2019年11月30日に開催された「ゲームクリエイターズギルドEXPO2019」にて実施したゲーム業界志望就活生向けセミナー「ゲーム業界攻略、就活まずはここから」のレポート記事が公開されました。
ここでは、一部抜粋して内容をお届けします。詳細は上記のリンクから元記事にお進みください。
就活の準備、そもそも就活って何からするんだろう。
「あなたは何をやりたい人？」
「将来、何をめざしたい？」
「どうしてゲーム業界、その会社で働きたい？」
これを答えられる人はだいたい大丈夫、とのこと。
これから就活を考える人や就活年次ではない人はゆっくり向き合いたい問い掛けですね。
この3つがゲーム業界に入るにあたって重要になるよ～
ゲーム業界の仕事について知ろう
業界をデバイスで分けるとコンソール・アーケード・ブラウザ・モバイルの4つがあるとのこと。
普段遊んでいるからイメージしやすいですね！
さらにゲーム関連として4つのカテゴリー分けをするとデバイス・プラットフォームパブリッシャーデベロッパーイラスト・シナリオ・SES・QA・CSなど
スクウェア・エニックスやセガ、バンダイナムコなどがパブリッシャーにあたる会社で、ゲームの企画・開発もするけれど、ゲームを流通させる仕事もあるイメージだよね、とのこと。
デベロッパーについてはパブリッシャー側の仕事をやることもあるが、ゲームの仕事を受けて開発をする会社。ゲームフリークやトーセなど。
他にもイラスト・シナリオを専門に作っている会社さんやデバッグなどを専門とする会社もある。
職種についてはデザイナーやプログラマー、プランナーと一言で言っても、そこからさらに2D/3Dやクライアント/サーバー、新規/運用など分かれており、ますます自分がやりたいことに近いのはどっちかなと想像することができますね！
新卒に求められるスキルについてはそれぞれ志望職種で共通しているのが”基礎”とのこと。基礎画力、数学の理解、基礎学力にあたるそうです。
何か突出したスキルがないとダメなのかなと思ってしまいがちですが、基礎がしっかりと身についていることが大切なんですね！
キャリアパス？キャリアパスとは
人生を通してどういったキャリアを積んでいくのかということ。
ゲーム業界でのキャリアパスは新卒で現場に入ってどんどんレベルが上がっていって大きく分岐していくとのこと。
①会社の経営をしていく人
②ゲーム開発の責任者となっていく人
③スペシャリストとして現場で一番の職人となっていく人。
どこでどんな分岐点があって、自分たちはどう進んでいきたいかまだまだ想像つきませんが、お仕事の大枠は見えてきましたね！
選考フロー？
どんな風に新卒採用されるのか、実際に公開されているフローから説明！
◎書類選考➭筆記試験➭作品選考➭面接
どんなに絵が上手くても、エントリーシートを突破しないと会社によっては絵も見てもらえないよ、とお話がありました。
その理由として「自己分析ができていない」とエントリーシートで落ちてしまう！
そこで落ちてしまうと作品すら見てもらうことができないかもしれない……
エントリーシート？
学校生活で取り組んだことなど「自分の言葉」で書くのがポイント！
よく宮崎さんが就活生に聞かれる質問として「ボランティア経験」「サークルのリーダー」などのキラキラしたことをやっていないとダメかと聞かれるが、宮崎さんはそういったことは見ていないという。
どれだけしつこく絵を描いてきたのか、どれだけマニアックな本を読んできたのかなどその子らしい独特なことが書いてあってもいいんだよ、と。
自分をよく知り、自分の魅力を言葉で伝えるというのがエントリーシートに必要な要素なんですね。
ゲーム業界 独特な話
宮崎さん曰くゲーム業界はプロスポーツの世界に似ているとのこと。
どうしてプロスポーツ？ どういうことなんでしょうか。
プロ野球を例にお話いただきました。
プロ野球であれば、最初の入団の段階で野球が出来ないといけない。
でもプロになって活躍したら他のチームへ移ったり、メジャーに挑戦したりもできる。
最初に行きたいチームに入れなくても自分の活躍次第でやりたいことに近づいていけるというのはゲーム業界でもあり得ること。
そう考えると他の業界と違ってゲーム業界ならではという感じですね！
ゲーム業界は就活がうまくいかなくてもとにかくプロになればチャンスがあるとのこと。
プロになってからは自身のキャリアと向き合っていくことが大切！-結論-
自己分析と企業研究が大事
スタートダッシュしよう！