次回、5月8日にボードゲームイベントを開催します♪

無心で遊んだゲームで世界一!? 3DCGデザイナー志望  花城詳氏にインタビュー!

学生クリエイターにフォーカスしたインタビュー企画!
― 学生クリエイターがどんなことを考えて、何に熱中しているのか。―

今回は日本電子専門学校の花城詳さんにインタビューを行いました。
CGデザイナーを目指している花城さんはどんな思いでゲーム業界を目指すのでしょうか。

 

ハードサーフェスが得意

― 自己紹介をお願いします。

花城日本電子専門学校に所属している花城詳です。よろしくお願いします。

― 簡単に経歴を教えてください。

花城専門学校へ入学するタイミングに沖縄から東京に引っ越してきて、CGの勉強をさせていただいています。

― どうしてこの専門学校に入ろうと思いましたか。

花城ゲームや映画のCGの表現がすごくて、そういうのにちょっと興味があったので入ってみました。

― 映画の方も興味があるんですね。自分の作ったゲームを何かに出展したことはありますか。

花城ゲームは作ったことがなくて、CGだけに特化してる感じです。

― CGでもコンテストとかはあるんですか。

花城学内では進級制作発表会にクラス内からは選出されましたが、学内全体からはうーん…って感じですね(笑)

― でも選ばれたのはいい評価だったんじゃないですか。

花城動く仕組みをリグというんですが、そのリグのことは結構皆からは褒められたりしました。

― 自分でも「俺が1番良かったな」と思っていますか。

花城(笑)。モデリングっていう「もの」自体は他に上手い人もいるんですけど、リグや動く仕組みに関しては、自分が1番良かったんじゃないかなとは思っています。

― 強みや実績はなんでしょうか。

花城強みはハードサーフェスという車や機械などのモデリングとか、あとはリギングという動く仕組みを作ることは好きです。

花城くんの作品

― CGの工程はどんなところが好きですか。

花城 好きなのはテクスチャ作って、それに色が乗ると作ったモデルがめちゃくちゃ映えるんですよね。そういうのがめちゃくちゃ好きです「ちゃんと作れたぞー!」という感じで。リグもちゃんと動けば楽しいんですが、苦節が結構あって動くまでに細かい作業があります。でもその分完成したときは本当に嬉しいです。

― 具体的に今まで作った作品で大変だったことはありますか。

花城動く仕組みを作るのがすごく大変でした。ジョイントという骨をどこにつけるかのも苦労したし、エクスプレッションというプログラミングのようなものを使って作りました。ネットで動く計算式を引用して作ってみましたが使っているソフトに合わなくて、変な方向に行ったり、バグがあったり、それを直す作業は苦労しました。

― CG大変ですね。

花城はい、そうですね。

― 苦手なことは何ですか。

花城キャラクターモデリングが全くで。人に興味が持てないというのがあります。

― 人間、難しいのかな。

花城人間が難しいのもありますが、完全に好みが分かれるじゃないですか。だからどう作ればいいのかというのも……。

 

自分を見つめ直して見つけたやりたいこと

― これまでに辛かったことを教えてください。

花城自分は1度浪人しています。そのときに「自分は何が好きなんだろう」と、自分のことを見つめなおす機会になったと思います。今は全く後悔しないですが、時間は失われたなぁという感じはあります。

― 浪人したのは大学に入りたかったからですか。

花城何となく大学を目指していただけなので、勉強とか全く身に入らなかったです。その分今はめちゃくちゃ楽しいです。やりたいことを出来ている感じがします。

― 浪人の時は沖縄にいましたか。

花城沖縄です。やっぱり環境ってヤバイというのを痛感しました。何事にも環境がすごく大事だな、と。近くの国公立が琉球大学という所しかなくて、意識がそこに向きませんでした。周りの意識の差もありました。「センター試験って何なの?」という学生の方が大多数なんですよね。

― 沖縄にはゲームの専門学校はありませんでしたか。

花城沖縄は検討に入れていなかったですね。

―なるほど、もう東京に行くぞと。

花城沖縄でゲーム会社といっても、選択肢がないじゃないですか。だからまだ東京に出て来た方が選択肢が多いので、浪人時代の反省点を活かして環境を取りました。

― 浪人したけど進学先は大学ではないじゃないですか。勉強もしていましたか。

花城勉強していましたが、何が1番好きなのかを考えたときに、学生の頃に先生の依頼でクラスの写真を撮って、その編集作業を任されていました。その作業が楽しかったので、CGも面白そうだなと思いました。CGに興味を持って、学べる大学を探しましたが私立でした。浪人をしてしまって両親に迷惑をかけたということもあって、専門学校で2年勉強して、就職して技術を身に着けたいと思って専門学校を選びました。

― もしお金が関係なかったら大学に行っていましたか。

花城いや、専門学校に行っていたと思います。当時、周りに置いていかれてることに焦っていて、早く手に職をつけたいなと思って専門学校を選んでいたと思います。

無心で遊び続けた結果の世界一

― 趣味でありえないくらい突き詰めてるものはなんですか。

花城もうApple Storeにないゲームなんですが、スマホゲームの『スリーカーズ』という玉避けゲームです。来たものを避けて物を取るゲームを遊びすぎてスコアが世界1位になっていました(笑)。

― 世界1!?

