが不安を育てるので、ゲーム業界の就活について知識を入れて不安を解消していきましょう。
まず、ご質問のポートフォリオについてですが、基本的にプランナーの応募時にポートフォリオは必須ではありません。ポートフォリオは2D,3D,UIデザイナーの応募の際に必要となるものです。履歴書やES、企画書等の書類選考で提出するものの補完として、これまでつくったもの、活動してきたものを説明するときに使います。ですので、自分のゲームづくりのベースが建築であれば建築について語れば良いと思います。
面接等では「どうしてゲームをつくるのか」「どのように建築からゲームになるのか」などを深掘りされます。これに答えるためには、まずゲーム開発について具体的に理解し、それに対しての自分の考えを述べることが大事です。まずはしっかり業界・企業・職種研究をなされると良いでしょう。
あとは、小規模でもクオリティが足りなくなっても、ちょっとゲームをつくってみるのがお勧めです。ご自身のイメージと、ゲームをつくるということがイコールか確認できると思います。そうすれば、ポートフォリオで作品紹介ができますし、面接でも確信を持って話ができるのではないでしょうか?
やりたいことの実現のためにがんばってください!
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