ごきげんよう、毛玉です。『ヒプノシスマイク』のアニメを観ていると穏やかな我が家の子犬が吠えて困っています。
これがヒプノシスマイクの力か。
さて、コロナはついに第三波到来と言われ、経済状況への影響も見えてきました。
打撃を受けている航空業界では22年新卒採用を行わない企業もあり、就活への不安が高まりますね。
会社は日々、収入・支出を記録・管理しており、一定期間の利益や損失を計算しすることを決算といいます。
上場企業であれば、決算の内容を投資家に公開するので誰でも会計資料を確認することができます。
つまり、決算がわかれば会社の経営状況がわかるんです。
セガサミーホールディングス
業界に激震が走ったニュース。セガのゲームセンターを、セガグループが他社に譲渡。
”セガ ”の名称は残るそうですが、アーケード開発しているゲーム会社がゲームセンターを手放すのはかなり大きな判断です。
ゲームセンターのようなリアルの遊び場は、それだけコロナの影響は大きかったと言えます。
2020年11月4日に発表された、セガのゲームセンター運営からの撤退。ゲームファンからすると衝撃のニュースだったが、この…
そして決算。
遊技機・リゾートは赤字。ゲームなどのエンタメ領域は黒字ですが、ゲームセンター運営・UFOキャッチャー開発などのアミューズメント分野、映画公開延期等で映像・玩具分野は不調でした。
これに対し、前述のゲームセンター譲渡、グループ全体で650名の希望退職（リストラ）募集などを行い、利益改善を目指すようです。
セガサミーホールディングス<6460>は、11月6日、2021年3月期の第2四半期累計（4～9月）の連結決算を発表、売上…
カプコン
デジタル販売が好調で黒字です！『バイオハザード RE:3』『モンスターハンターワールド：アイスボーン』など新作・既存タイトルが硬く売れている模様。
ゲームセンター運営は赤字、遊技機は黒字ながらも大幅に利益を下げていますが、ここをデジタルゲーム領域がカバー。
今後の予測も、大きく変更なしとのことなので、順調にゲームタイトルが売れればあまりゲームセンター・遊技機の不調は全体に影響ないようです。
カプコン<9697>は、10月29日、2021年3月期の第2四半期累計（4～9月）の連結決算を発表、売上高420億590…
スクエニ
デジタルゲーム絶好調で大幅売上アップ。自社開発だけでなく『ドラゴンクエストウォーク』などのライセンスアウトも好調。『タイトーステーション』のゲームセンター運営はやはり赤字ですが、メイン事業の利益と「マンガUP！」など出版事業の成長でこちらもカバーできそうです。
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>の9月中間の連結決算は、売上高1727億3100万円(前年同期比43…
バンダイナムコホールディングス
結果黒字でしたが、減収減益となりました。
自社タイトルやライセンスアウトが好調な印象だったので意外でしたが、やはりリアルエンタメ領域が不調です。
近所にあったのに一度も行かなかった「マザリア」も閉場するなどゲームセンター・アミューズメント施設運営、ライブイベントの中止などがマイナスになっています。
今後の見通しは減収減益になるも、黒字に落ち着く見込みです。
バンダイナムコホールディングス<7832>は、この日(11月6日)、9月中間期の連結決算を発表し、売上高3371億220…
コナミホールディングス
『遊戯王』やスポーツ系ゲームタイトルが好調です。意外にeスポーツも盛り上がりました。
しかしながらスポーツクラブ・遊技機でマイナス。
黒字ではありますが、対策しながらのスポーツクラブ運営は今後しんどそうですね。
コナミホールディングス<9766>は、11月5日、9月中間期の連結決算(IFRS)を発表し、売上高1160億7200万円…
DeNA
「ゲーム」だけの会社ではないですが、ゲーム事業・野球などのリアルエンタメ事業のある会社なので取り上げてみました。
ゲーム事業は既存タイトルが好調。あまり新作やヒットタイトルの印象がなかったので、これはおこもり需要ですね。
やはり野球はマイナス。再開したものの観客数を抑えての運営なのでなかなか利益が見込めません。
ストリーミング事業が伸びてますね。これまで投資フェーズだったのに、ライブ配信「ポコチャ」が伸びました。コロナならではです。
ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、この日(11月10日)、2021年3月期の9月中間期の連結決算(IFRS)…
デジタルゲームは好調
リアルエンタメは冬の時代
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