花城でも15000人くらいしかやっていなかったゲームなんです。

― でも1位だよね。

花城1位です。

― コツをつかんだら誰でも1位になれるゲームでしたか。

花城多分やったら誰でも1位になれるゲームで、どれだけ集中して余計なことを考えないで進むか。

― どのくらいやりましたか。

花城もう青春を忘れてそれをやってたって感じです(笑)。

― すごいね。何がそんなに良かったんですか。

花城何だろう(笑)。虚無になれるところですかね。無心になって遊べる感じが。

― 無心になれるってどういうことですか。

花城自分は考えることが好きなので、考えながら遊んでいたらいつの間にか世界1位まで上り詰めていました。

― 考える要素もあるんですね。

花城いや、ないですね(笑)。脊髄反射で指を動かして、頭では「あ~」みたいな感じのことを考えながらやっていました。

― 1位の景色はどうでしたか。

花城達成感とか正直あんまりないです。やり続けていたら「あっ抜いてる…」という感じで。後々じわじわ達成感が来ました。

― 「1位になってやる!」という意気込みでやったわけじゃないんですか。

花城そうですね。

― 1番好きなゲームの魅力を教えてください。

花城『ニーアオートマタ』と『十三機兵防衛圏』とかが好きです。シナリオやゲームの雰囲気、あと音楽など全てが良いゲームなんですよね。そういうのを見ているとゲームって何か1つでも欠けたらいけないものだと思います。

― どんなところが良かったですか。

花城リアリティを追及してるところです。ご都合主義じゃないところが好きです。『ニーアオートマタ』だと途中で主要キャラが亡くなってしまいます。そこにもストーリーとして今まで積み重ねてきた因果があって、そういうところはものすごく楽しくて、面白いです。

― デザイナーとしてどこのステージが1番好きですか。

花城森の国や城のところ、壊れた遊園地が好きです。自然の中で生きている機械生命体のコミュニティの感じがすごく好きですね。

― 廃墟とか好きなんですか。

花城廃墟は好きですね。

― 背景を写真に撮って実際に自分で作ってみたことはありますか。

花城あります。でもどこまで細密に作るか難しいです。細密にしすぎると時間がかかってしまって、完成しなくなってしまうので。

― 何かをいつも参考にして背景とか作っているんですか。

花城何か参考にするものがないと自分の頭だけで組み立てるのはものすごく難しいです。実際にあるものを参考にして作っています。

― 好きなコンテンツの魅力を語ってください。

花城アニメだと『ギルティクラウン』です。主人公の葛藤が見れてものすごくいい作品なんですよね。

― 世界観がしっかりしてる作品とかが好きなんですね。

花城そうですね。

― それは何でだと思いますか。

花城高校の頃はご都合主義とかも好きでしたが、浪人が決まって現実に直面したんですよね。勉強しないでだらだらしていましたが、そんな中で自分自身について色々と考えました。だから世界観をものすごく重視して生きています。

― 最近、心を動かされたエピソードなどありますか。

花城Amazon Primeで『オートマタ』という映画を見ました。人類が廃れた世界で機械と人がいて、機械は人に順守するプロトコルがある世界で、機械が自分でプロトコルを外すことについてどう判断するか。『ターミネーター』は戦争を起こすじゃないですか。でも『オートマタ』では反逆しないで、それでも「人と争うな」と言い続けるんです。そこの違いが面白かったです。

大作に携わりたい将来

― 将来的に、職種的にはどういう職業になりたいですか。

花城背景モデラ―とあとセットアップも出来る人間になりたいです。

― 将来はどうなりたいですか。

花城大作とか言われるゲーム制作に携わりたいです。

― どういうイメージですか。

花城『ニーアオートマタ』がものすごく好きで、クレジットに入れたらなって思います。

― 人間的には将来どういう人間になりたいですか。例えばめっちゃお金を稼ぎたいか、めっちゃ有名になりたいか、技術で褒められる人になりたいなど。

花城技術で褒められる人になりたいですね。

― それは有名になるのとは違うのかな。

花城そこまで有名にはならなくてもいいんで(笑)。一定の技術量を褒められたいです。

― 自分で満足するぐらいにはなりたいって感じですか。

花城そうですね。

― 自己PRをお願いします。

花城自分は背景モデリングとセットアップが得意で、動かす仕組みを作れます。浪人をしたことで自分を見つめなおす機会になり、どうして自分が勉強をしないのか、めちゃくちゃ頑張っている人との違いは考えた結果、やる気の違いだと思っています。自分の興味のある分野、得意な分野に進むのが1番自分が幸せになる近道だ、と思ったのでCG業界に志望しました。

― ありがとうございます。

note(ノート)

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