品質管理研究会主催｜9社合同！ゲームQA技術研究報告会　9月14日開催

9社合同！ゲームQA技術研究報告会

【品質管理研究会】とは？

ゲーム業界のQAに携わる様々な会社のメンバーで構成し、より良いサービス提供につなげるための技術を研究するために定期開催している会です。
各参加者の抱えている現場の課題などを持ち寄り、研究テーマを策定し、複数社横断のチームでテーマに対する研究の取り組みを日々行っております。

【本報告会の目的】

研究会の枠に留まらず、関心を持っていただいた皆さまに向けて情報発信を行い、ゲーム業界のQAをより盛り上げていければと考え、直近一年の取り組みの成果を発信いたします。
研究に参加しているメンバーは、いずれも日々の業務と並行して研究に取り組んでおります。
この一年で、それぞれが技術を磨きながらより現場の業務が良くなるよう
試行錯誤してできた成果を皆さまにお届けできればと思います。

講演内容・講演者

テストケースの適正粒度

○昨今のモバイルゲーム市場では複数のプラットフォームでのリリースが行われるケースがとても増えています。
今回我々のチームでは、PC版での新規リリースの検証にあたって必要なテスト観点について、過去の検証時の不具合検出傾向や、市場で発生した不具合などの知見を各社で持ち寄り、適切な粒度感で項目を整理して実際に検証へ適用をしてみました。テストケースの粒度感や観点整理などにお困りの方はぜひご視聴ください。

○ チームメンバー
■ KLab：竹原 佐知
■ サイバーエージェント：北村 亜土
■ サイバード：倉永 淳子
■ グリー：小野 粋哉

リリース時の失敗確率を最小化！ ユーザーの声からネガティブチェックリストを作成

○ ゲーム開発では日々状況が変化し、仕様の調整や実装の変更なども日常茶飯事です。
いざアプリをリリースしてみたらユーザからの不評の声が多かった！そんな経験ありませんか？
我々はQA/CSで連携して、リリース前タイトルに対して過去タイトルでのユーザの声を蓄積した
ネガティブチェックリストを作成し、開発チームへフィードバックする仕組み作りをおこないました。
リリース時の失敗を最小化したい方はぜひご視聴ください。

○ チームメンバー
■ ProVision：出口 健太
■ グリー：山本 幸寛、仁禮 景太、神谷 勇毅

翻訳QAの観点刷新と活用

○ 国内のゲームを翻訳し海外にリリースする際に、翻訳内容に問題がないかの確認が必要です。
昨年からの継続登壇の研究テーマとなります。
昨年は国内のゲームを海外にリリースする際の、翻訳QAのテストにおける認識齟齬の解消を目的に、翻訳QAの業務内容を整理してレベル定義をおこないました。
今回はさらに翻訳不具合発生時の傾向分析や、各国での商標観点についての情報収集をおこない、より高い水準での翻訳QAテストに向けて取り組みを進めました。
これから翻訳QAへ取り組みたい方はぜひご視聴ください。

○ チームメンバー
■ KINSHA：桂 利光、坂口 真悟
■ ダーツライブ：玉置 和宏
■ グリー：福田 圭佑、堀越 雄貴

メンバーの育成

○ どの業界でも人材の育成は永遠の課題だと思います。
現場のリーダー育成でお悩みの方はとても多いと思います。
QAのリーダーとして活躍するにはどういったスキルが必要となるのか？
本研究では、リーダーとして必要な要素を分解して重点強化するための研修フォーマットを作り、
実際にケーススタディを用いての研修を試みました。
少しでも現場リーダーの育成にお悩みの方はぜひご視聴ください。

○ チームメンバー
■ アカツキゲームス：松井 隆史、持田憲佑、泉 亮輔
■ ProVision：田中 慎吾
■ グリー：堀川 祐希

テスト手法の改善・推進

○ 昨今のゲームは人気アニメや漫画を原作としたものが増えてきました。
検知力の高いテスターの思考はどうなっているのか？
我々は熟練度の高いテスターの探索的テスト時の思考パターンを可視化し、一般的なテスターの方々にインプットしてパフォーマンス向上を目指す取り組みをおこないました。
テスターのパフォーマンス向上についてお悩みの方はぜひご視聴ください。

○ チームメンバー
■ ディー・エヌ・エー：花房 輝鑑
■ ProVision：行方 洸二
■ グリー：奥泉 卓也

タイムテーブル

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