ゲームクリエイター甲子園 2024｜10代の才能が詰まったU-18作品紹介！その5

アントワールド

「アントワールド」は、ドット絵のアリが砂糖を目指して掘り進む2Dパズルアクションゲームです。プレイヤーは小さなアリとなり、ゴールである砂糖の元へ進んでいきます。

スパイゲーム

「スパイゲーム」は、その名の通りスパイとなって敵のアジトに潜入し、脱出を目指すシューティング脱出ゲームです。プレイヤーはスパイとなり、射撃や爆弾を駆使しながら、数々のトラップを突破してゴールを目指します。

途中にはレーザーや敵のスパイ、監視カメラ、さらには爆破しなければ進めない壁など、行く手を阻む障害が数多く登場し、プレイヤーを妨害します。これらのトラップを華麗に避け、爆弾で敵を一掃してクリアしたときは、爽快感がたまりませんでした！

ずるずる蟻地獄

「ずるずる蟻地獄」は、金平糖がアリの追跡から逃れながら、他のお菓子たちを救出するパズルアクションゲームです。プレイヤーはアリ…ではなく、金平糖となり、迫ってくるアリから逃げつつ、仲間のお菓子たちを救出していきます。

金平糖はただ逃げるだけでなく、ステージに配置された「アリ地獄」にアリを誘導して落とし、アリを倒すことが可能です。この仕掛けを使ってアリを撃退する隙にお菓子を助けたり、次に出現するアリに備えて距離を取るなど、戦略的な動きが求められます。

操作はシンプルで、上下左右キーとポーズ画面を開くSpaceキーのみですが、お菓子を救出するごとにゲームスピードが徐々に上がり、難易度が増していくため、緊張感が高まります。

セーブデータがなく、一度ゲームオーバーになると最初からやり直しですが、ムービーシーンはスキップできるため、何度もリトライしてもストレスを感じませんでした。更に、金平糖が動いている間だけBGMが再生されるシステムや、いくつかのお菓子を救出するごとに金平糖のムービーが挟まれる演出が、プレイの楽しさを引き立てていて非常に面白かったです！

皿でいい値

「皿でいい値」は、お皿をスワイプして1列に揃えてスコアを稼ぐパズルゲームです。

ゲームを始めると、5×5のマス目にお皿が並び、スワイプ操作で1列の皿を縦または横に移動させることができます。同じ種類のお皿を縦または横に1列に揃えると、そのお皿の「値段」に応じて得点が入る仕組みで、シンプルで直感的な操作が楽しめました。

さらに、ランキングシステムやニックネーム登録、BGMやSEの音量調整など、さまざまな要素が備わっているのも嬉しいポイントです。特にランキングシステムは、自分の順位がわかるため、挑戦意欲が湧いてやり込みたくなる魅力があります。

Medalike

「MedaLike」は、コインを落としてスコアを稼ぐシンプルで楽しいメダルゲームです。

スロット周辺をクリックしてコインを飛ばし、ゲーム台からコインを落とす仕組みになっています。落ちたコインが四角い箱の中に入ると、手持ちのコインが増えていきます。

さらに、一定数のコインを集めると、コインを多く落とせたり、箱に入ったコイン数が2倍になったりするボーナス能力を獲得でき、さらに多くのコインを狙えるようになります。

今までメダルゲームというジャンルをプレイしたことがなかったのですが、コインを動いている箱に入れるために、飛ばす角度やタイミングを工夫するのがとても楽しく、次第にスコアを上手く伸ばすことができると、自分の腕が上がっているのがわかり、やみつきになりました。

また、コインをただ集め続けるだけでなく、目標を達成してボーナス能力を得たり、スロットを揃えて大量のコインが落ちる仕掛けなどがあり、飽きずに楽しめる工夫が施されています。ぜひ皆さんもプレイしてみてください。

終わりに

以上、U-18（18歳以下）のクリエイターが制作した魅力的なゲームをご紹介しました。どの作品もクリエイターごとに重視している部分が異なり、限られたリソースや時間の中でアイデアを形にするための姿勢や、完成に至るまでの試行錯誤がそれぞれのゲームにしっかりと表現されていると感じました。