ゲームクリエイター熱血道場とは
500作品以上が集まる学生ゲームコンテスト「ゲームクリエイター甲子園」の公式YouTube番組です。
毎回豪華ゲストが「ゲームクリエイター甲子園 2022」に提出されたゲーム作品を実際にプレイ&講評。この番組で取り上げた作品は、2022年12月17日(土)に発表される「ゲームクリエイター甲子園 2022」の総合大賞にノミネートされます。
思わずゲストも唸ったクリエイター渾身の作品をとくとご覧あれ!「ゲームクリエイター熱血道場」は、毎週金曜日21時から配信中!
ゲームクリエイター甲子園公式サイト ▶ https://game.creators-guild.com/gck2022/
作品掲載場所「みんなのゲームパレード」 ▶ https://gameparade.creators-guild.com/
出演者紹介
ゲスト審査員:砂守 岳央(すなもり たけてる )
東京藝大在学中、歌い手プロデュース/ボカロPとしてネット音楽ムーブメントの立役者の一人としてプロ活動を開始する。2013年「覚醒ラブサバイバー」でフライングドッグからメジャーデビュー。同時に、同作品の小説版を電撃文庫からリリース。史上初のアーティストとライトノベル作家同時デビューを果たした。
以降、作家と作曲家の活動を並行しながらジャンルの境目を超えた活動を展開する。2015年から音楽ユニット「未来古代楽団」を結成。スクウェア・エニックス「グリムノーツ」の音楽やコロプラ「白猫プロジェクト」コンサートでの音楽監督・指揮者を務めるなど主にゲーム分野で活動する。
またDJとして2018年、2019年の二年間で「ワールドツアー」と名付けたアニソンステージ行脚を実施。五大陸全てでステージ出演を果たす。
Twitter ▶ @sunamori
YouTube ▶ @YouTube専門学校 – 砂守Specialty
道場主:宮田 大介
ゲームクリエイター熱血道場の道場主。株式会社オルトプラスのゲームアライアンス事業執行役員 兼 ゲームクリエイターズギルド主催。ゲームアライアンス事業部では、ゲーム会社同士のマッチングコミュニティサービスである「ゲームコミューン」や、ゲームクリエイターの相互教育コミュニティである「ゲームクリエイターズギルド」、ゲームのマーケティング事業等、ゲーム業界を活性化するための新規事業の立ち上げを行っている。
副道場主:いそぴー
ゲームクリエイター熱血道場の副道場主。
ソーシャルゲーム黎明期からディレクター、プロデューサーとして数々のIPタイトルを牽引。 現在はゲーム業界専門キャリアコンサルタントとして人材採用、育成に携わる。
GCG公式VTuber:椎名木 るか
Twitter ▶ https://twitter.com/Gamecreators_G
今回初参戦!
自分でゲームを作って大金持ちになることを夢見るVTuber。
「ゲームは面白い、ゲームを作る人はもっと面白い」をモットーに、ゲームクリエイターに役立つ情報をGCG広報として発信するために活動中。ホラゲー大好きネコ派。
週間新着更新ランキング上位に輝いた2作品をご紹介!
「ゲームクリエイター甲子園 2022」に作品を提出し、ゲームジャンルで週間新着更新ランキング上位になった作品を発表します! 総勢656人、124作品の中から選ばれたのはどの作品でしょうか!?
『Gift from the War』 制作チーム:ホルモン
ホラー×アクションゲームの脱出型ゲームです。狂暴な怪物たちが迫りくる洞窟から無事脱出することはできるのか、恐怖と緊張感のあるゲームとなっております。また道中手に入る銃を使うことによって、プレイヤーは新しいアクションができるようになっていたり、今まで倒せなかった敵を倒せるようになったりと、爽快感や成長性もあります。Gift from the Warの独特な世界観を楽しんでください!
ゲームのド頭からすごく雰囲気がありましたね。ランタンの上に方位磁石があって、プレイヤーを動かすと針がちゃんと回るし、細かく作り込まれているなと思いました。ただ実際にゲームをプレイしてみるとバグなどもあったので「今まで倒せなかった敵を倒せるようになったり、爽快感や成長性もあります」というのが感じられませんでしたね。あと、全体的に難易度が高い……! マップも難しいから結構迷っちゃいました。あえてチュートリアルを入れないのであれば、最初に何をすればいいのかをもう少し分かりやすくした方が良いかな。作り手は100%理解できていても、プレイヤーは0の状態から始めるので。ストレスと爽快感、アメとムチのバランスをもう少し整えると良いと思います。とはいえ、ランキング1位になったということで皆さんの期待値はすごく高いですよね。こういうゲームって作るのが難しいですし作り手も少ないので、頑張ってほしいです!
『スライムディストピア』 制作チーム:ゆっくりハヤデビ
◆本作は弟スライムを取り戻すために冒険する、ダークで可愛いスライムアクションRPGです!
