ゲームクリエイター熱血道場 2024｜「チームでのコミュニケーションについて」ゲスト審査員 新小田裕二さんが登場！【GC甲子園 2024】

ゲームクリエイター熱血道場とは

ゲームクリエイター熱血道場は、ゲーム制作に関わる学生クリエイターのためのゲームコンテスト「ゲームクリエイター甲子園」の公式YouTube番組です。2024年のゲームクリエイター熱血道場では、「ゲームクリエイター甲子園 2024」に提出されたゲーム作品の制作者がゲームをプレゼンし、豪華ゲストがその場でプレイ＆講評します。

番組内で取り上げた全作品は「ゲームクリエイター甲子園 2024」の総合大賞にノミネート。「ゲームクリエイター熱血道場」の配信日はゲームクリエイター甲子園のTwitterを要チェック！

ゲームクリエイター甲子園公式サイト ▶ https://game.creators-guild.com/gck/
作品掲載場所「みんなのゲームパレード」 ▶ https://gameparade.creators-guild.com/

第1回のゲスト審査員

第2回の「ゲームクリエイター熱血道場 2024」のゲスト審査員は、株式会社スクウェア・エニックスの新小田 裕二さんです！

ゲスト審査員：新小田 裕二さん

新小田 裕二さん

株式会社スクウェア・エニックス

■同志社大学卒業後にセガへ入社、直営ゲームセンターの運営と経営に10年を費やす
■その後大型テーマパークやアトラクションの企画、新規事業企画を経てゲームプロデューサーへ転身
■携帯ゲーム黎明期から10本以上のモバイルゲームをプロデュース、代表作は「チェインクロニクル」など
■世界市場にチャレンジすべく現職へ、「FINAL FANTASY XV EPISODE ARDYN」などをプロデュース

道場主：宮田 大介

Twitter ▶ ＠gcg_miyata

ゲームクリエイター熱血道場の道場主。ゲームクリエイターズギルド主催。

ゲーム会社同士のマッチングコミュニティサービスである「ゲームコミューン」や、ゲームクリエイターの相互教育コミュニティである「ゲームクリエイターズギルド」、ゲームのマーケティング事業等、ゲーム業界を活性化するための新規事業の立ち上げを行っている。

副道場主：いそぴー

ゲームクリエイター熱血道場の副道場主。

ソーシャルゲーム黎明期からディレクター、プロデューサーとして数々のIPタイトルを牽引。 現在はゲーム業界専門キャリアコンサルタントとして人材採用、育成に携わる。

ゲスト審査員が選出した3作品をご紹介！

今回選ばれた3作品には共通する2つのポイントがあります。

• ゲーム自体の面白さ
• 制作過程におけるコミュニケーションが気になる作品

チーム名：ハムとチーズのはさみ揚げ／作品：『はむころ～る！』

13名の「ハムとチーズのはさみ揚げ」チームは、”どこからも声がかからなかったメンバー”で結成され、現在は『はむころ～る！』を制作しています。チーム結成のきっかけは、前回の学内コンテストでの制作が非常に良い雰囲気で進んだことから、同じメンバーで今回のプロジェクトも継続することになったそうです。

今回の熱血道場にはチームから、くらとみさん、にゃもさん、デモトニーさん、倉本浩貴さんの4名が参加しました！

宇宙人にさらわれたハムちゃんがボールを転がして暴れまくり、かわいいと破壊のギャップが実現した3Dアクションゲームです。転がりぶつかって船内のあらゆるものを壊してひまわりの種を集めていきます。フィーバーで巨大化して大暴れします。着せ替え機能やアルバム機能といったハムスターっぽいかわいらしさも詰まった作品です。

「触っているだけで気持ちいい」という感覚があり、その感覚を味わいたくてまたプレイしたくなる魅力があります。操作しているだけで楽しさが感じられるのは、ひたすら「壊しまくる」というコンセプトを貫いた思い切りの良さがあるからですね。エフェクトや音など、さらに「気持ちよさ」を追求し、ゲームとしての面白さをより深めていけると一層良くなると思います。すでにしっかりとした土台ができているのも印象的でした。

改善が期待できる点としては、「ぶつかって壊す」と「ヒップドロップで壊す」アクションに違いを持たせることです。戦略の違いが出ると、さらに面白さが広がるのではないかと感じました。

大規模開発ならではのセクションを跨いでのコミュニケーションのコツについて教えてください。

「コミュニケーションロスを起こさないための守ること」についての新小田さんの貴重なアドバイスは、ぜひ本編をチェック！

チーム名：Daydream／作品『ぱぴりす』

BitSummitゲームジャムの期間中に制作された本作。制作過程ではメンバーが離脱するという困難もありましたが、それを乗り越えながら制作を続けています。今回は、チームから井上春帆さんとコウさんが登場します。

このゲームは、動き続けるリスをどんぐりまで導くパズルゲームです。通常の方法ではリスがたどり着くことはできませんが、ステージを折り曲げて裏と表をつなげることで、リスを導くことが可能です。1人でじっくり楽しむも良し、みんなでワイワイと頭をひねりながらリスをどんぐりへと導く道を作るゲームです。

折り曲げることで謎を解く要素をうまくゲームに取り入れている点が印象的でした。このパズル的な要素が魅力的ですね。また、自動で動くリスを導くという仕組みは、自分がコントロールできないジレンマを生み出していて、ゲーム性に深みを与えていると感じました。

 

実際にプレイした方々からは、「リスがどのように動いているのか理解できない」「道がどこにあるのか分からない」といった意見が寄せられています。そのため、見た目と難易度の調整が非常に難しく、苦戦している状況です。

チーム名：TEAM-W08 ／作品：『デリバドール』

本作は、BitSummitゲームジャムの期間中に制作された、エアロバイクを使って楽しめる横スクロールアクションゲームです。今回はチームから本間友也さん、渋谷愛泉さん、土屋天成さん、パク・ジョンウォンさん、堀井瑚桃さんが参加しています。

今回のBitSummitでは「オーバーパワー」がテーマとなっており、チームで「こういうゲームにしたい」というアイデアが出ていました。しかし、どうしてもこれはオーバーパワーとは言えず、まだ吹っ切れていないのではないかという懸念がありました。そこで、自転車を使うことで、よりオーバーパワーを体現できるのではないかと思いつきこのゲームができました。

自転車というデバイスを採用した勇気が素晴らしいと思います。それによって様々な制約が生まれると思いますが、それを貫いたところが本当にいいですね。

今回の制作ではチーム内で報連相を失敗してしまったという場面がありました。情報伝達の精度を上げるにはどのような取り組みをするべきでしょうか。

「人への伝え方」についての新小田さんの貴重なアドバイスは、ぜひ本編をチェック！

 ゲームクリエイター甲子園 2024 発表授賞式＆作品展示会

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