◆可愛い見た目に反して物語の闇が段々と深くなり、最弱種族のスライムが、上位種族相手に立ち向かいます…!
◆プレイヤーは様々なスライム達を操作し、種族の理想郷を見届けましょう。
【砂守さんの講評】
面白かったです! 一人で作られたと知ってびっくりしましたね。実際にプレイしてみて、まだまだやり込めそうな感じがしました。それと「ぽよんっ」っていうスライムのSEも良いですね。耳障りが良かったです。
ただ基本の動きである「突進」が少し分かりにくかったかな。至近距離で敵を倒すときに突進にならなかったので、最初は突進することに気づかなかったです。突進すると敵がのけぞる、みたいなアクションがあると分かりやすいかなと思います。
あと、カーソルを回して移動するんですけど、移動しながらじゃないと攻撃できないのが少し引っかかりました。一般的なゲームの操作感とこの作品の操作感に若干の乖離があるので、そこの調整ができると良いんじゃないでしょうか。
砂守さんが推薦した作品とは?
厳選された作品の中からゲスト審査員の砂守さんが推薦した作品がこちら!
『孤独の王子』 制作チーム:ハムちゃんず
魔王に目の自由を奪われた王子をプレイヤーとして操作し物語を楽しむ作品となっております。魔王に与えられた能力「波動」を使うことによって、敵の波動を感じ取ってコントローラーが振動したり、地形を見ることができるようになったりします。波動の力を駆使して物語を読みながら進む3Dアクションアドベンチャーです。
【砂守さんの講評】
こちらもすごく雰囲気のある作品で、作り込みもしっかりされていますね。「目が見えなくなっているけど特殊能力で視界を感じられている」というシチュエーションを上手く表現できていると思いました。
ちょっと気になったことは、セリフの送りが遅いこと。そこはもう少しユーザーフレンドリーになってほしいです。世界観がハードだからこそ、ユーザーフレンドリーにしなきゃいけない部分はあるのかなと思いますね。
サントラ集を聴いて感じた良い点として、自分のやりたいことが伝わる作品だったこと。「作曲」としてはよくできていると思います。ただ惜しい点もあって、打ち込み・編曲・MIXはまだまだやることはあるかな。
「現実の演奏ではこういうことはしない」っていう部分があったり「人間感」が薄かったり。全体的に硬くてごちゃっとしているので、音の整理やMIXにもこだわれるとグッと良くなると思います。
ゲスト審査員賞発表!
いそぴー:決め手は何でしょうか。
砂守:ずばり、面白かったからです! 今回の三作品ともゲームの世界観の表現ややりたいことが全部できているので、そのうえで「ゲームを楽しめた」と感じたのが『スライムディストピア』でした。
本内容はこちらからご覧いただけます。
今週のED曲「♪stage07/孤独の王子 BGM集」
7月29日(金)の放送で使用されたED曲は、孤独の王子 BGM集より「stage07」でした。今後の放送でも「ゲームクリエイター甲子園」に応募された作品から様々な曲をご紹介するので、そちらもどうぞお楽しみに!
砂守さんからのお知らせ
砂守:私「YouTube専門学校」というYouTubeをしておりまして、去年から始めてジリジリと伸びてはいるんですが、まだ収益化までは至っておりません……。ぜひこちらのチャンネル登録をお願いいたします!
あともう一点、未来古代楽団から新譜が発表されました。先日のコミケで出展させていただいたんですが、ぜひこちらの方もチェックしていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします!
▼詳しくは、砂守さんのツイートをチェック!
#未来古代楽団 #C100 新譜クロスフェードです。
「忘れじの言の葉」(未来古代楽団 feat.安次嶺希和子@__Kurara_
)※オケ含め完全新録
「エデンの揺り籃」(未来古代楽団 feat.Lucia @Luciaaa_Sings
)※書き下ろし新曲
8/13土西ね22a「ProjectTRI」 pic.twitter.com/L3HrktylGm— 砂守岳央 Taketeru Sunamori 未来古代楽団 (@sunamori) August 5, 2022
こちらの記事もチェック!「クリエイターに読んでほしい本」をインタビューしています。
GameDesignLabから濱村 崇氏が9月7日Gather登場!【GC甲子園 2022 熱血道場 #10】
ゲームクリエイターをはじめとしたゲームに関わる/関わりたい人たちが、プロ・アマチュア/学生・社会人/企業間など、あらゆる垣根を越え「学び合い」「語り合い」「教え合う」ゲームクリエイターのための拠点(ギルド)です。
※現役ゲームクリエイターやゲーム企業を目指す学生が約5500人参加しています。(2022年12月現在)
スキルや知識を学びゲームクリエイターとして成長・活躍し続けたい、同じ業界にいる仲間と市場の動向や技術についてなどの交流したい、日本のゲーム業界・職業自体の価値を上げ今より良い環境を作っていきたい……。そんなゲームを愛する人たちの未来に、必要な情報や機会を提供します。
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